2020年

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2020年11月16日

報道関係各位

MSD株式会社

 

この参考資料は、KEYTRUDA® (pembrolizumab) Plus LENVIMA® (lenvatinib) Demonstrated Statistically Significant Improvement in Progression-Free Survival (PFS), Overall Survival (OS) and Objective Response Rate (ORR) Versus Sunitinib as First-Line Treatment for Patients の日本語訳であり、内容や解釈については英語が優先されます。適応症と安全性情報も米国のものであり、日本国内の情報ではありません。

KEYTRUDA®は、日本ではキイトルーダ®として、悪性黒色腫、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫、がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌、がん化学療法後に増悪した進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する固形癌(標準的な治療が困難な場合に限る)、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌、がん化学療法後に増悪したPD-L1陽性の根治切除不能な進行・再発の食道扁平上皮癌に対する効能又は効果で承認を取得しております。LENVIMA®は、日本ではレンビマ®として、根治切除不能な甲状腺癌、切除不能な肝細胞癌に対する効能又は効果で承認を取得しております。


参考資料

LENVIMA®(レンバチニブ)とKEYTRUDA®(ペムブロリズマブ)の併用療法が
進行性腎細胞がんを対象とした一次療法において、無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)、
および奏効率(ORR)について対照薬のスニチニブに対して統計学的に有意な改善を示す

LENVIMA®とエベロリムスの併用療法も無増悪生存期間および奏効率
について対照薬のスニチニブに対して統計学的に有意な改善を示す

本臨床第3相試験(KEYNOTE-581/CLEAR(307)試験)の結果は
今後の学会にて発表予定



2020年11月10日 ニュージャージー州ケニルワース、ニュージャージー州ウッドクリフレイク―Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)とエーザイ株式会社は、ピボタル第3相試験(KEYNOTE-581試験/ CLEAR(307))において良好な結果が得られましたのでお知らせします。本試験では、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の抗PD-1抗体KEYTRUDA®とエーザイ創製の経口チロシンキナーゼ阻害剤LENVIMA®の併用療法、およびLENVIMA®とエベロリムスの併用療法について、進行性腎細胞がん(RCC)の一次療法として、スニチニブに対する有効性を評価しました。KEYTRUDA®とLENVIMA®の併用療法は、intention-to-treat(ITT)集団において、主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)と重要な副次評価項目である全生存期間(OS)および奏効率(ORR)において、対照薬のスニチニブに対して統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善を示し、主要評価項目および重要な副次評価項目を達成しました。また、LENVIMA®とエベロリムスの併用療法についても、ITT 集団において主要評価項目(PFS)および重要な副次評価項目(ORR)において、対照薬のスニチニブに対して統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善を示しました。なお、ITT集団にはMemorial Sloan-Kettering Cancer Center(MSKCC)による予後予測分類の全てのリスクグループ(低リスク、中リスク、高リスク)の患者さんが含まれていました。本試験における両併用療法の安全性プロファイルは、これまでの試験で報告されたものと一貫していました。両社は、本試験のデータに基づく販売承認申請をめざし、世界各国の当局と議論を行います。本試験の結果の詳細については、今後の学会で発表する予定です。

Merck & Co, Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A. 研究開発本部 オンコロジークリニカルリサーチのアソシエイトバイスプレジデントであるGregory Lubiniecki博士は、「KEYTRUDA®とLENVIMA®の併用療法がスニチニブに対して統計学的に有意かつ臨床的に意義のあるPFS、OSおよびORRの改善を示したことにより、進行性腎細胞がんの一次療法に対するKEYTRUDA®をベースとした併用療法の研究を支持する科学的エビデンスが蓄積されました。両社は引き続き協力し、特に腎細胞がんのようなアンメットニーズの高い領域において、KEYTRUDA®とLENVIMA®の併用療法の可能性を追求していきます」と述べています。

エーザイ株式会社の執行役 オンコロジービジネスグループ チーフメディスンクリエーションオフィサー兼チーフディスカバリーオフィサーである大和隆志博士は、「今回のKEYNOTE-581/CLEAR(307)試験の結果は、LENVIMA®とKEYTRUDA®の併用療法について、進行性腎細胞がんの一次療法としての有用性を支持するものです。また、血管新生阻害剤治療後の進行性腎細胞がんに対する二次治療として承認を取得しているLENVIMA®とエベロリムスの併用療法についても、一次治療としてのポテンシャルを裏付けるものです。今回の結果は我々を大いに勇気づけるものであり、我々の知見をさらに拡大し、治療が難しいとされるがん患者様のアンメットニーズを満たす治療法の開発に注力してまいります」と述べています。

両社はLEAP(LEnvatinib And Pembrolizumab)臨床プログラムを通じて13種類のがん(子宮体がん、肝細胞がん、悪性黒色腫、非小細胞肺がん、腎細胞がん、頭頸部扁平上皮がん、尿路上皮がん、胆道がん、大腸がん、胃がん、膠芽腫、卵巣がん、トリプルネガティブ乳がん)における19の臨床試験を進めています。


KEYNOTE-581試験/ CLEAR(307)について
KEYNOTE-581試験/ CLEAR(307)試験(ClinicalTrials.gov, NCT02811861)は、進行性腎細胞がん患者を対象に、一次治療としてLENVIMA®とKEYTRUDA®あるいはLENVIMA®とエベロリムスの併用療法をスニチニブ単剤療法と比較する、多施設共同無作為化非盲検第3相試験です。主要評価項目は、RECIST1.1に基づく独立画像判定によるPFSです。重要な副次評価項目には、OS、ORRおよび安全性が含まれています。登録患者約1,050人が、以下の3群に無作為に割り付けられました。

  • LENVIMA®(18mg、1日1回経口投与)とエベロリムス(5mg、1日1回経口投与)の併用群
  • LENVIMA®(20mg、1日1回経口投与)とKEYTRUDA®(200mg 3週ごと静脈内投与)の併用群
  • スニチニブ(50mg、1日1回経口投与、4週間投与後、2週間休薬)単剤群

腎細胞がんについて
全世界での腎がんの新規罹患者数は403,000人以上と推定され、175,000人以上が亡くなったとされています(2018年)。米国では、2020年に約74,000人が新たに診断され、約15,000人が亡くなると推定されています。腎細胞がんは、腎臓における最も発生頻度の高いがんで、腎がんの約9割を占めるとされています。男性は女性の約2倍の頻度で発症するとされています。腎細胞がんは、多くの場合、他の腹部疾患の画像診断時に発見されます。腎細胞がん患者さんの約30%は、診断時に転移が確認され、約40%の患者さんは局所性腎細胞がんに対する一次外科治療後に転移性がんに進展すると報告されています。生存率は診断時のステージによって大きく変わりますが、転移性腎細胞がんの5年生存率は12%であり、予後の悪い疾患です。


KEYTRUDA®について
KEYTRUDA®は、自己の免疫力を高め、がん細胞を見つけて攻撃するのを助ける抗PD-1抗体です。KEYTRUDA®はPD-1とそのリガンドであるPD-L1およびPD-L2との相互作用を阻害して、がん細胞を攻撃するTリンパ球を活性化するヒト化モノクローナル抗体です。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は業界最大のがん免疫療法臨床研究プログラムを行っており、現在1,200を超えるKEYTRUDA®の臨床試験を実施し、幅広い種類のがんや治療セッティングを検討しています。KEYTRUDA®の臨床プログラムでは、さまざまながんにおけるKEYTRUDA®の役割や、KEYTRUDA®による治療効果が得られる可能性を予測する因子について模索しており、さまざまなバイオマーカーの模索も行っています。


LENVIMA®について
LENVIMA®は、血管内皮増殖因子(VEGF)受容体であるVEGFR1(FLT1)、VEGFR2 (KDR)、VEGFR3 (FLT4)に対する選択的阻害活性を有する、経口投与可能なエーザイ創製のマルチキナーゼ阻害剤です。LENVIMA®は、線維芽細胞増殖因子(FGF)受容体のFGFR1-4、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)のPDGFRα、KIT、RETなどの腫瘍血管新生あるいは腫瘍悪性化に関与する受容体型チロシンキナーゼに対する選択的阻害活性を有します。非臨床研究モデルにおいて、LENVIMA®は、がん微小環境における免疫抑制因子として知られている腫瘍関連マクロファージの割合を減少させ、活性化細胞傷害性T細胞の割合を増加させることで、抗PD-1モノクローナル抗体併用時は、それぞれの単剤療法を上回る抗腫瘍活性をもたらしました。LENVIMA®とエベロリムスの併用は、in vitroモデルにおける血管内皮細胞増殖、管腔形成およびVEGFシグナル伝達の抑制ならびにin vivoモデルにおけるヒト腎細胞がんの容積減少で示されているように、それぞれの単剤療法を上回る血管新生阻害活性および抗腫瘍活性を示しました。


KEYTRUDA®およびLENVIMA®用法・用量・安全性情報について
用法・用量・安全性情報など一部情報は米国のもので、日本の情報ではありません。詳しくは当社英文リリースをご参照ください。

https://www.merck.com/news/keytruda-pembrolizumab-plus-lenvima-lenvatinib-demonstrated-statistically-significant-improvement-in-progression-free-survival-pfs-overall-survival-os-and-objective-response-rate/


エーザイとMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.による戦略的提携について
2018年3月に、エーザイとMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A. (米国とカナダ以外ではMSD)は、LENVIMA®のグローバルな共同開発および共同販促を行う戦略的提携に合意しました。本合意に基づき、両社は、LENVIMA®について、単剤療法およびMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の抗PD-1抗体KEYTRUDA®の併用療法における共同開発、共同製造、共同販促を行います。

既に実施している併用試験に加え、両社は新たにLEAP(LEnvatinib And Pembrolizumab)臨床プログラムを開始しました。これにより、LENVIMA®とKEYTRUDA®の併用療法は13種類のがん(子宮内膜がん、肝細胞がん、メラノーマ、非小細胞肺がん、腎細胞がん、頭頸部扁平上皮がん、尿路上皮がん、胆道がん、大腸がん、胃がん、膠芽腫、卵巣がん、トリプルネガティブ乳がん)における19の臨床試験が進行中です。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.のがん領域における取り組み
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.では、画期的な科学を革新的ながん治療薬に変換して世界中のがん患者さんを助けることに取り組んでいます。当社のオンコロジー事業にとって、がんと闘う人々を助けることは私たちの情熱であり、がん治療薬へアクセスしやすくすることは私たちの責任です。また、がん領域における取り組みの一環として、医薬品業界で一二を争う急成長を遂げている開発プログラムにより、30種類以上のがんに対するがん免疫療法の可能性を模索しています。また、引き続き戦略的買収を通じてポートフォリオを強化し、進行がんの治療を改善する可能性をもつ有望ながん治療薬候補の開発を最優先に進めています。当社のオンコロジー臨床試験について詳しくは、 当社ウェブサイトをご覧ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は125年以上にわたり、人々の生命を救い、人生を健やかにするというミッションのもと、世界で最も治療が困難な病気のために、革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。また、多岐にわたる政策やプログラム、パートナーシップを通じて、患者さんの医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。私たちは、今日、がん、HIVやエボラといった感染症、そして新たな動物の疾病など、人類や動物を脅かしている病気の予防や治療のために、研究開発の最前線に立ち続け、世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指しています。詳細については、 当社ウェブサイトTwitterFacebookInstagramYouTubeLinkedInをご参照ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述
このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行の影響、医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.に関するForm 10-Kの2019年度年次報告書および米国証券取引委員会(SEC)のインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できるSECに対するその他の書類で確認できます。


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MSDについて
MSD(Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が米国とカナダ以外の国と地域で事業を行う際に使用している名称)は、125年以上にわたり、人々の生命を救い、人生を健やかにするというミッションのもと、世界で最も治療が困難な病気のために、革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。MSDはまた、多岐にわたる政策やプログラム、パートナーシップを通じて、患者さんの医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。私たちは、今日、がん、HIVやエボラといった感染症、そして新たな動物の疾病など、人類や動物を脅かしている病気の予防や治療のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDは世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指しています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)やFacebookTwitterYouTubeをご参照ください。