MSD株式会社 世界初の慢性咳嗽に対する選択的P2X3受容体拮抗薬 リフヌア®錠の製造販売承認を取得

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2022/01/20 00:00 Asia/Tokyo

報道関係各位

MSD株式会社

キョーリン製薬ホールディングス株式会社

MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:カイル・タトル、以下 MSD)は、1月20日、選択的P2X3受容体拮抗薬/咳嗽治療薬「リフヌア®錠45 mg」(一般名:ゲーファピキサントクエン酸塩、以下「リフヌア®錠」)の製造販売承認を取得しました。

「リフヌア®錠」の販売は、MSDの関連会社との独占販売契約に基づき、キョーリン製薬ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、社長:荻原 豊)の子会社である杏林製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:荻原 茂、以下 杏林製薬)が、単独で行います。

「リフヌア®錠」は、世界で初めて承認された選択的P2X3受容体拮抗薬で、気道の迷走神経のC線維上にみられるP2X3受容体を介した細胞外ATPシグナル伝達の遮断により、感覚神経の活性化及び咳嗽を抑制します。効能又は効果は「難治性の慢性咳嗽」です。

MSDは、今後もアンメットメディカルニーズに応えていけるよう、革新的な医薬品とワクチンの開発を進め、人々の生命を救い、人生を健やかにするために取り組んでまいります。

杏林製薬は、「リフヌア®錠」の独占販売により、重点領域である呼吸器科領域における製品ラインナップの拡充を図り、同領域でのさらなるプレゼンス向上と慢性咳嗽治療への貢献を目指します。

以上

 

<参考資料>

選択的P2X3受容体拮抗薬 / 咳嗽治療薬「リフヌア®錠45mg」