KEYTRUDA®(ペムブロリズマブ)とLENVIMA®(レンバチニブ)の併用療法がプラチナ製剤による前治療歴のある進行性子宮内膜がんを対象とした臨床第3相試験において、対照薬の化学療法に対して、無増悪生存期間および全生存期間の有意な改善を示す KEYTRUDA®とLENVIMA®の併用療法は、ミスマッチ修復機構の状態にかかわらず、化学療法の 11.4 カ月に対して、18.3 カ月の全生存期間(中央値)を示し、死亡のリスクを 38%有意に減少 KEYNOTE-775試験/ 309試験の初めての成績が米国婦人科腫瘍学会(SGO)2021 Annual Meeting on Women’s Cancer において発表

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2021/03/25 00:00 Asia/Tokyo

報道関係各位

MSD株式会社

この参考資料は、KEYTRUDA® (pembrolizumab) Plus LENVIMA® (lenvatinib) Significantly Improved Progression-Free Survival and Overall Survival Versus Chemotherapy in Patients With Advanced Endometrial Cancer Following Prior Platinum-Based Chemotherapy in Phase 3 Study の日本語訳であり、内容や解釈については英語が優先されます。適応症と安全性情報も米国のものであり、日本国内の情報ではありません。

KEYTRUDA®は、日本ではキイトルーダ®として、悪性黒色腫、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫、がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌、がん化学療法後に増悪した進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する固形癌(標準的な治療が困難な場合に限る)、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌、がん化学療法後に増悪したPD-L1陽性の根治切除不能な進行・再発の食道扁平上皮癌に対する効能又は効果で承認を取得しております。LENVIMA®は、日本ではレンビマ®として、根治切除不能な甲状腺癌、切除不能な肝細胞癌、切除不能な胸腺癌に対する効能又は効果で承認を取得しております。


参考資料

KEYTRUDA®(ペムブロリズマブ)とLENVIMA®(レンバチニブ)の併用療法が
プラチナ製剤による前治療歴のある進行性子宮内膜がんを対象とした臨床第3相試験において、
対照薬の化学療法に対して、無増悪生存期間および全生存期間の有意な改善を示す

KEYTRUDA®とLENVIMA®の併用療法は、ミスマッチ修復機構の状態にかかわらず、
化学療法の 11.4 カ月に対して、18.3 カ月の全生存期間(中央値)を示し、
死亡のリスクを 38%有意に減少

KEYNOTE-775試験/ 309試験の初めての成績が
米国婦人科腫瘍学会(SGO)2021 Annual Meeting on Women’s Cancer において発表

2021年3月19日 ニュージャージー州ケニルワース、ニュージャージー州ウッドクリフレイク―Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)とエーザイ株式会社は、このたび、臨床第3相試験(KEYNOTE-775 試験/ 309試験)の成績について、バーチャル開催の米国婦人科腫瘍学会(SGO)2021 Annual Meeting on Women’s Cancer の口頭発表プレナリーセッション(演題番号10191)において初めて発表したことをお知らせします。本試験においては、1 レジメンのプラチナ製剤による前治療歴のある進行性、転移性または再発性子宮内膜がんを対象として、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の抗 PD-1 抗体KEYTRUDA®(一般名:ペムブロリズマブ)とエーザイ創製の経口チロシンキナーゼ阻害剤LENVIMA®(一般名:レンバチニブメシル酸塩)の併用療法が評価されました。

本試験は、全体集団(ミスマッチ修復機構[mismatch repair proficient: pMMR]を有する患者集団、およびミスマッチ修復機構欠損[mismatch repair deficient: dMMR]を有する患者集団)ならびに pMMR を有する患者集団において、RECIST v1.1(固形がんに対する腫瘍径の変化を効果判定に用いる評価基準)に基づく盲検下独立中央画像判定による無増悪生存期間(Progression-Free Survival: PFS)および全生存期間(Overall Survival: OS)の2つの主要評価項目(デュアルプライマリーエンドポイント)、ならびにRECIST v1.1 に基づく盲検下独立中央画像判定による奏効率(Objective Response Rate: ORR)の有効性副次評価項目を達成しました。フォローアップ期間の中央値は、全体集団および pMMR を有する患者集団において、11.4 カ月でした。全体集団において、本併用療法(n=411)の PFS の中央値は、7.2 カ月(95%信頼区間[Confidence Interval: CI]: 5.7–7.6、イベント数=281)であり、治験医師選択化学療法(Treatment of Physician’s Choice: TPC、ドキソルビシンまたはパクリタキセル、n=416)の 3.8 カ月(95%CI: 3.6–4.2、イベント数=286)に対して、統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善を示し、疾患進行または死亡のリスクを44%減少させました(HR=0.56 [95%CI: 0.47–0.66]; p<0.0001)。また、全体集団において、本併用療法の OS の中央値は、18.3 カ月(95%CI: 15.2–20.5、イベント数=188)であり、TPC の 11.4 カ月(95%CI: 10.5–12.9、イベント数=245)に対して、統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善を示し、死亡のリスクを 38%減少させました(HR=0.62 [95%CI: 0.51–0.75]; p<0.0001)。本試験における本併用療法の安全性プロファイルは、それぞれの単剤療法で確立している安全性プロファイルと概ね一貫していました。

本試験の治験責任医師であり、Memorial Sloan Kettering Cancer Center のメディカルオンコロジストであるVicky Makker 博士は、「米国において最も一般的な婦人科がんである子宮内膜がんのうち、特にプラチナ製剤による治療後に病勢進行となり、根治的手術または放射線療法に不適応となった進行性または再発性の患者さんは生存率が低い状況に直面しています。本試験において、KEYTRUDA®とLENVIMA®の併用療法は、ミスマッチ修復機構の状態にかかわらず、進行性、転移性または再発性子宮内膜がんの全体集団において、化学療法に対して有意な OS の延長を示し、死亡のリスクを 38%減少させました。これらの成績は、婦人科腫瘍医にとっても待ち望まれたものであり、我々を勇気づけるものです」と述べています。

全体集団において、本併用療法の有効性副次評価項目である ORR は 31.9%(95%CI: 27.4–36.6)であり、完全奏効(Complete Response: CR)率は6.6%、部分奏効(Partial Response: PR)率は25.3%でした。一方、TPC のORR は14.7%(95%CI: 11.4–18.4)、CR率は2.6%、PR率は12.0%でした(ORRに関するTPCとの差:17.2 パーセンテージポイント、p<0.0001)。奏効例における奏効期間(Duration Of Response: DOR)の中央値は、本併用療法では 14.4 カ月(範囲: 1.6–23.7)であり、TPC では 5.7 カ月(範囲: 0.0–24.2)でした。

Merck & Co, Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.研究開発本部 オンコロジークリニカルリサーチのバイスプレジデントであるGregory Lubiniecki博士は、「検証試験である本臨床第3相試験において、KEYTRUDA®とLENVIMA®の併用療法は、化学療法に対して、統計学的に有意な PFS、OS、および ORR の改善を示しました。本成績は我々を勇気づけるものであり、治療が困難ながんを抱える患者さんをより多く救うために、本併用療法の可能性追求に向けた両社のコミットメントを再確認しました」と述べています。

エーザイ株式会社の執行役 オンコロジービジネスグループ チーフメディスンクリエーションオフィサー兼チーフディスカバリーオフィサーである大和隆志博士は、「ポジティブな本試験成績は、既に承認されている進行性子宮内膜がんに対するLENVIMA®とKEYTRUDA®の併用療法のエビデンスを強固にするものです。進行性子宮内膜がんは治療が難しいことが知られており、両社はこの疾患のアンメットニーズの充足に貢献してまいります。世界的な新型コロナウィルスのパンデミック下で本試験にご協力頂いた患者様、医療従事者の皆様に深く感謝申し上げます」と述べています。

本試験成績は、全体集団と pMMR を有する患者集団で同様でした。pMMR を有する患者集団において、本併用療法は、PFS の中央値が 6.6 カ月(95%CI: 5.6–7.4、イベント数=247)であり、TPC の3.8 カ月(95%CI: 3.6–5.0、イベント数=238)に対して、疾患進行または死亡のリスクを40%減少させました(HR=0.60 [95%CI: 0.50–0.72]; p<0.0001)。また、本併用療法は、OS の中央値が 17.4 カ月(95%CI: 14.2–19.9、イベント数=165)であり、TPC の 12.0 カ月(95%CI: 10.8–13.3、イベント数=203)に対して、死亡のリスクを32%減少させました(HR=0.68 [95%CI: 0.56–0.84]; p=0.0001)。副次評価項目であるORRについて、本併用療法は30.3%(95%CI: 25.5–35.5)であり、CR率は5.2%、PR率は25.1%でした。一方、TPCは、ORRは15.1%(95%CI: 11.5–19.3)、CR率は2.6%、PR率は12.5%でした(ORRに関するTPCとの差:15.2パーセンテージポイント、p<0.0001)。奏効例において、本併用療法のDORの中央値は9.2カ月(範囲: 1.6–23.7)であり、TPC では5.7カ月(範囲: 0.0–24.2)でした。

全体集団において、投与中止に至った全グレードにおける有害事象(Treatment-emergent adverse events: TEAEs)は、KEYTRUDA®とLENVIMA®の併用療法群(n=406)において、KEYTRUDA®は18.7%、LENVIMA®は30.8%、両薬剤は14.0%でみられました。一方、TPC(n=388)では8.0%において、TEAEsにより投与中止に至りました。あらゆる原因によるグレード5 のTEAEsは、本併用療法では5.7%でみられ、TPC では4.9%でした。グレード3 以上のTEAEs は、本併用療法では88.9%でみられ、TPCでは72.7%でした。全グレードにおける最も一般的なTEAEs(発現率25%以上)は、本併用療法では、高血圧(64.0%)、甲状腺機能低下症(57.4%)、下痢(54.2%)、悪心(49.5%)、食欲減退(44.8%)、嘔吐(36.7%)、体重減少(34.0%)、疲労(33.0%)、関節痛(30.5%)、蛋白尿(28.8%)、貧血(26.1%)、便秘(25.9%)、および尿路感染(25.6%)でした。TPCでは、貧血(48.7%)、悪心(46.1%)、好中球減少症(33.8%)、脱毛症(30.9%)、および疲労(27.6%)でした。本併用療法の投与期間の中央値は231日(範囲: 1–817)であり、TPCでは104.5日(範囲: 1–785)でした。

KEYTRUDA®とLENVIMA®の併用療法は、米国において、2019年にKEYNOTE-146試験/ 111試験の成績に基づき、全身療法後に増悪した、根治的手術または放射線療法に不適応なMSI-Hを有さない、またはdMMRを有さない進行性子宮内膜がんにおける適応について、米国食品医薬品局(FDA)より迅速承認を取得しており、本試験はKEYNOTE-146試験/ 111試験の検証試験となります。

KEYNOTE-775試験/309試験について(演題番号 10191)

本試験ClinicalTrials.gov, NCT03517449)は、治療ラインにかかわらず、1レジメンのプラチナ製剤を含む前治療歴のある進行性子宮内膜がんを対象とした、KEYTRUDA®とLENVIMA®の併用療法を評価する、多施設共同非盲検無作為化の臨床第3相試験です。2つの主要評価項目はRECISTv1.1に基づく盲検下独立中央画像判定によるPFSおよびOSです。副次評価項目は、RECISTv1.1に基づく盲検下独立中央画像判定によるORR、および安全性/忍容性です。登録患者827人のうち、697人がpMMRを有する患者であり、130人がdMMRを有する患者でした。登録患者は以下の2群に1:1で割り付けられました。

  • KEYTRUDA®(200mg3週ごと静脈内投与を1サイクルとし最大で35サイクル(約2年)まで投与)とLENVIMA®(20mg、1日1回経口投与)との併用群
  • 治験医師選択化学療法(ドキソルビシン(60mg/m23週ごと静脈内投与で総投与量500mg/m2以下)またはパクリタキセル(4週を1サイクルとして80mg/m2週1回静脈内投与を3週連続し、1週間休薬))の投与群

子宮内膜がんについて

子宮内膜がんは、子宮の内層に発生し、子宮における最も発生頻度の高いがんです。子宮体がんの罹患者数は2020年において、世界で417,000人以上と推定され、97,000人以上が亡くなったとされています(これらの推定には子宮内膜がんに加えて子宮肉腫の数が含まれています。子宮内膜がんは子宮体がんの90%以上を占めるとされており、子宮内膜がんのみの数はこの数よりもやや少ないと考えられます)。米国では2021年に66,000人以上が新たに子宮体がんと診断され、約13,000人が亡くなると推定されています。転移性子宮内膜がん(stage IV)の5年生存率は約17%と推計されています。

KEYTRUDA®について

KEYTRUDA®は、自己の免疫力を高め、がん細胞を見つけて攻撃するのを助ける抗PD-1抗体です。KEYTRUDA®はPD-1とそのリガンドであるPD-L1およびPD-L2との相互作用を阻害して、がん細胞を攻撃するT リンパ球を活性化するヒト化モノクローナル抗体です。
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は業界最大のがん免疫療法臨床研究プログラムを行っており、現在1,400を超えるKEYTRUDA®の臨床試験を実施し、幅広い種類のがんや治療セッティングを検討しています。KEYTRUDA®の臨床プログラムでは、さまざまながんにおけるKEYTRUDA®の役割や、KEYTRUDA®による治療効果が得られる可能性を予測する因子について模索しており、さまざまなバイオマーカーの模索も行っています。

LENVIMA®について

LENVIMA®は、血管内皮増殖因子(VEGF)受容体であるVEGFR1(FLT1)、VEGFR2 (KDR)、VEGFR3 (FLT4)に対する選択的阻害活性を有する、経口投与可能なエーザイ創製のマルチキナーゼ阻害剤です。LENVIMA®は、線維芽細胞増殖因子(FGF)受容体のFGFR1-4、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)のPDGFRα、KIT、RETなどの腫瘍血管新生あるいは腫瘍悪性化に関与する受容体型チロシンキナーゼに対する選択的阻害活性を有します。非臨床研究モデルにおいて、LENVIMA®は、がん微小環境における免疫抑制因子として知られている腫瘍関連マクロファージの割合を減少させ、活性化細胞傷害性T細胞の割合を増加させることで、抗PD-1モノクローナル抗体併用時は、それぞれの単剤療法を上回る抗腫瘍活性をもたらしました。

KEYTRUDA®およびLENVIMA®用法・用量・安全性情報について

用法・用量・安全性情報など一部情報は米国のもので、日本の情報ではありません。詳しくは当社英文リリースをご参照ください。

https://www.merck.com/news/keytruda-pembrolizumab-plus-lenvima-lenvatinib-significantly-improved-progression-free-survival-and-overall-survival-versus-chemotherapy-in-patients-with-advanced-endometrial-cancer-fo/

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.とエーザイによる戦略的提携について

2018年3月に、エーザイとMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A. (米国とカナダ以外ではMSD)は、LENVIMA®のグローバルな共同開発および共同販促を行う戦略的提携に合意しました。本合意に基づき、両社は、LENVIMA®について、単剤療法およびMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の抗PD-1抗体KEYTRUDA®の併用療法における共同開発、共同製造、共同販促を行います。
既に実施している併用試験に加え、両社は新たにLEAP(LEnvatinib And Pembrolizumab)臨床プログラムを開始しました。これにより、LENVIMA®とKEYTRUDA®の併用療法は14種類のがん(子宮内膜がん、肝細胞がん、メラノーマ、非小細胞肺がん、腎細胞がん、頭頸部扁平上皮がん、尿路上皮がん、胆道がん、大腸がん、胃がん、膠芽腫、卵巣がん、膵臓がん、トリプルネガティブ乳がん)における20を超える臨床試験が進行中です。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.のがん領域における取り組み

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.では、画期的な科学を革新的ながん治療薬に変換して世界中のがん患者さんを助けることに取り組んでいます。当社のオンコロジー事業にとって、がんと闘う人々を助けることは私たちの情熱であり、がん治療薬へアクセスしやすくすることは私たちの責任です。また、がん領域における取り組みの一環として、医薬品業界で一二を争う急成長を遂げている開発プログラムにより、30種類以上のがんに対するがん免疫療法の可能性を模索しています。また、引き続き戦略的買収を通じてポートフォリオを強化し、進行がんの治療を改善する可能性をもつ有望ながん治療薬候補の開発を最優先に進めています。当社のオンコロジー臨床試験について詳しくは、当社ウェブサイトをご覧ください。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は130年にわたり、人々の生命を救い、人生を健やかにするというミッションのもと、世界で最も治療が困難な病気のために、革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。また、多岐にわたる政策やプログラム、パートナーシップを通じて、患者さんの医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。私たちは、今日、がん、HIVやエボラといった感染症、そして新たな動物の疾病など、人類や動物を脅かしている病気の予防や治療のために、研究開発の最前線に立ち続け、世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指しています。詳細については、当社ウェブサイトTwitterFacebookInstagramYouTubeLinkedInをご参照ください。

エーザイのがん領域における取り組みについて

エーザイは、がん領域において、真の患者様ニーズが満たされておらず、かつ当社がフロントランナーとなり得る機会(立地)として、既存の創製薬による経験知を活かした「がん微小環境」とRNA スプライシングプラットフォーム等を用いた「ドライバー遺伝子変異とスプライシング異常」を標的とした抗がん剤の開発にフォーカスしています。これらの立地から新たな標的や作用機序を有する革新的新薬を創出し、がんの治癒の実現に向けて貢献することをめざしています。

エーザイについて

エーザイは、患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献する「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」を企業理念としています。当社はグローバルな研究開発・生産・販売拠点ネットワークを持ち、hhcの実現に向けて戦略的重要領域と位置づける「神経領域」「がん」を中心とするアンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域において、世界中の約1 万人の社員が革新的な新薬の創出と提供に取り組んでいます。当社はhhc の理念のもと、サイエンス、臨床科学、患者様の視点から、顧みられない熱帯病、持続可能な開発目標(SDGs)を含む世界のアンメット・メディカル・ニーズに対して、革新的なソリューションの提供をめざします。エーザイ株式会社の詳細情報は、vwww.eisai.com (グローバル), us.eisai.com (米国) またはwww.eisai.eu (欧州、中東、アフリカ)をご覧ください。Twitter (米国グローバル) および LinkedIn (米国)でも情報公開しています。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述

このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行の影響、医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.に関するForm 10-Kの2020年度年次報告書および米国証券取引委員会(SEC)のインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できるSECに対するその他の書類で確認できます。

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MSDについて

MSD(Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が米国とカナダ以外の国と地域で事業を行う際に使用している名称)は、130年にわたり、人々の生命を救い、人生を健やかにするというミッションのもと、世界で最も治療が困難な病気のために、革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。MSDはまた、多岐にわたる政策やプログラム、パートナーシップを通じて、患者さんの医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。私たちは、今日、がん、HIVやエボラといった感染症、そして新たな動物の疾病など、人類や動物を脅かしている病気の予防や治療のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDは世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指しています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト( www.msd.co.jp)や Facebook Twitter YouTubeをご参照ください。

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