Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.、新型コロナウイルスに対して開発中の経口治療薬 molnupiravirへのグローバルアクセスの加速、拡大に向け、人道危機に直面するインドの ジェネリックメーカー5社と社会貢献的ライセンス契約を締結 さらに、インドの救援活動に対し物資500万ドル分以上を提供

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2021/05/07 00:00 Asia/Tokyo

報道関係各位

MSD株式会社

この参考資料は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が、2021年4月27日(米国東部時間)に発表したニュースリリース Amid Humanitarian Crisis in India, Merck Announces Voluntary Licensing Agreements with Five Indian Generics Manufacturers to Accelerate and Expand Global Access to Molnupiravir, an Investigational Oral Therapeutic for the Treatment of COVID-19 の日本語訳であり、内容や解釈については英語が優先されます。


参考資料

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.、新型コロナウイルスに対して開発中の
経口治療薬molnupiravirへのグローバルアクセスの加速、拡大に向け、人道危機に
直面するインドのジェネリックメーカー5社と社会貢献的ライセンス契約を締結

さらに、インドの救援活動に対し物資500万ドル分以上を提供

2021年4月27日:ニュージャージー州ケニルワース―Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は本日、インドの大手ジェネリックメーカー5社と、molnupiravirの非独占的で社会貢献的なライセンス契約を締結したことを発表しました。Molnupiravirは、新型コロナウイルス感染症の確定診断を受けた通院患者の治療薬として現在第3相試験を実施している経口抗ウイルス薬です。Molnupiravirの開発はRidgeback Biotherapeuticsと共同で進めています。この契約により、インドおよびその他の低・中所得国で承認または緊急承認の取得後、速やかにmolnupiravirを提供してまいります。

当社の会長兼CEOのケネス・C・フレージャーは、「現在、インドの人々が直面している苦難は非常に深刻であり、これを軽減するためにより多くの取り組みが必要であることは明らかです。当社はmolnupiravirの研究と並行して準備を進めてきたこの契約により、インドをはじめ世界各地でmolnupiravirのより迅速なアクセスを実現します。当社はインドの救援活動、そして最終的にはパンデミック終息に向けた国際的な取り組みを引き続き支援します」と述べています。

このたび契約を締結したのは、Cipla Limited、Dr. Reddy’s Laboratories Limited、Emcure Pharmaceuticals Limited、Hetero Labs Limited、Sun Pharmaceutical Industries Limitedのジェネリックメーカー5社で、いずれも世界保健機関(WHO)の事前認証(pre-qualified)製造施設を持ち、世界各国や主な低・中所得国向けの主要サプライヤーとしての実績があります。当社が契約に基づき提供するライセンスにより、ジェネリックメーカー5社はインドおよび100カ国以上の低・中所得国でmolnupiravirを供給できるようになります。また当社は、ライセンス供与について医薬品特許プール(MPP)とも協議しています。

さらにこれとは別に、インドの救援活動を支援するため、500万ドル分以上の酸素発生器、マスク、消毒剤、金銭的支援を提供します。

 

Molnupiravirについて

Molnupiravir(EIDD-2801/MK-4482)は経口投与が可能な強力なリボヌクレオシドアナログの治験薬で、新型コロナウイルス感染症を引き起こすSARS-CoV-2を含む様々なRNAウイルスの複製を阻害します。MolnupiravirはSARS-CoV-2の予防投与、治療、感染防止などのいくつかのモデル、またSARS-CoV-1、MERSに対する活性が認められています。EIDD-2801はエモリー大学が100%出資する非営利バイオテクノロジー企業のDrug Innovations at Emory (DRIVE), LLCで発明されました。Ridgebackによるライセンス供与以降、RidgebackによるEIDD-2801の開発資金はWayne and Wendy HolmanとMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が全額提供しています。

 

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は130年にわたり、人々の生命を救い、人生を健やかにするというミッションのもと、世界で最も治療が困難な病気のために、革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。また、多岐にわたる政策やプログラム、パートナーシップを通じて、患者さんの医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。私たちは、今日、がん、HIVやエボラといった感染症、そして新たな動物の疾病など、人類や動物を脅かしている病気の予防や治療のために、研究開発の最前線に立ち続け、世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指しています。詳細については、  当社ウェブサイト や  Twitter、  Facebook、  Instagram、  YouTube、  LinkedIn をご参照ください。

 

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述

このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行の影響、医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.に関するForm 10-Kの2020年度年次報告書および米国証券取引委員会(SEC)のインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できるSECに対するその他の書類で確認できます。

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MSDについて

MSD(Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が米国とカナダ以外の国と地域で事業を行う際に使用している名称)は、130年にわたり、人々の生命を救い、人生を健やかにするというミッションのもと、世界で最も治療が困難な病気のために、革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。MSDはまた、多岐にわたる政策やプログラム、パートナーシップを通じて、患者さんの医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。私たちは、今日、がん、HIVやエボラといった感染症、そして新たな動物の疾病など、人類や動物を脅かしている病気の予防や治療のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDは世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指しています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト( www.msd.co.jp)や Facebook 、  Twitter 、  YouTube をご参照ください。

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