2021年

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2021年1月27日

報道関係各位

MSD株式会社

 

この参考資料は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が、2021年1月25日(米国東部時間)に発表したニュースリリースMerck Discontinues Development of SARS-CoV-2/COVID-19 Vaccine Candidates; Continues Development of Two Investigational Therapeutic Candidates の日本語訳であり、内容や解釈については英語が優先されます。


参考資料

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.、
SARS-CoV-2/COVID-19ワクチン候補の開発を中止
治験薬候補2剤の開発は継続



2021年1月25日:ニュージャージー州ケニルワース―Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は本日、SARS-CoV-2/COVID-19ワクチン候補V590およびV591の開発を中止し、SARS-CoV-2/COVID-19に対する開発戦略と生産能力を治療薬候補MK-4482およびMK-7110の開発に集中させる予定であることを発表しました。今回の決定は、V590およびV591の第1相臨床試験の結果を検討したうえで下されたものです。これらの試験では、V590およびV591の忍容性は良好であったものの、免疫応答は自然感染による免疫応答や、他のSARS-CoV-2/COVID-19ワクチンによる免疫応答に劣っていました。今後は、引き続き治験薬MK-7110およびMK-4482(Ridgeback Bio社と共同開発中のmolnupiravir)の臨床プログラムを進め、製造規模の拡大を図っていきます。

当社研究開発本部長のDean Y. Li博士は「これらのワクチン候補の開発にご協力いただいた共同研究者の皆様、治験にご参加いただいたボランティアの皆様に感謝申し上げます。私たちはこれからも、このパンデミックによる患者さん、医療、地域社会への負担の軽減に向けた世界的な取り組みに貢献してまいります」と述べています。

この開発中止に伴う費用は2020年第4四半期に計上します。この費用はGAAP(一般に認められた会計原則)による業績には含まれますが、Non-GAAPによる業績には影響しません。

当社は共同研究者とともにV590およびV591の第1相試験の結果をまとめた論文を査読審査のある雑誌に投稿する予定です。MK-7110およびMK-4482の開発と製造を進める一方で、SARS-CoV-2/COVID-19の研究も継続していきます。また、麻疹ウイルスベクターや水疱性口内炎ウイルスベクターをベースとするプラットフォームの可能性を評価し、幅広くパンデミックに対応できる能力の追求を引き続き進めていきます。新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、当社をはじめとする医薬品業界が研究への投資を継続して健康への脅威に立ち向かう必要があることを浮き彫りにしています。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の治療薬候補について

  • MK-7110(旧称CD24Fc)はファーストインクラスの遺伝子組換え融合タンパク質で、基本的には新たな免疫チェックポイント機構を標的とすることによりSARS-CoV-2に対する炎症反応を調節します。第3相試験の中間結果によると、新型コロナウイルス感染症により入院した中等症~重症患者において死亡または呼吸不全のリスクが50%以上低下しました。この試験の結果は2021年第1四半期に揃うと見込まれています。当社は昨年12月、MK-7110の製造と初期出荷を進めるため、米国政府との供給に関する合意を締結したことを発表しました(リンク)。
  • Molnupiravir(MK-4482)はRidgeback Bio社と共同開発中の新規経口抗ウイルス薬です。現在、第2/3相臨床試験に入っており、入院患者および外来患者に投与されています。この第2/3相試験の主要評価項目の最終評価は2021年5月に行われます。最初の有効性データは2021年第1四半期に得られると見込まれており、臨床的に意義のあるデータであった場合には公表する予定です。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は125年以上にわたり、人々の生命を救い、人生を健やかにするというミッションのもと、世界で最も治療が困難な病気のために、革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。また、多岐にわたる政策やプログラム、パートナーシップを通じて、患者さんの医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。私たちは、今日、がん、HIVやエボラといった感染症、そして新たな動物の疾病など、人類や動物を脅かしている病気の予防や治療のために、研究開発の最前線に立ち続け、世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指しています。詳細については、 当社ウェブサイトTwitterFacebookInstagramYouTubeLinkedInをご参照ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述
このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行の影響、医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.に関するForm 10-Kの2019年度年次報告書および米国証券取引委員会(SEC)のインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できるSECに対するその他の書類で確認できます。


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MSDについて
MSD(Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が米国とカナダ以外の国と地域で事業を行う際に使用している名称)は、125年以上にわたり、人々の生命を救い、人生を健やかにするというミッションのもと、世界で最も治療が困難な病気のために、革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。MSDはまた、多岐にわたる政策やプログラム、パートナーシップを通じて、患者さんの医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。私たちは、今日、がん、HIVやエボラといった感染症、そして新たな動物の疾病など、人類や動物を脅かしている病気の予防や治療のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDは世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指しています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)やFacebookTwitterYouTubeをご参照ください。