会社沿革

サイエンスを基盤に積み重ねてきた実績をもとに、私たちは今、すこやかな未来を目指してさらに前進していきます。

MSDは、1891年の創業以来130年にわたり、人々の生命を救い、生活を改善する革新的な医薬品とワクチンを開発し提供することに全力で取り組んできました。米国本社創業者の息子、第2代社長のジョージ・ W・メルクの言葉にある「医薬品は人々のためにあるのであり、利益のためにあるのではないことを決して忘れてはならない。利益は結果として得られるものである」を基本理念に、優れた医薬品やワクチンが世界を変えると信じ、事業を展開してきました。

日本においては、1915年、岩垂亨が梅毒の治療薬の合成に成功し、万有製薬株式会社の祖となる萬有合資会社を創立。その後、1952年にMerck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.と販売提携を結び、2004年に同社の完全子会社となりました。さらに、2010年には万有製薬株式会社とシェリング・プラウ株式会社が統合して現在の「MSD株式会社」が発足し、グローバルで展開する卓越した科学力をさらに活かして、より幅広い疾患領域において日本の患者さんに貢献することができるようになりました。

現在もMSDは、人々の生命や生活を脅かしている病気の予防や治療のために、サイエンスの最前線に立ち続けています。今日まで連綿と受け継がれてきた医薬品やワクチン開発の実績を基盤に、これからも、世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指し、すこやかな世界の実現のため医療に貢献してまいります。