MSD、医療関係者向け情報サイトでAIチャットボットを搭載 「AskMSDTM」として運用開始 ― オンコロジー領域からスタート、他の疾患領域にも導入予定 ―
April 8, 2020 12:00 am ET
報道関係各位
MSD株式会社
MSD株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ヤニー・ウェストハイゼン、以下「MSD」)は、MSDの医療関係者向け情報サイト「MSD Connect TM」に、AIを利用したチャットボットを搭載し、「AskMSDTM」としてオンコロジー領域の情報提供において運用を開始したことをお知らせいたします。
チャットボット「AskMSDTM」は、医療関係者が入力した質問に対して、AIがデータベースから選択した回答を提示するもので、MSD製品の適正使用を一層推進することを目的としています。「AskMSDTM」のAIには、抗PD-1抗体「キイトルーダ®(一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え))」の安全性および承認を取得した適応症などについて、約1,500件(運用開始時点)の想定質問・回答が登録されており、今後も充実させていきます。さらに他の疾患領域における問い合わせにも対応すべく、機能を拡充していく予定です。
MSDは、これまでも常に患者さんや顧客に対してサイエンスや画期的な医薬品をお届けするための取り組みを強化してきました。2020年1月には、全社レベルでアジャイル組織を発足させ、顧客のニーズにあった製品・サービスをより短い時間で提供することや、顧客のニーズに最適な方法で応えるためにデジタルやデータ活用を最大化することを推進しています。このたびの「AskMSDTM」運用開始により、24時間365日、より迅速かつ簡便に医薬品の情報にアクセスできる体制を目指してまいります。
MSDは今後も、私たちのビジョンである患者さんを第一に考え、それを支える医療関係者に適切な医療情報をお届けして、医薬品の適正使用を推進してまいります。
以上
MSDについて
MSD(Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が米国とカナダ以外の国と地域で事業を行う際に使用している名称)は、125年以上にわたり、人々の生命を救い、人生を健やかにするというミッションのもと、世界で最も治療が困難な病気のために、革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。MSDはまた、多岐にわたる政策やプログラム、パートナーシップを通じて、患者さんの医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。私たちは、今日、がん、HIVやエボラといった感染症、そして新たな動物の疾病など、人類や動物を脅かしている病気の予防や治療のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDは世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指しています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト( www.msd.co.jp)や Facebook 、 Twitter 、 YouTubeをご参照ください。