シタグリプチンの知的財産権保護に関する訴状と仮処分申請を提出

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2023/10/26 15:00 Asia/Tokyo

報道関係各位

MSD株式会社

MSD株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:カイル・タトル、以下「MSD」)は本日、米国本社Merck & Co., Inc., Rahway, N.J., USA (本社:米国ニュージャージー州ローウェイ)の関連会社Merck Sharp & Dohme LLC(以下「MSD関連会社」)が、沢井製薬株式会社(本社:大阪市淀川区)とメディサ新薬株式会社(本社:大阪市淀川区、以下「メディサ新薬」)に対し、メディサ新薬によるシタグリプチン製剤の製造販売に関する特許侵害訴訟および仮処分申請を、2023年10月6日に東京地方裁判所に提起したと発表しました。MSD関連会社は、同社が保有する特許JP3762407に関して訴状を提出しました。

当社のサイエンスとテクノロジーによって、世界初のDPP-4阻害薬であるジャヌビア®は開発・発売されました。これは、成人の2型糖尿病患者さんにとって重要な進歩でした。このようなイノベーションは、当社のような研究開発型の医薬品企業が、研究開発への投資を継続することを可能とする、確固たる創薬エコシステムの構築に貢献しています。

日本でシタグリプチンのジェネリック医薬品の承認を取得(もしくは申請)したと報道されているジェネリック企業と当社の間にライセンス契約や許諾は存在しておりません。当社は、ジャヌビア®(シタグリプチン)のすべての剤形のさまざまな側面をカバーする単数又は複数の特許が有効であると確信しています。

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MSDについて

MSD(Merck & Co., Inc., Rahway, N.J., USA.が米国とカナダ以外の国と地域で事業を行う際に使用している名称)は、最先端のサイエンスを駆使して、世界中の人々の生命を救い、生活を改善するというパーパスのもとに結束しています。130年以上にわたり、重要な医薬品やワクチンの発見を通して人類に希望をもたらしてきました。私たちは、世界トップクラスの研究開発型バイオ医薬品企業を目指し、人類や動物の疾患予防や治療に寄与する革新的なヘルスケア・ソリューションを提供するために、研究開発の最前線で活動しています。私たちは、多様かつ包括的な職場環境を醸成し、世界中の人々と地域社会に、安全で持続可能かつ健康な未来をもたらすため、責任ある経営を日々続けています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)やFacebookYouTubeをご参照ください。