環境への取り組み

MSDでは、グローバル規模で環境目標を設定し、持続可能な社会の実現のために日々努力しています。

環境目標

当社は持続可能な社会の実現のために環境目標を設定しています。

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ゴール

水使用量を2025年まで2015年同等に維持します。

気候
ゴール

温室効果ガス排出量
温室効果ガス排出量(scope1+2)を2025年までに2015年対比40%削減します。

再生可能エネルギー
再生可能エネルギー由来の電力使用率を2025年までに50%にします。
再生可能エネルギー由来の電力使用率を2040年までに100%にします。

廃棄物
ゴール

廃棄物の埋立率および熱回収のない焼却率を2025年まで20%未満にします。

環境への影響の低減

妻沼工場では、温室効果ガス、取水量、廃棄物量の継続的改善に向けて、日々取り組んでいます。

温室効果ガス排出量(Scope1+2)

妻沼工場では電力および天然ガスを主なエネルギー源として使用しており、それらのエネルギー源から発生する温室効果ガスの発生量をモニタリングしています。
※CO2排出係数はArgonne National Laboratory's GREET Model (https://greet.es.anl.gov/)から引用しています。

温室効果ガス排出量(Scope1+2)(kT CO2e)

水使用量

妻沼工場では市水および地下水を取水源として使用しており、それらの合計値である水使用量をモニタリングしています。

水使用量(1000m3)

廃棄物発生量

妻沼工場では生産活動によって生じた廃棄物量を管理しており、発生量の継続的改善に向けて取り組んでいます。また、廃棄物の埋め立て量ゼロを2012年より達成・維持しています。

廃棄物発生量(T)

埼玉県地球温暖化対策計画書

埼玉県地球温暖化対策推進条例に基づき、地球温暖化対策計画書を公表しています。

(1)事業者用
(2)事業所A用
(3)事業所C用

 

工場周辺を流れる新奈良川
工場周辺を流れる新奈良川

環境管理

MSDでは水の環境管理基準を定めており、各拠点はこれに基づいて地域の流域に対する事業の影響評価やコンプライアンスの確保、水収支の管理、水の使用方法および排水水質の継続的改善に努めています。

EQC (Environmental Quality Criteria) program

MSDでは排水先の流域における医薬品有効成分(API)の潜在的な人々への健康と環境への影響を評価する独自の環境品質基準(EQC)プログラムを導入しています。この基準は、厳格な製品規制申請のレビュープロセスに従って確立された基準に基づいています。各拠点はEQC基準を使用して以下の管理を実施します。

  • 科学に基づく、業界で受け入れられているリスク評価方法を使用し、事業活動における潜在的なリスクを評価します。
  • 地域の流域への排水による環境の影響を最小限に抑えます。
  • 必要に応じて、排出の前に排水中に含まれるAPIを管理、処理、または制御するための手順を確立します。
排水処理施設
排水処理施設

環境への貢献

妻沼工場では環境への貢献として、さまざまな活動に取り組んでいます。

-エコキャップ活動

妻沼工場では2016年よりエコキャップ活動(ペットボトルキャップの回収)に参加しており、2019年末までに1,172kgのCO2削減および小児麻痺のポリオワクチン140人分の寄付に貢献しました。

-地域清掃活動

MSDではNPO法人熊谷の環境を考える連絡協議会(くまかんれん)の活動を2018年より支援しています。
くまかんれんが開催する「荒川の恵みと熊谷を考える集い(河川敷清掃活動)」などの環境保全活動に、妻沼工場を含むMSDの社員が参加しています。

地域清掃活動