担当者の声:品質管理部 篠田 洋/山元 久子

厳重な品質管理を行い、安心・安全な製品を提供

品質管理部
篠田 洋
山元 久子

厳しい基準と万全の体制で製品の品質を厳重にチェック

(篠田)
製造されまだ包装されていない製品を中間製品と呼んでいます。私たちの仕事は、製造工程中で抜き取られた中間製品の欠けや割れなどがないか、汚れがないかなどの外観の検査から、内容物の成分分析までを行い、製品全体の品質を評価しています。

担当者の声1
担当者の声2

(山元)
試験は、グローバル共通の試験基準や品質管理基準はもちろん日本の規格にも準拠するよう行い、厳格に品質管理を行っています。また試験は包装する直前に行えばよいといったものではなく、製造過程で薬剤の成分が変化することもあるため、工程の合間でも何度か試験を行っています。

(篠田)
品質管理を確実に行うことが、患者さんに安心して服用いただける薬をお届けすることにつながります。そのため品質チェックには万全の体制をとっています。一つ例をあげると、ある試験では最初に試験担当者が試験を行った後、試験結果をセルフチェックし試験責任者に報告します。報告を受けた試験責任者は試験に使用された機器や試薬などが適正であったかも含め試験結果を確認し、試験が合格基準を満たしているかチェックします。さらにこれを品質管理責任者が、報告された全ての試験について、適正なプロセスを経ているかなど総合判定を行い、合格と判定されたものだけが出荷されるようになっています。このような何重もの厳しいチェック体制で、適正な製品を提供できるよう、日々品質管理に努めています。

(山元)
新薬の提供が決まり、工場での製造が開始されるまで、約1年の月日がかかります。その間、生産計画から製造、品質管理に関わる関係者全員で力を合わせ、新薬を1日でも早くお届けできるように取り組んでいます。これからも社員ひとり一人が、品質管理の仕事にやりがいと責任を持ち、患者さんのみなさんに安心して使用いただけるよう製品の品質管理に努めていきたいと思います。