Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA 2025年度第4四半期および通期決算発表広範かつ多様なパイプラインを進展

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2026/02/27 11:00 JST

報道関係各位

MSD株式会社

この参考資料は、Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAが2026年2月3日付(米国東部時間)に発表した2025年度第4四半期および通期決算のプレスリリースMerck & Co., Inc., Rahway, N.J., USA Announces Fourth-Quarter and Full-Year 2025 Financial Results; Highlights Progress Advancing Broad, Diverse Pipeline – Merck.comを日本語に翻訳したもので、内容および解釈については英語が優先されます。

以下の医療用医薬品は、日本国内で発売しております。カナ表記は括弧内をご参考ください。BRIDION®(ブリディオン®)、CAPVAXIVE™(キャップバックス®)、GARDASIL®(ガーダシル®)、GARDASIL®9(シルガード®9)、JANUVIA®(ジャヌビア®)、KEYTRUDA®(キイトルーダ®)、LAGEVRIO™(ラゲブリオ®)、Lenvima®(レンビマ®)、Lynparza®(リムパーザ®)、PREVYMIS®(プレバイミス®)、ROTATEQ®(ロタテック®)、VAXNEUVANCE®(バクニュバンス®)、WELIREG™(ウェリレグ®)、WINREVAIR™(エアウィン®)


参考資料

Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA
2025年度第4四半期および通期決算発表

広範かつ多様なパイプラインを進展

オンコロジーおよびアニマルヘルスにおける堅調性を報告
WINREVAIRとCAPVAXIVEが大きく寄与

  1. 2025年度第4四半期の全世界売上高は164億ドル(前年同期比5%増、為替変動の影響を除き4%増の成長)
  2. 2025年度第4四半期のGAAPベースのEPSは1.19ドル、non-GAAPベースのEPSは2.04ドル。GAAPおよびnon-GAAPベースのEPSは、MK-8690のグローバルな独占的権利の取得に関連する費用0.05ドル(一株当たり)を含む
  3. 2025年度通期の全世界売上高は650億ドル(前年同期比1%増、為替変動の影響を除き2%増の成長)
    1. KEYTRUDA/KEYTRUDA QLEXの売上高は317億ドル(名目および為替影響を除いて7%の成長)。KEYTRUDA QLEXの売上高4,000万ドルを含む
    2. WINREVAIRの売上高は14億ドル
    3. CAPVAXIVEの売上高は7億5,900万ドル
    4. GARDASIL/GARDASIL 9の売上高は52億ドル(名目および為替影響を除いて39%減)
    5. アニマルヘルスの売上高は64億ドル(前年同期比8%増、為替変動の影響を除き9%増の成長)
  4. 2025年度通期のGAAPベースのEPSは7.28ドル、non-GAAPベースでは8.98ドル。GAAPおよびnon-GAAPベースのEPSは、特定の事業開発活動に関連する費用0.20ドル(一株当たり)を含む
  5. 2025年は第3相試験18件における後期の有望な結果を発表
  6. Verona Pharma社とCidara Therapeutics社の買収、ならびにHengrui Pharma社とのライセンス契約よりパイプラインおよびポートフォリオを強化
  7. 2025年度第4四半期において:
    1. EnlicitideおよびSacituzumab Tirumotecan(sac-TMT)に関して、FDAコミッショナーによる国家優先バウチャーを取得(これらの第3相候補に対するFDA審査のタイムラインが迅速化される可能性)
    2. 第3相CORALreef LipidsおよびHeFH試験のポジティブな結果を発表(Enlicitideにより成人患者のLDL-C を有意に低下)
    3. 米国民に対する医薬品のアクセス拡大とコスト低下に向けて米国政府と合意
  8. 2026年通期の業績見通し
    1. 2026年度通期の全世界売上高を655億ドル~670億ドルと予想
    2. 2026年度通期のnon-GAAPベースのEPSレンジを5.00ドル~5.15ドルと予想(業績見通しは、Cidara社の買収に関連する約3.65ドル(一株当たり)の一括計上を反映)

米国ニュージャージー州ローウェイ– Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA(米国とカナダ以外ではMSD)は2026年2月3日、2025年度第4四半期および通期決算を発表しました。

会長兼最高経営責任者(CEO)のロバート・M・デイビスは、「2025 年において、私たちは最先端の科学を発展させ、世界中の患者さんの健康アウトカムを向上させる革新的な医薬品とワクチンを提供し続けました。当社の事業は、KEYTRUDA を含む革新的ポートフォリオへの需要、心血管代謝領域、呼吸器領域、およびワクチン領域における新規の上市による寄与の増加、そしてアニマルヘルスの堅調な業績の恩恵を受けました。Verona Pharma社とCidara Therapeutics社の買収により強化された当社のポートフォリオの変革は大きく進展し、戦略の実行を継続することで、その勢いを増しているところです。このような進展のなかで、患者さんのために目的に向かって取り組み、また株主の皆さんには持続的な価値を創出し続けることを目指しています」と述べています。

決算サマリー

決算サマリー

2025年度第4四半期の GAAP(GAAP:一般に公正妥当と認められる会計基準)ベースの希薄化後EPSは1.19ドル、2025年度通期の希薄化後EPSは7.28ドルでした。2025年度第4四半期のnon-GAAPベースのEPSは2.04ドル、2025年度通期のnon-GAAPベースのEPSは8.98ドルでした。2025年度第4四半期のGAAP およびnon-GAAPベースのEPSは、Dr. Falk Pharma GmbH(Falk社)との契約に関連する費用0.05ドル(一株当たり)が含まれます(これによりMK-8690のグローバルな独占的権利を取得)。2024年度第4四半期のGAAP およびnon-GAAPベースのEPSは、LaNova Medicines Ltd.(Sino Pharmaceutical Limitedにより買収)とHansoh Pharma(Hansoh社)とのライセンス契約の締結に関連する費用0.23ドル(一株当たり)が含まれます。2025年度通期および2024年度通期のGAAP およびnon-GAAPベースのEPSは、特定のライセンス契約および資産取得に関連する費用0.20ドルおよび1.28ドル(一株当たり)がそれぞれ含まれます。

non-GAAPベースのEPSは、事業統合・売却関連費用、事業再構築プログラムに関連する費用、および株式の投資による収益と損失を除外しています。また2025年度のnon-GAAPベースのEPSは、有利な監査引当金調整に関連する正味の便益を反映した、法人税額の減少を除外しています。2024年度第4四半期および2024年度通期のnon-GAAPベースのEPSは、認識されていない法人税の便益に関する準備金が減少したための税務優遇(連邦税申告に関連する審査の時効期間が満了した結果)を除外しています。

2025年度第4四半期の業績

以下の表は当社の売上高上位製品および主要な製品の売上高総額を表しています。

2025年度第4四半期の業績

2025年度通期の業績

以下の表は当社の売上高上位製品および主要な製品の売上高総額を表しています。

2025年度通期の業績

Koselugoに関する提携収益は、2024年通期の1億7,000万ドルに対し2025年第通期は4億3,600万ドルでした。この増加は、2025年にAstraZenecaとの提携契約を変更したためであり(当社とAstraZenecaで収益と費用の分担する規定を廃止した)、その支払体系が変更されたことから、1億5,000万ドルの前払金および1億7,500万ドルの承認申請上のマイルストーンが発生しました。

2025年度通期の医薬品売上高は、581億ドルとなりました(名目および為替影響を除いて1%の成長)。この売上高の成長は、主にオンコロジー領域の売上高増加(特にKEYTRUDAおよびWELIREG)、ならびにKoselugo(上記の提携契約を変更したことによる)、Reblozyl およびLynparzaの提携収益の増加がけん引しました。また心血管代謝領域および呼吸器領域の製品による売上高の増加(主にWINREVAIRの上市による)、ならびに2025年10月7日に完了したVerona Pharma社の買収後にOHTUVAYREの売上高が含まれたことも成長に寄与しています。糖尿病治療薬の売上高の成長は、主に米国におけるJANUVIAの高い価格設定および売上高増加が寄与しています。2025年度の売上高の成長は、ワクチンの売上高の減少により一部相殺されました。このワクチンの売上高の減少は、GARDASIL/GARDASIL 9の売上高の減少を反映していますが、CAPVAXIVEの発売、および米国でのENFLONSIAの上市により一部相殺されました。さらに免疫領域の製品による売上高の減少(以前に当社が保有していたSimponiおよびRemicadeの販売権は、2024年10月1日、Johnson & Johnsonに返還)、およびウイルス関連領域の製品による売上高の減少(LAGEVRIOが大きく寄与)は、2025年度の医薬品売上高の増加により相殺されました。

2025年度通期のアニマルヘルスの売上高は、8%増の64億ドルとなりました(為替影響を除いて9%の成長)。アニマルヘルスの売上高の成長は、主に家畜類における全製品の業績、およびコンパニオンアニマルの新規製品の上市がけん引しました。2025年度におけるBRAVECTOの売上高は、11億ドルとなりました(名目および為替影響を除いて1%の成長)。

2025年度第4四半期ならびに通期の費用および関連情報

以下の表は、費用に関する抜粋情報を表しています。

2025年度第4四半期ならびに通期の費用および関連情報

GAAPベースの費用、EPSおよび関連情報

GAAPベースの売上総利益率は、2024年度第4四半期の75.5%に対し2025年度第4四半期は66.2%でした。2025年度通期の売上総利益率は74.8%で、2024年度通期では76.3%でした。両期の売上総利益率の減少は主に、事業再構築費用(主に2025年の事業再構築プログラムにおける2施設の製造ラインの加速減価償却に関連)、在庫の減損処理および無形資産の償却費の増加、ならびにVerona Pharma社の買収に関連する棚卸資産の公正評価額の引上げによるマイナス影響を反映していますが、プロダクト・ミックスによるプラス影響により一部相殺されました。

2025年第4四半期の販売費および一般管理費(SG&A)は29億ドルで、2024年第4四半期と比べて1%増加しました。この増加は主に管理費の増加によるものですが、販売促進費の減少により一部相殺されました。2025年度通期の販売費および一般管理費は、前年同期比で1%減の107億ドルでした。この減少は主に、事業再構築費用および販売促進費の減少を反映していますが、管理費の増加により一部相殺されました。

2025年第4四半期の研究開発費(R&D)は39億ドルで、2024年第4四半期と比べて15%減少しました。この減少は主に、事業開発活動に関連する費用の減少および事業再構築に関連する契約解除の予定費用の減少を反映していますが、臨床開発費の増加により一部相殺されました。2025年度通期の研究開発費は、前年同期比で12%減の158億ドルでした。この研究開発費の減少は主に、事業開発活動に関連する費用の減少を反映していますが、臨床開発費の増加および事業再構築費用の増加により一部相殺されました。

2025年第4四半期のその他の費用(収益)純額は4億3,200万ドルの費用、2024年第4四半期は1億2,600万ドルの費用でした。これは主に、正味支払利息の増加、為替差損の増加、および株式の投資による損失の増加を反映しています。2025年度通期のその他の費用(収益)純額は、2024年度通期の2,400万ドルの収益に対し1億5,100万ドルの費用を計上しました。その他の費用(収益)純額における前年比でのマイナス影響は主に、2024年における第一三共との既存の開発・商業化契約の拡大に関連する収益1億7,000万ドル、ならびに2025年における正味支払利息の増加および為替差損の増加を反映していますが、2025年の株式の投資による利益の増加により一部相殺されました。

2025年度第4四半期の実効税率は13.4%で、2025年度通期の実効税率は13.3%でした。

2025年第4四半期のGAAPベースのEPSは1.19ドル、2024年第4四半期は1.48ドルでした。この減少は主に、事業再構築費用および無形資産の償却費の増加を反映していますが、事業開発活動に関連する費用の減少、および事業面の堅調性(以前に発表された複数年にわたる最適化イニシアチブが一部寄与)によるプラス影響により一部相殺されました。2025年度通期のGAAPベースのEPSは7.28ドル、2024年度通期では6.74ドルでした。この増加は主に、事業開発活動に関連する費用の減少、および事業面の堅調性によるプラス影響を反映していますが、事業再構築費用および無形資産の償却費の増加により一部相殺されました。

non-GAAPベースの費用、EPSおよび関連情報

2025年第4四半期のnon-GAAPベースの売上総利益率は79.7%、2024年第4四半期は80.8%でした。この売上総利益率の減少は主に、在庫の減損処理の増加を反映していますが、プロダクト・ミックスによるプラス影響により一部相殺されました。2025年度通期のnon-GAAPベースの売上総利益率は81.5%で、2024年度通期では80.8%でした。この売上総利益率の増加は主に、プロダクト・ミックスによるプラス影響を反映していますが、在庫の減損処理の増加により一部相殺されました。

2025年度第4四半期のnon-GAAPベースの販売費および一般管理費は、前年同期比で1%増の28億ドルでした。この増加は主に管理費の増加によるものですが、販売促進費の減少により一部相殺されました。2025年度通期のnon-GAAPベースの販売費および一般管理費は、販売促進費の減少が管理費の増加により大きく相殺され、2024年度通期と比較してほぼ同水準の106億ドルでした。

2025年度第4四半期のnon-GAAPベースの研究開発費は、前年同期比で13%減の40億ドルでした。2025年度通期のnon-GAAPベースの研究開発費は、前年同期比で13%減の156億ドルでした。両期の研究開発費の減少は主に、事業開発活動に関連する費用の減少を反映していますが、臨床開発費の増加により一部相殺されました。

non-GAAPベースでの2025年度第4四半期のその他の費用(収益)純額は、2024年度第4四半期の500万ドルの費用に対し2億2,600万ドルの費用を計上しました。これは主に、正味支払利息の増加、為替差損の増加を反映しています。non-GAAPベースでの2025年度通期のその他の費用(収益)純額は、2024年度通期の1,000万ドルの費用に対し4億6,000万ドルの費用を計上しました。その他の費用(収益)純額における前年比でのマイナス影響は主に、2024年における第一三共との既存の開発・商業化契約の拡大に関連する収益1億7,000万ドル、ならびに2025年における正味支払利息の増加および為替差損の増加を反映しています。

2025年度第4四半期のnon-GAAPベースの実効税率は15.4%で、2025年度通期の実効税率は14.4%でした。

2025年度第4四半期のnon-GAAPベースのEPSは2.04ドル、2024年度第4四半期では1.72ドルでした。2025年度通期のnon-GAAPベースのEPSは8.98ドル、2024年度通期では7.65ドルでした。両期の増加は主に、事業開発活動に関連する費用の減少および事業面の堅調性(以前に発表された複数年にわたる最適化イニシアチブが一部寄与)によるプラス影響を反映しています。

当期純利益およびEPSのGAAPベースからnon-GAAPベースへの調整は、以下の表のとおりです。

当期純利益およびEPSのGAAPベースからnon-GAAPベースへの調整

パイプラインおよびポートフォリオハイライト

2025年、当社は第3相試験18件における後期の有望な結果を発表し、複数の適応症および治療領域を評価する新規の第3相試験21件で患者の組み入れを開始、さらに約80件の第3相試験が現在進行中です。

2025年第4四半期において、当社は主要な規制および臨床のマイルストーンを達成し、幅広く多様なパイプラインの重要な進展を実現しました。

オンコロジー領域:

  1. 第3相KEYNOTE-905試験に基づき、シスプラチンベースの化学療法に不適格の筋層浸潤性膀胱がん(MIBC)の成人患者を対象とした周術期治療として、KEYTRUDAおよびKEYTRUDA QLEXのそれぞれとPadcevとの併用療法を米国食品医薬品局(FDA)が承認
    1. MIBCの患者集団を対象とした初のPD-1阻害薬と抗体薬物複合体(ADC)との併用療法として承認
  2. FDAは、Kelun-Biotechと共同開発を進めている抗TROP2(trophoblast cell-surface antigen 2)ADCのsac-TMTに関して、FDAコミッショナーによる国家優先バウチャー(CNPV)のパイロットプログラムのもと優先審査の対象に選定
  3. 欧州委員会(EC)は、欧州の成人患者を対象に、KEYTRUDAのすべての適応症についてKEYTRUDAの皮下投与および新規製剤を承認
  4. 第3相KEYNOTE-D19/ASCENT-04試験に基づき、PD-L1陽性、手術不能(切除不能)、局所進行または転移性のTNBCの特定の患者を対象に、KEYTRUDAおよびKEYTRUDA QLEXのそれぞれとTrodelvyとの併用療法に関して、FDAは2件の生物製剤承認一部変更申請(sBLA)を受理
    1. FDAは、これらの申請に関して処方薬ユーザーフィー法(PDUFA)による期日を2026年の後期に指定
  5. 第3相KEYNOTE-B15試験において、シスプラチンベースの化学療法に適格のMIBC患者を対象に、KEYTRUDAとPadcevを術前および術後に投与した併用療法が、術前補助療法および手術と比較して、無イベント生存期間(EFS)、全生存期間(OS)および病理学的完全奏効(pCR)を有意に改善した結果を発表
  6. Moderna, Inc.(Moderna社)との提携において、当社は、完全切除後の高リスク悪性黒色腫(III期およびIV期)の患者を対象に、mRNAベースの個別化ネオアンチゲン療法(INT: individualized neoantigen therapy)として開発中のintismeran autogene とKEYTRUDAとの併用療法を評価する第2b相KEYNOTE-942/mRNA-4157-P201試験より5年間(中央値)フォローアップデータを発表

感染症領域:

  1. 抗レトロウイルス薬による治療歴のない(治療ナイーブ)HIV-1感染症成人患者を対象として1日1回経口投与のドラビリン/イスラトラビル(DOR/ISL)2剤配合錠を評価する第3相試験の良好なトップラインデータを公表

心血管代謝領域および呼吸器領域:

  1. 米国心臓協会の科学セッション(2025)にて、第3相CORALreef Lipidsおよび家族性高コレステロール血症ヘテロ接合体(HeFH)試験の新規データを発表。高コレステロール血症の成人患者を対象に、開発中の経口投与のプロ蛋白転換酵素サブチリシン/ケキシン9型(PCSK9)阻害剤 enlicitide decanoate が、プラセボと同様の安全性プロファイルで低密度リポ蛋白コレステロール(LDL-C)を有意に低下
    1. FDA は、enlicitide decanoateに関して、CNPVのパイロットプログラムのもと優先審査の対象に選定
  2. 2026年1月、第3相ZENITH試験に基づき、世界保健機関(WHO)機能分類Ⅱ、ⅢおよびIVの肺動脈性肺高血圧症(Pulmonary Arterial Hypertension: PAH、Group 1 PH)の成人患者を対象に、WINREVAIRと他のPAH治療薬との併用療法に関する適応拡大についてECから承認を取得
  3. 2026年2月、第3相HYPERION試験に基づき、WINREVAIRの米国製品ラベル更新を求める新たなsBLAをFDAが受理
    1. FDAはPDUFAによる期日を2026年9月21日に指定
  4. 駆出率が保たれた心不全(HFpEF)による混合性毛細血管性肺高血圧(CpcPH)の治療薬としてWINREVAIRを評価する第2相proof-of-concept CADENCE試験において主要評価項目を達成

事業開発:

  1. 2026年、取引総額約92億ドルでCidara Therapeutics, Inc.(Cidara社)の買収を完了
    1. 合併症のリスクが高い患者を対象に、インフルエンザの感染を抑制することを目的に開発中の長時間作用型、株非依存性抗ウイルス薬MK-1406(旧称CD388)が当社のポートフォリオに追加
    2. MK-1406は現在、第3相ANCHOR試験で検証中
  2. 2026年に、sac-TMTの開発に関する資金を一部調達するため、Blackstone Life Sciences社と戦略的な資金調達契約を締結
  3. 開発中の抗CD30リガンドモノクローナル抗体であるMK-8690の開発および商業化の権利に関してFalk社と契約を締結

以下の表は、当社のパイプラインおよびポートフォリオに関する重要な最新ニュースリリースを表しています。詳細は当社ウェブサイトのニュースリリースセクション*をご覧ください。*

当社のパイプラインおよびポートフォリオに関する重要な最新ニュースリリース

米国政府との合意

当社は、米国民の薬剤費削減を目的として米国政府と合意に達しました。この合意により、当社は患者さんのために画期的な科学的発見を推進するという長期的なコミットメントを引き続き追及し、米国民が必要な医薬品をより低コストでアクセスできるように支援することができます。この自主的な合意は、大統領による7月の書簡に記載された4つの要素すべてに対応しています。

さらに、この合意のもと、当社は米国における適格患者さんを対象に主要な製品をより購入しやすい価格で直接提供するプログラムを計画しています。このほか、米国商務省との間で232条関税について3年間の猶予が認められる合意が成立し、これによって米国の患者さんのため、製造機能を米国国内に戻す投資が可能となります。当社は、米国における生産とイノベーションを強化するため、700億ドルを超える資本および研究開発費を投入することを表明しました。

2026年通期の業績見通し

以下の表は、当社の2026年通期の業績見通しの要約を表しています。

2026年通期の業績見通し

将来の見通しとしてのnon-GAAPベースの売上総利益率、non-GAAPベースの営業費用、non-GAAPベースのその他の費用(収益)純額、non-GAAPベースの実効税率、およびnon-GAAPベースのEPSに関して、最も直接的に比較を可能とするGAAPベースの指標への調整は提示していません。このような調整には、無形資産の減損損失、法的な和解、ならびに株式の投資による利益/損失(直接所有または投資ファンドによる所有権)などを含みますが、合理的な確実性をもとに調整金額を予測することができないからです。これらの項目は、本質的に予測が困難であり、当社における将来のGAAPベースの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。

2026年通期の売上高については、2026年1月中旬の為替レートによる約1%の為替のプラス影響を含み、655億ドル~670億ドルになると予想しています。

当社は、2026年度通期のnon-GAAPベースの実効税率は、23.5%から24.5%になると予想しています。これには、Cidara社の買収に関連する税控除対象外(non-tax deductible)の費用の一括計上が含まれる予定です。

当社は、2026年通期のnon-GAAPベースの EPSレンジを5.00ドル~5.15ドルになると予想しています。これには、2026年1月中旬の為替レートによる1株当たり約0.10ドルの為替のプラス影響が含まれています。また、これには、Cidara社の買収に関連する、約90億ドルの一括計上(約3.65ドル(一株当たり)の一括計上)、および資金調達および運営コストの約0.30ドル(一株当たり)が含まれています。2025年には、特定の事業開発活動に関連する費用0.20ドル(一株当たり)の一括計上により、8.98ドルのnon-GAAPベースのEPSがマイナスの影響を受けました。

過去の慣行と一貫性を保つため、財務見通しとして、追加の重要性の高い未確定の事業開発活動は想定していません。

non-GAAPベースのEPSは、事業統合・売却関連費用、事業再構築プログラムに関連する費用、および株式投資による収益と損失を除外しています。

コンファレンス・コール

Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAの投資家、メディア関係者および一般の方々へのコンファレンス・コールのライブ・ウェブキャストが米国東部時間の2026年2月3日火曜日の午前9時に行われました。売上高と利益のニュースリリース、財務状況の開示追補、決算ハイライトスライドを含むウェブキャストは、会社のウェブサイトにてご覧いただくことができます。

すべての参加者は、(800) 369-3351(フリーダイヤル、米国およびカナダ)または(517) 308-9448からアクセスコード番号9818590にてご参加いただけます。

Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAについて

Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA(米国とカナダ以外ではMSD)は、最先端のサイエンスを駆使して、世界中の人々の生命を救い、生活を改善するというパーパスのもとに結束しています。130年以上にわたり、重要な医薬品やワクチンの発見を通して人類に希望をもたらしてきました。私たちは、世界トップクラスの研究開発型バイオ医薬品企業を目指し、人類や動物の疾患予防や治療に寄与する革新的なヘルスケア・ソリューションを提供するために、研究開発の最前線で活動しています。私たちは、多様かつ包括的な職場環境を醸成し、世界中の人々と地域社会に、安全で持続可能かつ健康な未来をもたらすため、責任ある経営を日々続けています。

Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAの将来に関する記述

このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAの経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、米国および世界における医薬品業界の規制やヘルスケア関連の法制度が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAによる将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、革新的製品に対するMerck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAの特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAは、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAに関するForm 10-Kの2024年度年次報告書および米国証券取引委員会(SEC)のインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できるSECに対するその他の書類で確認できます。

補足資料

製品名と有効成分を以下に提示します。

医薬品

BRIDION (スガマデクス)
CAPVAXIVE (21価肺炎球菌結合型ワクチン)
ENFLONSIA (クレスロビマブ)
GARDASIL (組換え沈降4価[6,11,16,18型]ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン)
GARDASIL 9 (組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン)
JANUMET (シタグリプチン/メトホルミン)
JANUVIA (シタグリプチン)
KEYTRUDA (ペムブロリズマブ)
KEYTRUDA QLEX (ペムブロリズマブおよびベラヒアルロニダーゼアルファ-pmph)
LAGEVRIO (モルヌピラビル)
Lenvima (レンバチニブ)
Lynparza (オラパリブ)
M-M-R II (麻しん-おたふくかぜー風しん混合ワクチン)
OHTUVAYRE (エンシフェントリン)
PREVYMIS (レテルモビル)
PROQUAD (麻しんーおたふくかぜー風しんー水痘混合ワクチン)

Reblozyl (ラスパテルセプト)
ROTATEQ (5価経口弱毒生ロタウイルスワクチン)
Simponi (ゴリムマブ)
VARIVAX (水痘ワクチン)
VAXNEUVANCE (沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン)
WELIREG (ベルズチファン)
WINREVAIR (ソタテルセプト)

アニマルヘルス
BRAVECTO (フルララネル)


1 Merck & Co., Inc., Rahway, N.J., USAに帰属する当期純利益。
2 Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAは、特定項目の性質およびそれらが事業業績や傾向に関する分析に与える影響を考慮し、2025年度および2024年度の特定の項目の影響を除いたnon-GAAPベースの情報を提供しています。経営陣は、non-GAAPベースの決算報告を用いて業績を評価しているため、この情報が会社の業績に対する投資家の理解を深めるものと考えています。経営陣は、non-GAAPベースの指標を目標の設定や達成予測のため、またその他の基準も併用しながら当社の業績を評価するために社内的に活用します。加えて、上級管理職の報酬を含む従業員の年間報酬は、部分的にnon-GAAPベースの税引前利益をベースとして支払われています。これはGAAPに基づき算出された情報に関する追加情報であって、その代わりとなるものではなく、また優先されるものでもありません。non-GAAPベースの調整についての詳細は、本リリースに添付された表2a(脚注を含む)を参照してください。
3 事業統合・売却に関する統合費用、取引費用およびその他の費用、ならびに提携、ライセンス契約、資産取得に関連する無形資産の償却費、資産取得に関連する棚卸資産の公正評価額の引上げと共に、事業の統合に関連する費用を反映し、無形資産の償却費、無形資産の減損損失、および、条件付対価による負債の公正価値測定の見積り変更に関連する費用または収益が含まれます。
4 提示されたすべての期間において、non-GAAP調整の現地の法定税率を適用した、調整項目への推定税影響額が含まれています。また2025年通期の金額には、有利な監査引当金調整に関連する正味の便益を反映した、法人税額の減少6,000万ドルも含まれます。2024年度第4四半期および2024年度通期の金額には、認識されていない法人税の便益に関する準備金が減少したための税務優遇(連邦税申告に関連する審査の時効期間が満了した結果)がそれぞれ、2億6,000万ドルおよび5億1,900万ドルが含まれています。2024年度第4四半期に認識された利益は、2020年度の連邦税申告に関連し、2024年度通期の利益は、2020年度と2019年度の連邦税申告の両方に関連しています。

MSDについて

MSD(Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA.が米国とカナダ以外の国と地域で事業を行う際に使用している名称)は、「最先端のサイエンスを駆使して、世界中の人々の生命を救い、生活を改善する」というパーパスのもとに結束し、130年以上にわたり、重要な医薬品やワクチンの開発を通して人類に希望をもたらしてきました。私たちは、世界トップクラスの研究開発型バイオ医薬品企業を目指し、人類や動物の疾患予防や治療に寄与する革新的なヘルスケア・ソリューションを提供するために、研究開発の最前線で活動しています。また、私たちは、多様かつ包括的な職場環境を醸成し、世界中の人々と地域社会に安全で持続可能かつ健康な未来をもたらすため、責任ある経営を日々行っています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)やFacebookInstagramYouTubeをご参照ください。

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