2020年

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2020年4月9日

報道関係各位

MSD株式会社

 

この参考資料は、Merck Announces KEYTRUDA® (pembrolizumab) Significantly Improved Progression-Free Survival as First-Line Treatment for Advanced Microsatellite Instability-High (MSI-H) or Mismatch Repair Deficient (dMMR) Colorectal Cancer の日本語訳であり、内容や解釈については英語が優先されます。適応症と安全性情報も米国のものであり、日本国内の情報ではありません。

KEYTRUDA®は、日本ではキイトルーダ®として、悪性黒色腫、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫、がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌、がん化学療法後に増悪した進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する固形癌(標準的な治療が困難な場合に限る)、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌の効能又は効果で承認を取得しております。


参考資料

マイクロサテライト不安定性(MSI-High)またはミスマッチ修復機能欠損(dMMR)の進行大腸がんの初回治療においてKEYTRUDA®(ペムブロリズマブ)が無増悪生存期間を有意に延長

MSI-HighまたはdMMRの大腸がんの初回治療において
抗がん剤単剤を標準化学療法と直接比較する初の第3相試験

KEYNOTE−177試験のデータを世界の規制当局や今後の医学学会で提供



2020年4月2日:ニュージャージー州ケニルワース―Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は本日、マイクロサテライト不安定性(MSI-High)またはミスマッチ修復機能欠損(dMMR)の切除不能な進行・再発大腸がんの初回治療において抗PD-1抗体KEYTRUDA®(一般名:ペムブロリズマブ)を評価する第3相試験KEYNOTE-177で、本試験の二つの主要評価項目の一つである無増悪生存期間(PFS)を達成したことを発表しました。独立データモニタリング委員会(DMC)により実施された中間解析の結果、KEYTRUDA®の単剤療法は化学療法(治験担当医師が選択する、ベバシズマブまたはセツキシマブと併用または非併用によるmFOLFOX6またはFOLFIRIレジメン)と比較して、統計学的に有意でかつ臨床的に意味のあるPFSの改善を示しました。DMCの勧告に基づき、この試験ではもう一つの主要評価項目である全生存期間(OS)については変更なく評価を継続します。本試験におけるKEYTRUDA®の安全性プロファイルはこれまでに報告されている試験で認められているものと一貫しており、新たな安全性の懸念は特定されませんでした。

当社研究開発部門のシニアバイスプレジデントでグローバル臨床開発責任者、チーフメディカルオフィサーのRoy Baynes博士は、「このたび、KEYTRUDA®は抗PD-1抗体の単独療法として初めて、MSI-Highの大腸がん患者において現在の標準治療レジメンであるmFOLFOX6+ベバシズマブなどの化学療法との直接比較試験において統計学的に有意な無増悪生存期間の延長が認められました。初回治療におけるこのデータにより、MSI-HighまたはdMMRを有する腫瘍に対しKEYTRUDA®の単独療法が有効であることがさらに示されました。当社は医学界や規制当局に速やかにこのデータを提供してまいります」と述べています。

KEYTRUDA®は2017年5月に、がんの種類にかかわらず、MSI-HighまたはdMMRの固形がんを有する既治療患者に対してバイオマーカーに基づいて使用できる初の抗がん剤として、米国食品医薬品局の承認を取得しました。

マイクロサテライト不安定性とは、National Cancer Institute(米国国立がん研究所)の定義では、ある細胞(腫瘍細胞など)のDNAが変化し、マイクロサテライト(DNAの短い繰り返し配列)の反復回数が正常なDNAの反復回数と異なる状態のことです。マイクロサテライト不安定性はDNAが細胞内で複製される際の間違いを修復する機能の欠損によるものと考えられます。この欠損はミスマッチ修復機能欠損(dMMR)とも呼ばれます。検査時に腫瘍にMSI-HighまたはdMMRが確認される大腸がん患者は、欧米では約10〜15%と推定されています。


KEYNOTE-177試験について
KEYNOTE-177試験(ClinicalTrials.gov, NCT02563002)は、MSI-HighまたはdMMRの進行大腸がんの初回治療においてKEYTRUDA®の単剤療法と標準化学療法を比較する無作為化非盲検第3相試験です。2つの主要評価項目はPFSとOSで、副次評価項目は奏効率(ORR)です。この試験では登録患者308名を次のいずれかに無作為に割り付けました。

  • KEYTRUDA®(200 mgの固定用量を3週間ごとに最大35サイクルまで投与[最大約2年])、または
  • 治験担当医師が選択する以下の化学療法レジメンのいずれか:mFOLFOX6、mFOLFOX6+ベバシズマブ(5 mg/kgを2週間サイクルの初日に静脈内投与)、mFOLFOX6+セツキシマブ(2週間サイクルの初日に400 mg/m2を静脈内投与し、2回目からは250 mg/m2を週一回静脈内投与)、 FOLFIRI、FOLFIRI+ベバシズマブ(5 mg/kgを2週間サイクルの初日に静脈内投与)、FOLFIRI+セツキシマブ(2週間サイクルの初日に400 mg/m2を静脈内投与し、2回目からは250 mg/m2を週一回静脈内投与)

大腸がんについて
大腸がんは結腸または直腸に発生し、発生部位により結腸がんまたは直腸がんと呼ばれます。大腸がんは通常、結腸や直腸の内側の粘膜にポリープと呼ばれる腫瘍として始まり、時間をかけてがん化します。大腸がんは世界で3番目に多いがんで、がんの死因の第2位となっています。2018年には世界で推定850,000人近くが新たに大腸がんと診断され、880,000人以上が死亡しました。米国だけでも2020年に新たに大腸がんと診断される患者は結腸がんで105,000人近く、直腸がんで43,000人以上と推定され、大腸がんにより53,000人以上が死亡すると予想されています。進行・再発の結腸がんおよび直腸がん(ステージIV)と診断された患者の5年生存率は、それぞれ、約14%および約15%と推定されています。


KEYTRUDA®について
KEYTRUDA®は、自己の免疫力を高め、がん細胞を見つけて攻撃するのを助ける抗PD-1抗体です。KEYTRUDA®はPD-1とそのリガンドであるPD-L1およびPD-L2との相互作用を阻害して、がん細胞を攻撃する Tリンパ球を活性化するヒト化モノクローナル抗体です。
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は業界最大のがん免疫療法臨床研究プログラムを行っており、現在1,200を超えるKEYTRUDA®の臨床試験を実施し、幅広い種類のがんや治療セッティングを検討しています。KEYTRUDA®の臨床プログラムでは、さまざまながんにおけるKEYTRUDA®の役割や、KEYTRUDA®による治療効果が得られる可能性を予測する因子について模索しており、さまざまなバイオマーカーの模索も行っています。


KEYTRUDA®用法・用量・安全性情報について
用法・用量・安全性情報など一部情報は米国のもので、日本の情報ではありません。詳しくは当社英文リリースをご参照ください。
https://www.mrknewsroom.com/news-release/oncology/merck-announces-keytruda-pembrolizumab-significantly-improved-progression-free


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.のがん領域における取り組み
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.では、画期的な科学を革新的ながん治療薬に変換して世界中のがん患者さんを助けることに取り組んでいます。オンコロジー事業にとって、がんと闘う人々を助けることは私たちの情熱であり、がん治療薬へアクセスしやすくすることは私たちの責任です。また、がん領域における取り組みの一環として、医薬品業界で一二を争う急成長を遂げている開発プログラムにより、30種類以上のがんに対するがん免疫療法の可能性を模索しています。また、引き続き戦略的買収を通じて、がん免疫療法のポートフォリオを強化し、進行がんの治療を改善する可能性をもつ有望ながん治療薬候補の開発を最優先に進めています。当社のオンコロジー臨床試験について詳しくは、当社ウェブサイトをご覧ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は125年以上にわたり、人々の生命を救い、人生を健やかにするというミッションのもと、世界で最も治療が困難な病気のために、革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。また、多岐にわたる政策やプログラム、パートナーシップを通じて、患者さんの医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。私たちは、今日、がん、HIVやエボラといった感染症、そして新たな動物の疾病など、人類や動物を脅かしている病気の予防や治療のために、研究開発の最前線に立ち続け、世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指しています。詳細については当社ウェブサイトTwitterFacebookInstagramYouTubeLinkedlnをご参照ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述
このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.に関するForm 10-Kの2019年度年次報告書および米国証券取引委員会(SEC)のインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できるSECに対するその他の書類で確認できます。


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MSDについて
MSD(Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が米国とカナダ以外の国と地域で事業を行う際に使用している名称)は、125年以上にわたり、人々の生命を救い、人生を健やかにするというミッションのもと、世界で最も治療が困難な病気のために、革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。MSDはまた、多岐にわたる政策やプログラム、パートナーシップを通じて、患者さんの医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。私たちは、今日、がん、HIVやエボラといった感染症、そして新たな動物の疾病など、人類や動物を脅かしている病気の予防や治療のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDは世界最高の研究開発型バイオ医薬品企業を目指しています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)やFacebookTwitter YouTubeをご参照ください。