担当者の声:固形製剤部 製剤課 室杉 枝里

現場でのコミュニケーション力を活かした製造工程

固形製剤部 製剤課
室杉 枝里

私は、錠剤のコーティング業務を担当しています。コーティング工程は、コーティングするための溶液を造るところから始まり、コーティング溶液に圧力を掛けてミスト状にし、少しずつ錠剤表面に噴霧して均一な被膜になるようにしていきます。コーティング工程はほぼ全ての作業が自動化されていますが、溶液の噴霧中は装置が異常な動きをしていないか監視しています。

担当者の声1

コーティングの仕事は、通常2シフトの交代勤務体制で作業していて、2台のコーティング装置を一人で並行して操作しています。作業の途中で次のシフトの人との交代の時間がくることもありますが、引継ぎの漏れが無いように、進捗ボードという物を使って詳細な情報を伝えるようにしています。

また、日頃から同僚とは互いに思いやりを持ってコミュニケーションをとることを心がけ、自分の担当している工程だけでなく、前後の工程作業を担当されているスタッフとの情報交換を積極的に行うことで、課全体の最新状況を正確に把握するようにしています。

担当者の声2

私たちが製造した医薬品が患者さんに届き、患者さんからの感謝の気持ちを耳にするたびに、私たちの責任の重さと患者さんに貢献できているという喜びを実感しています。これからも、妻沼工場の社員が一体となって、高品質の医薬品の製造に取り組んでいきたいと思います。