2017年

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2017年5月30日

報道関係各位

MSD株式会社

糖尿病領域における医療課題を解決する企業を支援するビジネスプランコンテスト
「Diabetes Innovation Challenge」2017年5月30日(火)から募集開始


MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:ヤニー・ウェストハイゼン、以下「MSD」)は、本日から、日本の糖尿病領域における医療課題を解決するビジネスプランを募集する「Diabetes Innovation Challenge(ダイアビーティス イノベーション チャレンジ)」を開始します。MSDでは 「Beyond the pill」をテーマに「医薬品提供の価値をより高めるとともに、医薬品提供にとどまらないサービスやソリューションの提供で社会に貢献する」ことを目指しており、今回、糖尿病領域における医療課題を解決するアイデアを募り、ビジネスプランコンテストを実施することとなりました。本コンテストは、MSDのヘルステックプログラム(スタートアップ企業向けビジネス開発支援プログラム)の取り組みの一つで、糖尿病領域に特化した企画となります。

昨今、生活習慣と社会環境の変化に伴い、日本の糖尿病患者および予備群は日本人の5人に1人*1と、増加の一途をたどっています。糖尿病治療において重要なことは、早期診断、早期治療、そしてしっかりと治療を継続することです。糖尿病は発症すると完治が難しく、一生付き合っていかなければならない病気です。また、自覚症状がないまま病状が進行することが多いため、放置していると糖尿病の三大合併症と呼ばれる糖尿病網膜症、糖尿病腎症や糖尿病神経障害を発症する恐れがあります。さらに重症化が進むと意識障害や糖尿病昏睡などの重い症状を発症することがあります。しかし、健康診断による早期発見や早期の治療開始、運動、食事、服薬等による糖尿病治療を患者さんが継続して行うことで合併症の発症を防いだり、進行を遅らせたりすることが可能です。

一方、日本における健康診断や人間ドックの未受診率は、男性約27.8%*2、女性約37.1%*2であり、早期発見が十分にできている状況ではありません。さらに健康診断等で糖尿病または糖尿病予備群として診断された人の約4割が、医療機関へ再受診をせず治療を開始できていません*1。また、糖尿病薬物治療を開始したとしても、「経口血糖降下薬」の服薬継続率は、半年後には53%程度という報告*3があります。

「Diabetes Innovation Challenge」では、『健康診断等の受診率の現状』、『糖尿病が疑われている人の医療機関受診率の現状』、『糖尿病薬の服薬アドヒアランス(服薬遵守)の現状』のうち、いずれかの医療課題を解決し、日本の糖尿病治療への貢献および糖尿病患者さんのQOL向上に繋がるビジネスプランを募集します。

MSDは、「Diabetes Innovation Challenge」を通じて、今後も糖尿病領域に貢献できるよう努めてまいります。

* 1「厚生労働省 平成24年国民健康・栄養調査」より
* 2「厚生労働省 平成26年国民健康・栄養調査」より
* 3「Yeaw J et al. J Manag Care Pharm. 2009;15(9):728-40.」


MSDについて
MSDは1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、生活を改善するために、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの製造に取り組んできました。MSDはMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が各国(米国とカナダ以外)で事業を行う際に使用している名称です。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)や FacebookYouTubeをご参照ください。


「Diabetes Innovation Challenge(ダイアビーティスイノベーションチャレンジ)」開催概要

コンテスト名: Diabetes Innovation Challenge~糖尿病領域の医療課題に挑む~

コンテスト内容:
糖尿病領域における医療課題を解決するビジネスプランを募集し、日本の糖尿病治療への貢献および糖尿病患者さんのQOL向上を目指します

スケジュール:

募集開始: 2017年5月30日(火)

ワークショップ(任意参加): 2017年6月24月(土)
※時間や場所など詳細は「Diabetes Innovation Challenge」ページ(http://www.msdhealthtech.com/dic.html)にて後日発表

書類審査期間: 2017年9月~10月

最終審査会・授賞式: 2017年11月11日(土)または11月18日(土)

応募期間: 2017年5月30日(火)~2017年8月31日(木)

応募対象者: 学生、会社員、事業者、起業家など(授賞式でプレゼンテーションが可能な方)
※医療従事者は応募不可

課題テーマ: 以下の課題テーマ3つのうち、いずれか1つを解決するビジネスプランであること
 1. 健康診断等の検診受診率の向上
 2. 糖尿病が疑われている人の医療機関受診率の向上
 3. 糖尿病薬の服薬アドヒアランス(服薬遵守)不良の改善
※主催者関係者および審査員は、本コンテストの実施に当たり入手したアイデアにかかる秘密情報を他に漏らすことはありません。

応募先、応募者問い合わせ:
「Diabetes Innovation Challenge」事務局でメールにて受け付け(dic@merck.com)

最終審査会: 書類審査で選ばれた方は、11月の最終審査会への参加が可能となり、審査員の前で、ビジネスプランの発表を行っていただき、最優秀賞、優秀賞を決定し表彰いたします。

最優秀賞・優秀賞 (※):最優秀賞・優秀賞受賞者には、今後のビジネス化へ向けた以下のサポートを提供させていただきます。
① MSDによるメンタリング提供(期間2~3か月)
  ・ヘルスケア業界での経験が豊富なMSD社員によるメンタリングの実施
  ・医師や医療機関へのコンタクトチャネルの提供
  ・ヘルスケア業界の専門的知識の提供および規制に対する正しい理解のための知識の提供
 例)「ヘルスケア業界の課題」「医療従事者や患者さんの視点や傾向」など
② その他支援
  ・ニーズに合ったアイデアに対しては、審査員であるベンチャーキャピタルが保有している
  「経営ノウハウ」、「人的ネットワーク」を活かした、経営の支援を受けられる可能性があります。
※受賞者には上記サポートの提供を通じビジネス化へ向けた検討を支援しますが、ニーズやタイミングなど様々な事情も鑑み検討するため、必ずしもビジネス化が実現されるものではありません。

審査員:
糖尿病専門医、Venture Capital代表、MSD株式会社執行役員など
※審査員が応募者と利害関係を有する場合は、審査を辞退します(審査に加わりません)。

審査・評価基準:
・医療課題解決への貢献度
・原因、要因分析能力
・実現可能性
・費用対効果
・熱意、情熱
・独創性、斬新性

書類審査結果発表: 2017年11月初旬
「Diabetes Innovation Challenge」ページ(http://www.msdhealthtech.com/dic.html)にて発表

主催: 「Diabetes Innovation Challenge」事務局(MSD株式会社)