2021年

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2021年8月17日

報道関係各位

MSD株式会社

 

この参考資料は、Merck’s KEYTRUDA® (pembrolizumab) Significantly Prolonged Recurrence-Free Survival (RFS) Compared to Placebo as Adjuvant Therapy for Patients With Stage II Resected High-Risk Melanoma in Phase 3 KEYNOTE-716 Trial の日本語訳であり、内容や解釈については英語が優先されます。適応症と安全性情報も米国のものであり、日本国内の情報ではありません。

KEYTRUDA®は、日本ではキイトルーダ®として、悪性黒色腫、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫、がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌、がん化学療法後に増悪した進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する固形癌(標準的な治療が困難な場合に限る)注)、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌、がん化学療法後に増悪したPD-L1陽性の根治切除不能な進行・再発の食道扁平上皮癌に対する効能又は効果で承認を取得しております。   注) 条件付き早期承認対象


参考資料

KEYTRUDA®(ペムブロリズマブ)、第3相KEYNOTE-716試験で
II期の切除後高リスク悪性黒色腫に対する術後補助療法として
プラセボと比較し無再発生存期間(RFS)を有意に延長

データに基づき、米国FDAの優先審査対象に指定


2021年8月5日 ニュージャージー州ケニルワース―Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は本日、抗PD-1抗体のKEYTRUDA®を評価する第3相KEYNOTE-716試験において、外科的切除後の高リスクII期悪性黒色腫に対する術後補助療法が主要評価項目の無再発生存期間(RFS)を達成したことを発表しました。中間解析において、対象患者に対する術後補助療法としてKEYTRUDA®の単独療法をプラセボと比較したところ、統計的に有意で臨床的に意味のあるRFSの改善が認められました。新たな安全性の懸念は認められませんでした。この結果は今後の主要な学会で発表します。得られたデータに基づき、完全切除後のIIB期またはIIC期悪性黒色腫の成人患者および小児患者(12歳以上)の術後補助療法としてKEYTRUDA®の生物製剤承認一部変更申請(sBLA)が米国食品医薬品局(FDA)に受理されました。この申請はFDAの優先審査品目(Priority Review)に指定され、処方薬ユーザーフィー法(PDUFA)の審査完了予定日が2021年12月4日に設定されました。

UPMC Hillman Cancer CenterのCancer Immunotherapeutics Centerディレクター、Jason Luke博士は、「KEYNOTE-716試験は高いアンメットニーズが存在するIIB期およびIIC期の悪性黒色腫に限定して術後補助療法を評価する初の第3相試験です。KEYTRUDA®のがん免疫療法の適応を早期の悪性黒色腫に拡大することで、完全切除後の経過観察のみの場合と比較して、高リスクのII期患者さんの再発リスクを低下させる機会となります」と述べています。

当社研究開発本部のシニアバイスプレジデントでグローバル臨床開発責任者、チーフメディカルオフィサーのRoy Baynes博士は、「当社では、がんの早期治療を可能にしていく革新を進めており、この重要な研究分野でのデータを蓄積しています。II期悪性黒色腫は多くの場合、手術後のがん再発の高いリスクがあります。今回のデータは患者さんにとって重要なマイルストーンであり、当社はデータを可能な限り速やかに医学界に提供していきたいと考えています。この重要な試験に参加してくださった患者さんや治験責任医師の皆さんに感謝します」と述べています。

当社はKEYTRUDA®により、悪性黒色腫患者さんにとって意味のある治療の進歩を目指し、広範な臨床開発プログラムを通して皮膚がん研究を推進してまいります。KEYTRUDA®は切除後III期悪性黒色腫の術後補助療法の重要な選択肢として確立されており、EORTC1325/KEYNOTE-054試験の結果に基づき、90カ国以上で承認されています。またKEYTURDA®は切除不能または転移性悪性黒色腫の治療薬としても世界中で承認されています。

当社は早期段階の治療においてKEYTRUDA®を評価する広範なプログラムを進めており、約20件の承認申請に向けた試験が進行しています。KEYNOTE-716試験は4種類のがん(悪性黒色腫、腎細胞がん、トリプルネガティブ乳がん、 筋層非浸潤性膀胱がん)の早期例で確認されているこれまでのデータに加わるものです。

KEYNOTE-716について
KEYNOTE-716試験は完全切除後の高リスクII期悪性黒色腫患者に対する術後補助療法としてKEYTRUDA®を評価する2パートで構成される無作為化第3相試験(ClinicalTrials.gov, NCT03553836)です。試験には12歳以上の患者954名を登録しました。主要評価項目はRFSで、副次評価項目は無遠隔転移生存期間、全生存期間、安全性、QOLでした。

この試験のパート1は二重盲検で実施され、成人患者は3週間ごとに最長で17サイクル(約1年)、KEYTRUDA® 200mgを静脈内投与する群とプラセボ(生理食塩水)を静脈内投与する群に無作為に割り付けられました。小児患者は3週間ごとに最長で17サイクル(約1年)、KEYTRUDA® 2mg/kg(最大200mg)を静脈内投与する群とプラセボ群に無作為に割り付けられました。

この試験のパート2は非盲検下で実施され、適格な成人患者および小児患者にKEYTRUDA®を最長で35サイクル(約2年)追加投与しました。パート2の適格基準は、プラセボ投与後またはKEYTRUDA®の17サイクル(約1年)終了後に再発した患者で、KEYTRUDA®群については、治療終了後6カ月以内に再発が認められなかった患者とされました。


悪性黒色腫について
悪性黒色腫は皮膚がんのうち最も深刻なもので、色素産生細胞の増殖が制御困難になるのが特徴です。この数十年間、悪性黒色腫の罹患数は増加の一途をたどっており、2020年には世界で325,000人近くが新たに悪性黒色腫と診断されました。皮膚がんは米国で最も診断数の多いがんの一つで、悪性黒色腫は皮膚がんによる死亡の大半を占めています。米国では2021年に106,000人以上が新たに悪性黒色腫と診断され、7,000人以上が死亡すると推定されています。


KEYTRUDA®について
KEYTRUDA®は、自己の免疫力を高め、がん細胞を見つけて攻撃するのを助ける抗PD-1抗体です。KEYTRUDA®はPD-1とそのリガンドであるPD-L1およびPD-L2との相互作用を阻害して、がん細胞を攻撃するT リンパ球を活性化するヒト化モノクローナル抗体です。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は業界最大のがん免疫療法臨床研究プログラムを行っており、現在1,500を超えるKEYTRUDA®の臨床試験を実施し、幅広い種類のがんや治療セッティングを検討しています。KEYTRUDA®の臨床プログラムでは、さまざまながんにおけるKEYTRUDA®の役割や、KEYTRUDA®による治療効果が得られる可能性を予測する因子について模索しており、さまざまなバイオマーカーの模索も行っています。


KEYTRUDA®用法・用量・安全性情報について
用法・用量・安全性情報など一部情報は米国のもので、日本の情報ではありません。詳しくは当社英文リリースをご参照ください。

https://www.merck.com/news/mercks-keytruda-pembrolizumab-significantly-prolonged-recurrence-free-survival-rfs-compared-to-placebo-as-adjuvant-therapy-for-patients-with-stage-ii-resected-high-risk-melanoma-in/


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.のがん領域における取り組み
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.では、画期的な科学を革新的ながん治療薬に変換して世界中のがん患者さんを助けることに取り組んでいます。当社のオンコロジー事業にとって、がんと闘う人々を助けることは私たちの情熱であり、がん治療薬へアクセスしやすくすることは私たちの責任です。また、がん領域における取り組みの一環として、医薬品業界で一二を争う急成長を遂げている開発プログラムにより、30種類以上のがんに対するがん免疫療法の可能性を模索しています。また、引き続き戦略的買収を通じてポートフォリオを強化し、進行がんの治療を改善する可能性をもつ有望ながん治療薬候補の開発を最優先に進めています。当社のオンコロジー臨床試験について詳しくは、当社ウェブサイトをご覧ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は130年にわたり、人々の生命を救い、人生を健やかにするというミッションのもと、世界で最も治療が困難な病気のために、革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。また、多岐にわたる政策やプログラム、パートナーシップを通じて、患者さんの医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。私たちは、今日、がん、HIVやエボラといった感染症、そして新たな動物の疾病など、人類や動物を脅かしている病気の予防や治療のために、研究開発の最前線に立ち続け、世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指しています。詳細については、当社ウェブサイトTwitterFacebookInstagramYouTubeLinkedlnをご参照ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述
このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行の影響、医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.に関するForm 10-Kの2020年度年次報告書および米国証券取引委員会(SEC)のインターネットサイト
www.sec.gov)で入手できるSECに対するその他の書類で確認できます。


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MSDについて
MSD(Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が米国とカナダ以外の国と地域で事業を行う際に使用している名称)は、130年にわたり、人々の生命を救い、人生を健やかにするというミッションのもと、世界で最も治療が困難な病気のために、革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。MSDはまた、多岐にわたる政策やプログラム、パートナーシップを通じて、患者さんの医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。私たちは、今日、がん、HIVやエボラといった感染症、そして新たな動物の疾病など、人類や動物を脅かしている病気の予防や治療のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDは世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指しています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)やFacebookTwitterYouTubeをご参照ください。