Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA 2026年度第1四半期決算発表重要な承認取得および臨床マイルストーンに関するハイライト
2026/06/15 11:00 JST
報道関係各位
MSD株式会社
この参考資料は、Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAが2026年4月30日付(米国東部時間)に発表した2026年度第1四半期決算のプレスリリースMerck & Co., Inc., Rahway, N.J., USA Announces First-Quarter 2026 Financial Results; Highlights Significant Regulatory Approvals and Clinical Milestones – Merck.comを日本語に翻訳したもので、内容および解釈については英語が優先されます。
以下の医療用医薬品は、日本国内で発売しております。カナ表記は括弧内をご参考ください。BRIDION®(ブリディオン®)、CAPVAXIVE™(キャップバックス®)、GARDASIL®(ガーダシル®)、GARDASIL®9(シルガード®9)、JANUVIA®(ジャヌビア®)、IDVYNSO™(イドビンソ®)、KEYTRUDA®(キイトルーダ®)、LAGEVRIO™(ラゲブリオ®)、Lenvima®(レンビマ®)、Lynparza®(リムパーザ®)、PREVYMIS®(プレバイミス®)、ROTATEQ®(ロタテック®)、VAXNEUVANCE®(バクニュバンス®)、WELIREG™(ウェリレグ®)、WINREVAIR™(エアウィン®)
参考資料
Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA
2026年度第1四半期決算発表
重要な承認取得および臨床マイルストーンに関するハイライト
オンコロジーおよびアニマルヘルスにおける継続的な堅調による売上高の成長
複数の製品上市が大きく寄与
- 2026年度第1四半期の全世界売上高は163億ドル(前年同期比5%増、為替変動の影響を除き3%増の成長)
- KEYTRUDA/KEYTRUDA QLEX1の売上高は80億ドル(前年同期比12%増、為替変動の影響を除き8%増の成長)。KEYTRUDA QLEXの売上高1億2,800万ドルを含む
- WINREVAIRの売上高は5億2,500万ドル(前年同期比88%増、為替変動の影響を除き87%増の成長)
- アニマルヘルスの売上高は18億ドル(前年同期比13%増、為替変動の影響を除き6%増の成長)
- 2026年度第1四半期のGAAPベースの一株当たり損失は1.72ドル、non-GAAPベースの一株当たり損失は1.28ドル。GAAPおよびnon-GAAPベースの一株当たり損失は、Cidara社の買収に関連する費用3.62ドル(一株当たり)を反映
- 第3相CORALreef AddOn試験による良好な結果を含む心肺系のパイプラインの新規データをACC.26で発表
- ウイルス学的抑制が得られているHIV-1感染症成人患者を対象とした1日1回経口投与のIDVYNSOについて米国FDAの承認を取得
- オンコロジーパイプラインにおいて複数の重要な承認取得および臨床マイルストーンを達成
- Terns Pharmaceuticals, Inc.の買収契約を発表。ならびに慢性骨髄性白血病の新規候補薬TERN-701により血液領域パイプラインを拡大(取引は2026年5月に完了見込み)
- 2026年通期の業績見通し
- 2026年度通期の全世界売上高の中心値を上方修正。現在、658億ドル~670億ドルと予想
- 2026年度通期のnon-GAAPベースのEPSレンジを5.04ドル~5.16ドルに上方修正
- 業績見通しには、Terns Pharmaceuticals, Inc.の買収提案による影響を反映していません。2026年5月には完了見込みで、最終的に約58億ドルまたは一株当たりの約2.35ドルを一括で計上予定
米国ニュージャージー州ローウェイ– Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA(米国とカナダ以外ではMSD)は2026年4月30日、2026年度第1四半期決算を発表しました。
会長兼最高経営責任者(CEO)のロバート・M・デイビスは、「当社は、幅広い治療領域において、多様な成長ドライバーを有するポートフォリオへの転換に向けて迅速な取り組みを進めています。2026年度第1四半期では、Terns社の買収計画などのサイエンス主導の事業開発を通じて、引き続きパイプラインを強化しました。またIDVYNSOがFDAに承認されるなど、複数の重要なマイルストーンを達成しました。同製品の承認は、HIVとともに生きる人々への当社の長年の貢献をさらに前進させる、新たな一歩です。これまでの成果を大変喜ばしく思うとともに、様々な第3相データが発表される時期を迎え、当社のパイプラインによって患者さんに希望をお届けできるという今後の展開に大きな期待を寄せています」と述べています。
決算サマリー

GAAP(GAAP:一般に公正妥当と認められる会計基準)ベースの希薄化後一株当たり当期純利益/損失(EPS)について、2026年第1四半期の一株当たり損失は1.72ドル、non-GAAPベースの一株当たり損失は1.28ドルでした。2026年第1四半期のGAAPベースの一株当たり損失およびnon-GAAPベースの一株当たり損失は、Cidara Therapeutics, Inc.(Cidara社)の買収に関連する費用3.62ドル(一株当たり)が含まれます。
non-GAAPベースのEPSは、事業統合・売却関連費用、事業再構築プログラムに関連する費用、および株式の投資による収益と損失を除外しています。
2026年度第1四半期の業績
以下の表は当社の売上高上位製品および主要な製品の売上高総額を表しています。

Koselugoに関する提携収益は、2025年度第1四半期の4,400万ドルに対し2026年度第1四半期は1億6,100万ドルでした。この増加は、2026年度第1四半期にAstraZenecaとの2025年の共同開発契約の修正に関連して受領した1億5,000万ドルの支払いによるもので、この修正により、AstraZenecaによる年次選択を条件として、当社がAstraZenecaと収益および費用を分担する規定が廃止され、支払体系が変更されました。
2026年度第1四半期の費用および関連情報
以下の表は、費用に関する抜粋情報を表しています。

GAAPベースの費用、EPSおよび関連情報
GAAPベースの売上総利益率は、2026年度第1四半期の74.2%に対し2025年度第1四半期は78.0%でした。この売上総利益率の減少は主に、無形資産の償却費の増加、事業再構築費用の増加、2025年のVerona Pharma社の買収に関連する棚卸資産の公正評価額の引上げ、および為替のマイナス影響を反映していますが、プロダクト・ミックスによるプラス影響により一部相殺されました。
2026年第1四半期の販売費および一般管理費(SG&A)は27億ドルで、2025年第1四半期と比べて6%増加しました。この増加は主に管理費の増加、および為替のマイナス影響を反映しています。
2026年第1四半期の研究開発費(R&D)は126億ドルで、2025年第1四半期は36億ドルでした。この増加は主に、Cidara社の買収に関連する費用90億ドル、臨床開発費の増加、為替のマイナス影響、および事業再構築費用の増加を反映していますが、Blackstone Life Sciences(Blackstone社)との資金調達契約の一環として研究開発費の2億ドルの減少、および2024年のEyebiotech Limited(EyeBio社)の買収に関連する開発マイルストーンの達成に伴う2025年度第1四半期の費用1億ドルにより一部相殺されました。
2026年第1四半期のその他の費用(収益)純額は1億3,800万ドルの費用、2025年第1四半期は3,500万ドルの収益でした。このマイナス影響は主に正味支払利息の増加を反映していますが、株式の投資による利益の増加により一部相殺されました。
2026年度第1四半期の法人税引当額は、35億ドルの税引前損失に対して7億900万ドルでした。その結果、実効税率はマイナス20.1%でした。この実効税率には、Cidara社の買収に関連する費用によるマイナス影響33.1%ポイントが含まれます。なおこれには税効果会計によるプラス影響は計上されていません。
2026年度第1四半期のGAAPベースの一株当たり損失は1.72ドルで、2025年度第1四半期のGAAPベースの一株当たり利益は2.01ドルでした。これは主に、Cidara社の買収に関連する2026年度第1四半期に含まれる費用3.62ドル(一株当たり)が反映されています。
non-GAAPベースの費用、EPSおよび関連情報
2026年第1四半期のnon-GAAPベースの売上総利益率は81.9%、2025年第1四半期は82.2%でした。この売上総利益率の減少は主に、為替のマイナス影響を反映していますが、プロダクト・ミックスによるプラス影響により一部相殺されました。
2026年第1四半期のnon-GAAPベースの販売費および一般管理費は27億ドルで、2025年第1四半期と比べて5%増加しました。この増加は主に管理費の増加、および為替のマイナス影響を反映しています。
2026年第1四半期のnon-GAAPベースの研究開発費は126億ドルで、2025年第1四半期は36億ドルでした。この増加は主に、Cidara社の買収に関連する費用90億ドル、臨床開発費の増加、および為替のマイナス影響を反映していますが、Blackstone社との資金調達契約の一環として研究開発費の2億ドルの減少、および2024年のEyeBio社の買収に関連する開発マイルストーンの達成に伴う2025年度第1四半期の費用1億ドルにより一部相殺されました。
non-GAAPベースでの2026年第1四半期のその他の費用(収益)純額は3億1,800万ドルの費用、2025年第1四半期は7,500万ドルの費用でした。このマイナス影響は主に正味支払利息の増加を反映しています。
2026年度第1四半期のnon-GAAPベースの法人税引当額は、22億ドルの税引前損失に対して9億5,700万ドルでした。その結果、non-GAAPベースの実効税率はマイナス43.5%でした。この実効税率には、Cidara社の買収に関連する費用によるマイナス影響57.6%ポイントが含まれます。なおこれには税効果会計によるプラス影響は計上されていません。
2026年度第1四半期のnon-GAAPベースの一株当たり損失は1.28ドルで、2025年度第1四半期のnon-GAAPベースの一株当たり利益は2.22ドルでした。これは主に、Cidara社の買収に関連する2026年度第1四半期に含まれる費用3.62ドル(一株当たり)が反映されています。
当期純利益(損失)およびEPSのGAAPベースからnon-GAAPベースへの調整は、以下の表のとおりです。

パイプラインおよびポートフォリオハイライト
2026年度第1四半期において、当社は多様な治療領域において重要な承認取得および臨床マイルストーンを達成し、パイプラインの前進を継続しました。
オンコロジー領域:
- 第3相KEYNOTE-B96試験に基づき、PD-L1陽性(CPS[Combined Positive Score]≧1)のプラチナ抵抗性卵巣がんの成人患者を対象に、KEYTRUDAおよびKEYTRUDA QLEXとパクリタキセル±ベバシズマブとの併用療法を米国食品医薬品局(FDA)が承認
- さらに欧州委員会(EC)も、同じ患者集団を対象として本KEYTRUDAレジメンを承認
- 2026年4月、複数の腫瘍タイプを有する患者を対象に、KEYTRUDA QLEXの皮下投与とKEYTRUDAの静脈内投与を比べて、患者報告の選好度を評価する第2相MK-3475A-F11試験の結果に基づき、KEYTRUDA QLEXの添付文書改訂をFDAが承認
- 2026年4月、第2相Ideate-Lung01試験に基づき、前治療歴のある進展型小細胞肺がん成人患者に対するifinatamab deruxtecan(I-DXd)についてFDAが優先審査に指定。I-DXdは第一三共株式会社との提携による候補薬の1つ
- FDAは、処方薬ユーザーフィー法(PDUFA)による期日を2026年10月10日に指定
- 第3相LITESPARK-022試験に基づき、RCC患者を対象とした術後補助療法として、KEYTRUDAまたはKEYTRUDA QLEXとWELIREGとの併用療法に関する一部変更申請をFDAが優先審査項目として受理
- FDAはPDUFAによる期日を2026年6月19日に指定
- 第3相LITESPARK-011試験に基づき、前治療歴のある進行RCC患者を対象として、WELIREGとLenvimaの併用療法に関する一部変更申請をFDAが受理。Lenvimaは、Eisai Co., Ltd(エーザイ社)との提携の一環として開発中
- FDAはPDUFAによる期日を2026年10月4日に指定
- 第3相KEYNOTE-B15試験(EV-304とも呼ばれる)において、シスプラチンに適格な筋層浸潤性膀胱がん(MIBC)患者を対象とした術前・術後のKEYTRUDAとPadcevの併用療法が、無イベント生存期間(EFS)のイベントリスクを47%、死亡リスクを35%低下させたという良好な結果を発表
- KEYNOTE-B15試験は、早期がんにおいてKEYTRUDAベースのレジメンで全生存期間(OS)の改善を示した6件目の試験
- 2026年4月、第3相KEYNOTE-B15試験に基づき、シスプラチンに適格のMIBC患者を対象として、KEYTRUDAおよびKEYTRUDA QLEXのそれぞれとPadcev との併用療法についてFDAが優先審査に指定
- FDAはPDUFAによる期日を2026年8月17日に指定
- 第3相LITESPARK-012試験の事前に規定された中間解析では、KEYTRUDAとLenvimaの併用療法と比較して、KEYTRUDAとLenvimaとWELIREGの3剤による併用療法、ならびにMK-1308A(KEYTRUDAとCTLA-4抗体quavonlimabの開発中の固定用量配合剤)とLenvimaの併用療法は、進行した淡明細胞型RCC患者を対象として、主要評価項目である無増悪生存期間とOSにおいて統計学的に有意な改善を認めず
- 第3相KEYNOTE-975試験では、プラセボと根治的化学放射線療法(dCRT)と比較して、KEYTRUDAとdCRTの併用療法は、局所で進行した切除不能食道がん患者を対象として、主要評価項目であるEFSにおいて統計学的に有意な改善を認めず
- 第3相KEYNOTE-866試験の事前に規定された中間解析では、周術期のプラセボおよび術前化学療法と比較して、周術期のKEYTRUDAおよび術前化学療法は、根治的膀胱摘除および骨盤リンパ節郭清を実施した、シスプラチンに適格のMIBC患者を対象として、主要評価項目であるEFSにおいて統計学的に有意な改善を認めず
ワクチンおよび感染症領域:
- 2026年4月、第3相MK-8591A-051試験およびMK-8591A-052試験に基づき、ウイルス学的抑制が得られているHIV-1感染症成人患者を対象に、1日1回経口投与のドラビリン/イスラトラビル(DOR/ISL)2剤配合錠IDVYNSOをFDAが承認。2026年3月、同じ患者集団を対象として日本でも承認
- 第33回CROI(Conference on Retroviruses and Opportunistic Infections、レトロウイルス・日和見感染症会議)にて、DOR/ISLを評価した3件の第3相試験のデータを発表:
- 第3相MK-8591A-053試験では、DOR/ISLは、インテグラーゼ鎖転移阻害薬(INSTI)を含まない2剤配合錠として初めて、抗レトロウイルス療法による治療歴のないHIV-1感染症成人患者に対して、48週時点において、ビクテグラビル/エムトリシタビン/テノホビルアラフェナミド[(50 mg/200 mg/25 mg)、(BIC/FTC/TAF)]に対する有効性の非劣性および同程度の安全性プロファイルを示す
- 第3相MK-8591A-052試験およびMK-8591A-051試験では、DOR/ISLは、ウイルス学的抑制が得られているHIV-1感染症成人患者において、BIC/FTC/TAFを含む他の経口抗レトロウイルス療法からの切り替え後、96週時点でHIV-1のウイルス学的抑制を維持
- 2026年4月、第2b/3相CLEVER試験および第3相SMART試験に基づき、生後初回のRSウイルス(respiratory syncytial virus)感染流行期の新生児および乳児において、RSウイルスによる下気道疾患の予防を目的としたENFLONSIAをECが承認
- RSウイルス感染症の重症化リスクが高い乳児および小児を対象にENFLONSIAの安全性、有効性、薬物動態を生後2回にわたるRSウイルス感染流行期を通して評価した第3相SMART試験における、生後2回目のRSウイルス感染流行期の良好な結果を発表
- 肺炎球菌感染症の罹患リスクの高い小児および思春期層において、侵襲性肺炎球菌感染症および肺炎球菌性肺炎に対する能動免疫の獲得を目的としたCAPVAXIVEの適応拡大について、欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)が良好な見解を採択
心血管代謝領域および呼吸器領域:
- American College of CardiologyのAnnual Scientific Session and Expo(ACC.26、米国心臓学会学術集会)において、新たなデータを発表:
- 第3相CORALreef AddOn試験の良好な結果により、ガイドライン推奨の経口非スタチン系薬物療法と比較して、スタチンによるバックグラウンド治療中にEnlicitide Decanoateを追加した場合、8週時のLDL-Cを有意に低下。本試験は、enlicitide decanoateの良好なデータが得られた3件目の第3相試験
- 第2相CADENCE試験の良好なデータにより、WINREVAIRが、左室駆出率の保たれた心不全に伴う混合性毛細血管性肺高血圧症(CpcPH-HFpEF)を有する成人患者において、明確なproof-of-concept(POC)を達成。総合的なエビデンスに基づき、本疾患群を対象としてWINREVAIRの開発を進め、承認申請へ向けた第3相試験に移行
アニマルヘルス:
- FDAは、犬用のNUMELVIを承認。NUMELVIは、生後6カ月以上の犬におけるアレルギー性皮膚炎に伴う掻痒症の治療を適応とする、初めてかつ唯一の第2世代ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤
事業開発:
- 子会社を通じて、Terns Pharmaceuticals, Inc.(Terns社)の買収の合意を発表
- 慢性骨髄性白血病(CML)の特定の患者を対象に、現在第1/2相で開発中の経口アロステリックBCR::ABL1チロシンキナーゼ阻害剤TERN-701の追加により血液領域パイプラインを拡大
- 取引は2026年5月に完了見込み
以下の表は、当社のパイプラインおよびポートフォリオに関する重要な最新ニュースリリースを表しています。詳細は当社ウェブサイトのニュースリリースセクション*をご覧ください。

投資家向けイベントに関する最新情報
2026年6月1日月曜日、午後6時(中部標準時(CT))より、米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会に合わせてオンコロジー領域に関する投資家向けイベントを主催します。上級幹部が当社のオンコロジー戦略およびプログラムに関する最新情報を提供する予定です。同イベントは、米国イリノイ州シカゴで開催され、ライブオーディオウェブキャストでアクセス可能です。
2026年通期の業績見通し
以下の表は、当社の2026年通期の業績見通しの要約を表しています。

将来の見通しとしてのnon-GAAPベースの売上総利益率、non-GAAPベースの営業費用、non-GAAPベースのその他の費用(収益)純額、non-GAAPベースの実効税率、およびnon-GAAPベースのEPSに関して、最も直接的に比較を可能とするGAAPベースの指標への調整は提示していません。このような調整には、無形資産の減損損失、法的な和解、ならびに株式の投資による利益/損失(直接所有または投資ファンドによる所有権)などを含みますが、合理的な確実性をもとに調整金額を予測することができないからです。これらの項目は、本質的に予測が困難であり、当社における将来のGAAPベースの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
2026年通期の売上高については、2026年4月中旬の為替レートによる約1%の為替のプラス影響を含み、658億ドル~670億ドルになると予想しています。
当社は、2026年度通期のnon-GAAPベースの実効税率は、23.5%から24.5%になると引き続き予想しています。これには、Cidara社の買収に関連する税控除対象外(non-tax deductible)の費用の一括計上が含まれる予定です。
当社は、2026年通期のnon-GAAPベースの EPSレンジを5.04ドル~5.16ドルになると予想しています。これには、2026年4月中旬の為替レートによる1株当たり約0.10ドルの為替のプラス影響が含まれています。また、これには、Cidara社の買収に関連する、90億ドルの一括計上(3.62ドル(一株当たり)の一括計上)が含まれています。2025年には、特定の事業開発活動に関連する費用0.20ドル(一株当たり)の一括計上により、8.98ドルのnon-GAAPベースのEPSがマイナスの影響を受けました。
2026年4月、当社はTernsを買収する公開買付を発表しました。当社の業績見通しには、この事業活動は反映されていません。この事業活動は資産取得として会計処理される予定で、約58億ドル(一株当たり約2.35ドル)の費用が一括計上されます。さらに、TERN-701の開発を進めるための事業投資および本事業活動の資金調達コストを考慮すると、本件完了後、2026年残りの期間においてEPSは、約0.12ドルのマイナス影響を受けると予想しています(2026年5月に完了見込み)。
業績見通しには、追加の重要性の高い潜在的な事業開発活動は想定していません。
コンファレンス・コール
Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAの投資家、メディア関係者および一般の方々へのコンファレンス・コールのライブ・ウェブキャストが米国東部時間の2026年4月30日木曜日の午前9時に行われました。売上高と利益のニュースリリース、財務状況の開示追補、決算ハイライトスライドを含むウェブキャストは、会社のウェブサイトにてご覧いただくことができます。
すべての参加者は、(800) 369-3351(フリーダイヤル、米国およびカナダ)または(517) 308-9448からアクセスコード番号9818590にてご参加いただけます。
Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAについて
Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA(米国とカナダ以外ではMSD)は、最先端のサイエンスを駆使して、世界中の人々の生命を救い、生活を改善するというパーパスのもとに結束しています。130年以上にわたり、重要な医薬品やワクチンの発見を通して人類に希望をもたらしてきました。私たちは、世界トップクラスの研究開発型バイオ医薬品企業を目指し、人類や動物の疾患予防や治療に寄与する革新的なヘルスケア・ソリューションを提供するために、研究開発の最前線で活動しています。私たちは、多様かつ包括的な職場環境を醸成し、世界中の人々と地域社会に、安全で持続可能かつ健康な未来をもたらすため、責任ある経営を日々続けています。
Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAの将来に関する記述
このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAの経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。
リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、米国および世界における医薬品業界の規制やヘルスケア関連の法制度が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAによる将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、革新的製品に対するMerck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAの特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。
Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAは、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAに関するForm 10-Kの2025年度年次報告書および米国証券取引委員会(SEC)のインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できるSECに対するその他の書類で確認できます。
補足資料
製品名と有効成分を以下に提示します。
医薬品
BRIDION (スガマデクス)
CAPVAXIVE (21価肺炎球菌結合型ワクチン)
ENFLONSIA (クレスロビマブ)GARDASIL (組換え沈降4価[6,11,16,18型]ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン)
GARDASIL 9 (組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン)
IDVYNSO (ドラビリン/イスラトラビル)
JANUMET (シタグリプチン/メトホルミン)
JANUVIA (シタグリプチン)
KEYTRUDA (ペムブロリズマブ)
KEYTRUDA QLEX (ペムブロリズマブおよびベラヒアルロニダーゼアルファ-pmph)
LAGEVRIO (モルヌピラビル)
Lenvima (レンバチニブ)
Lynparza (オラパリブ)
M-M-R II (麻しん-おたふくかぜー風しん混合ワクチン)
OHTUVAYRE (エンシフェントリン)
PREVYMIS (レテルモビル)
PROQUAD (麻しんーおたふくかぜー風しんー水痘混合ワクチン)
VARIVAX (水痘ワクチン)
ROTATEQ (5価経口弱毒生ロタウイルスワクチン)
WELIREG (ベルズチファン)
WINREVAIR (ソタテルセプト)アニマルヘルス
BRAVECTO (フルララネル)
NUMELVI (アティンビシチニブ錠)
1 一部の市場ではKEYTRUDA SCとして販売。
2 Merck & Co., Inc., Rahway, N.J., USAに帰属する当期純利益(損失)。
3 Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAは、特定項目の性質およびそれらが事業業績や傾向に関する分析に与える影響を考慮し、2026年度および2025年度の特定の項目の影響を除いたnon-GAAPベースの情報を提供しています。経営陣は、non-GAAPベースの決算報告を用いて業績を評価しているため、この情報が会社の業績に対する投資家の理解を深めるものと考えています。経営陣は、non-GAAPベースの指標を目標の設定や達成予測のため、またその他の基準も併用しながら当社の業績を評価するために社内的に活用します。加えて、上級管理職の報酬を含む従業員の年間報酬は、部分的にnon-GAAPベースの税引前利益をベースとして支払われています。これはGAAPに基づき算出された情報に関する追加情報であって、その代わりとなるものではなく、また優先されるものでもありません。non-GAAPベースの調整についての詳細は、本リリースに添付された表2a(脚注を含む)を参照してください。
4 事業統合・売却に関する統合費用、取引費用およびその他の費用、ならびに提携、ライセンス契約、資産取得に関連する無形資産の償却費、資産取得に関連する棚卸資産の公正評価額の引上げと共に、事業の統合に関連する費用を反映し、無形資産の償却費、無形資産の減損損失、および、条件付対価による負債の公正価値測定の見積り変更に関連する費用または収益が含まれます。
5 提示されたすべての期間において、non-GAAP調整の現地の法定税率を適用した、調整項目への推定税影響額が含まれています。
6 ビクテグラビル/エムトリシタビン/テノホビルアラフェナミド(BIKTARVY)は、Gilead Sciences, Inc.の登録商標です。MSDについて
MSD(Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA.が米国とカナダ以外の国と地域で事業を行う際に使用している名称)は、「最先端のサイエンスを駆使して、世界中の人々の生命を救い、生活を改善する」というパーパスのもとに結束し、130年以上にわたり、重要な医薬品やワクチンの開発を通して人類に希望をもたらしてきました。私たちは、世界トップクラスの研究開発型バイオ医薬品企業を目指し、人類や動物の疾患予防や治療に寄与する革新的なヘルスケア・ソリューションを提供するために、研究開発の最前線で活動しています。また、私たちは、多様かつ包括的な職場環境を醸成し、世界中の人々と地域社会に安全で持続可能かつ健康な未来をもたらすため、責任ある経営を日々行っています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)やFacebook、Instagram、YouTubeをご参照ください。