2020年

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2020年1月21日

報道関係各位

MSD株式会社

 

この参考資料は、 FDA Approves Merck’s KEYTRUDA® (pembrolizumab) for Patients With BCG-Unresponsive, High-Risk, Non-Muscle Invasive Bladder Cancer With Carcinoma In Situ With or Without Papillary Tumors Who Are Ineligible for or Have Elected Not to Undergo Cystectomy の日本語訳であり、内容や解釈については英語が優先されます。適応症と安全性情報も米国のものであり、日本国内の情報ではありません。

KEYTRUDA®は、日本ではキイトルーダ®として、悪性黒色腫、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫、がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌、がん化学療法後に増悪した進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する固形癌(標準的な治療が困難な場合に限る)、根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌の効能又は効果で承認を取得しております。


参考資料

KEYTRUDA®(ペムブロリズマブ)は、乳頭状腫瘍を随伴するまたは随伴しない、
上皮内がん(CIS)を有する、BCG療法不応性の高リスク筋層非浸潤性膀胱がん(NMIBC)における
根治的膀胱全摘除術が不適格または根治的膀胱全摘除術を希望しない患者さんの治療薬として
FDAの承認を取得

高リスク筋層非浸潤性膀胱がんの患者さんに対する抗PD-1抗体として初の承認



2020年1月8日 ニュージャージー州ケニルワース ― Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は本日、抗PD-1抗体KEYTRUDA®が、乳頭状腫瘍を随伴するまたは随伴しない、上皮内がん(CIS)を有する、BCG(カルメット・ゲラン桿菌)療法不応性の高リスク筋層非浸潤性膀胱がん(NMIBC)における、根治的膀胱全摘除術が不適格または根治的膀胱全摘除術を希望しない患者さんの単独療法として、米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したことを発表しました。

当社研究開発本部 クリニカルリサーチ バイスプレジデントのScot Ebbinghaus博士は、「本日のKEYTRUDA®の承認は、高リスクNMIBCの患者さんに対する治療の選択肢を拡大する当社の取り組みを示すものです。KEYTRUDA®はこの治療セッティングで承認された初の抗PD-1抗体となり、これまで治療が限られていた患者さんに新たな選択肢を提供することができます」と述べています。

重篤な、または死亡にいたる可能性のあるKEYTRUDA®の免疫関連有害事象として、肺臓炎、大腸炎、肝炎、内分泌疾患、腎炎や腎機能障害、重篤な皮膚反応、固形臓器移植の拒否反応、同種造血幹細胞移植(allo-HSCT)の合併症などがあります。有害事象の重症度に応じてKEYTRUDA®の投与を中断または中止し、適宜コルチコステロイドを投与します。KEYTRUDA®は重篤な、または命にかかわるinfusion reactionを引き起こす場合があります。作用機序により、妊婦への投与は胎児に害をおよぼす場合があります。

NYU Langone HealthのPerlmutter Cancer Centerの医学部准教授で泌尿器がん部門責任者のArjun V. Balar博士は、「高リスクNMIBCは、再発や進展の多い深刻な疾患です。これまで、BCG療法に不応のCISを随伴する高リスクNMIBC患者さんに対する非外科的治療の選択肢は限られていました。膀胱がんの管理を専門とする医師として、これらの患者さんに新たな治療の選択肢が提供されることを心強く思います」と述べています。


承認の元となったデータ
今回の承認は、乳頭状腫瘍を随伴するまたは随伴しない、上皮内がん(CIS)を有する、BCG療法不応性の高リスクNMIBCにおける、根治的膀胱全摘除術が不適格または根治的膀胱全摘除術を希望しない患者96名を対象とする多施設共同非盲検単群試験KEYNOTE-057(NCT02625961)に基づくものです。この試験では、十分なBCG治療にもかかわらず疾患が持続した症例、十分なBCG治療による最初の腫瘍消失後の再発、または初回のBCG導入療法後のT1症例がBCG療法不応性の高リスクNMIBCと定義されました。十分なBCG治療は、6回中5回以上の導入治療かつ、3回中2回以上の維持療法または6回中2回以上の再導入療法を実施した症例と定義しました。全患者は治療前に経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)により切除可能な病変(TaおよびT1)をすべて切除しました。完全に切除できない残存CIS(Tis)は許容されました。筋層浸潤性(T2、T3、T4)で局所進行性切除不能または転移性尿路上皮がん患者、膀胱以外の尿路上皮(尿道、尿管または腎盂)に筋層非浸潤性移行上皮がんを併発する患者、自己免疫疾患患者、免疫抑制を必要とする状態の患者は本試験の対象から除外されました。

患者にはKEYTRUDA® 200 mgを3週間ごとに、許容できない毒性、高リスクNMIBCの持続または再発、または疾患進行が認められるまで投与しました。腫瘍の状態は最初の2年間は12週間ごとに、その後3年間は24週間ごとに評価し、疾患進行のない患者では最大24カ月まで治療を継続しました。主な評価項目は、完全奏効率(膀胱鏡検査[必要に応じTURBT・生検]、尿細胞診、CTウログラフィー[CTU]画像診断による陰性と定義)と奏効期間でした。

試験集団の特性は、年齢の中央値が73歳(範囲:44〜92歳)、75歳以上が44%、男性が84%、白人が67%、ECOG PS 0または1の患者がそれぞれ73%、27%でした。試験登録時、T1とCISを併発する患者は13%、high grade TaとCISを併発する患者は25%、CISのみの患者は63%でした。ベースライン時における高リスクNMIBCの状態は27%がBCG治療によってもがんが持続しており、73%が再発でした。BCG注入療法の治療回数の中央値は12回でした。

フォローアップ期間の中央値は28.0カ月(範囲:4.6〜40.5カ月)でした。KEYTRUDA®の完全奏効率は41%(範囲:31〜51%)でした。完全奏効が認められた患者39名の奏効期間の中央値は16.2カ月(範囲:0.0+〜30.4カ月以上)で、12カ月以上奏効が持続したのは46%(18例)でした。

KEYNOTE-057試験では、乳頭状腫瘍を随伴するまたは随伴しないBCG療法不応性のCIS患者96名を含む高リスクNMIBC患者148名を対象としてKEYTRUDA®の安全性を評価しました。KEYTRUDA®の投与期間の中央値は4.3カ月(範囲:1日〜25.6カ月)でした。

11%の患者が有害事象によりKEYTRUDA®を中止しました。KEYTRUDA®の投与中止に至った有害事象で最も頻度が高かった(1%超)のは肺臓炎(1.4%)でした。22%の患者が有害事象によりKEYTRUDA®を休薬しました。そのうち、最も高い頻度(2%以上)で認められたのは下痢(4%)と尿路感染症(2%)でした。KEYTRUDA®を投与した患者の28%に重篤な有害事象が認められました。KEYTRUDA®を投与した患者に最も高い頻度(2%以上)で認められた重篤な有害事象は、肺炎(3%)、心虚血(2%)、大腸炎(2%)、肺塞栓症(2%)、敗血症(2%)、尿路感染症(2%)でした。KEYTRUDA®で最も高い頻度(20%以上)で認められた有害事象は疲労(29%)、下痢(24%)、発疹(24%)でした。


KEYTRUDA®について
KEYTRUDA®は、自己の免疫力を高め、がん細胞を見つけて攻撃するのを助ける抗PD-1抗体です。KEYTRUDA®はPD-1とそのリガンドであるPD-L1およびPD-L2との相互作用を阻害して、がん細胞を攻撃するTリンパ球を活性化するヒト化モノクローナル抗体です。 Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は業界最大のがん免疫療法臨床研究プログラムを行っており、現在1,000を超えるKEYTRUDA®の臨床試験を実施し、幅広い種類のがんや治療セッティングを検討しています。KEYTRUDA®の臨床プログラムでは、さまざまながんにおけるKEYTRUDA®の役割や、KEYTRUDA®による治療効果が得られる可能性を予測する因子について模索しており、さまざまなバイオマーカーの模索も行っています。


KEYTRUDA®用法・用量・安全性情報・Access Program・患者支援プログラムについて
用法・用量・安全性情報・Access Program・患者支援プログラムなど一部情報は米国のもので、日本の情報ではありません。詳しくは当社英文リリースをご参照ください。
https://www.mrknewsroom.com/news-release/oncology/fda-approves-mercks-keytruda-pembrolizumab-patients-bcg-unresponsive-high-risk


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.のがん領域における取り組み
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.では、画期的な科学を革新的ながん治療薬に変換して世界中のがん患者さんを助けることに取り組んでいます。オンコロジー事業にとって、がんと闘う人々を助けることは私たちの情熱であり、がん治療薬へアクセスしやすくすることは私たちの責任です。また、がん領域における取り組みの一環として、医薬品業界で一二を争う急成長を遂げている開発プログラムにより、30種類以上のがんに対するがん免疫療法の可能性を模索しています。また、引き続き戦略的買収を通じて、がん免疫療法のポートフォリオを強化し、進行がんの治療を改善する可能性をもつ有望ながん治療薬候補の開発を最優先に進めています。当社のオンコロジー臨床試験について詳しくは、当社ウェブサイトをご覧ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は1世紀以上にわたり、グローバルにおけるバイオ医薬品のリーディングカンパニーとして、人々の生命を救い、人生を健やかにするために、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、米国およびカナダ以外の地域ではMSDの名称で知られています。世界140カ国以上で事業を展開し、医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じて革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは、がん、生活習慣病、新たな動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染症をはじめ、世界中で人々やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。詳細については当社ウェブサイトやMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の TwitterFacebookInstagramYouTubeLinkedlnをご参照ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述
このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.に関するForm 10-Kの2018年度年次報告書および米国証券取引委員会(SEC)のインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できるSECに対するその他の書類で確認できます。


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MSDについて
MSDは1世紀以上にわたり、グローバルにおけるバイオ医薬品のリーディングカンパニーとして、人々の生命を救い、人生を健やかにするために、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。MSDは、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が米国とカナダ以外の国と地域で事業を行う際に使用している名称です。世界140カ国以上で事業を展開し、医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じて革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは、がん、生活習慣病、新たな動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染症をはじめ、世界中で人々やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)やFacebookTwitter YouTubeをご参照ください。