子宮頸がん予防啓発キャンペーン 『今、はじめよう 子宮頸がん予防。』をテレビやオンラインで展開

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2022/05/13 00:00 Asia/Tokyo

報道関係各位

MSD株式会社

MSD株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:カイル・タトル、以下MSD)は、子宮頸がん予防啓発活動の一環として、10代~20代の女性、および10代の娘さんを持つご家族の方に対して子宮頸がん予防の重要性を知っていただくため、『今、はじめよう 子宮頸がん予防。』をテーマに、テレビやオンラインを通じた啓発キャンペーンを2022年5月16日(月)から展開いたします。

子宮頸がんは、子宮の入り口である子宮頸部にできるがんで、日本では、毎年1万人以上が新たに子宮頸がんと診断され、年間約2,900人が亡くなっています1。子宮頸がんの原因の90%以上がヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によるものといわれています2。子宮頸がんは、早期に発見できれば、命や子宮を守ることのできる病気ですが、就労や結婚、出産、子育てなど、女性にとって大きなライフイベントを迎える時期での発症率が高いため、10代からのHPVワクチン接種による予防と、20歳からは定期的な子宮頸がん検診(2年に1回)を受け早期発見につなげることが非常に重要です。



テレビおよびオンラインでの展開イメージ
※画像は実際とは異なる場合があります。

 

厚生労働省は、2013年から約9年にわたって差し控えられていたHPVワクチン定期接種の積極的な接種勧奨を、本年4月から再開しました。また、同じく本年4月から、定期接種の機会を逃した方を対象に、公費助成でHPVワクチンの接種が受けられる「キャッチアップ接種」を実施しています。2

 

* 定期接種対象: 小学校6年生~高校1年生相当の女子

 キャッチアップ接種対象: 平成9年度(1997年度)~平成17年度(2005年度)生まれの女性

 (キャッチアップ接種期間は、令和4年(2022年)4月から3年間で終了となります。)

 

これを機に、ワクチン接種と検診の重要性を広く呼びかけるべく、この度の啓発キャンペーンにはキャッチアップ接種の対象世代である谷 花音(たに かのん)さんを起用しました。また、テレビやオンラインでの展開とあわせて、MSDの子宮頸がん予防情報サイト「もっと守ろう.jp」(https://www.shikyukeigan-yobo.jp/)のなかに特設ページhttps://www.shikyukeigan-yobo.jp/hope/from_teens/を開設し、子宮頸がんおよびその予防についての基本的な情報をQ&A形式でわかりやすく解説しています。

本キャンペーンを通じて子宮頸がん予防の重要性とその方法を発信することで、10代~20代の女性や、10代の娘さんを持つご家族の方をはじめ、より多くの方に正確な情報を知っていただく機会を提供したいと考えております。MSDは今後も、日本でもHPV関連疾患の予防が進み、子宮頸がんなどで苦しむ患者さんを一人でも減らせるよう、関連する情報の提供活動に努めてまいります。

以上

 

1 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録/厚生労働省人口動態統計)全国がん罹患データ(2016年~2018年)/全国がん死亡データ(1958年~2020年)

2 厚生労働省 HPVワクチンQ&A

 

MSDについて

MSD(Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, U.S.A.が米国とカナダ以外の国と地域で事業を行う際に使用している名称)は、130年以上にわたり、人々の生命を救い、人生を健やかにするというミッションのもと、世界で最も治療が困難な病気のために、革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。MSDはまた、多岐にわたる政策やプログラム、パートナーシップを通じて、患者さんの医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。私たちは、今日、がん、HIVやエボラといった感染症、そして新たな動物の疾病など、人類や動物を脅かしている病気の予防や治療のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDは世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指しています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)や Facebook 、 Twitter 、 YouTubeをご参照ください。