2017年

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2017年12月13日

報道関係各位

MSD株式会社

第4回「イノベーター・オブ・ザ・イヤー」
東京大学大学院医学系研究科教授
理化学研究所生命システム研究センターグループディレクター 上田 泰己氏が受賞
全身透明化による全細胞解析の実現


MSD 株式会社(代表取締役社長:ヤニー・ウェストハイゼン、以下MSD)は、一般社団法人日本病院会(会長:相澤孝夫)および公益社団法人地域医療振興協会(会長:髙久史麿)と共催する第4回「イノベーター・オブ・ザ・イヤー」を、上田 泰己(うえだ ひろき)氏(東京大学大学院医学系研究科教授)が受賞されたことを発表しました。本日12月13日夕方から都内で授賞式を開催し、記念杯と副賞1,000万円の目録を贈呈いたします。

「イノベーター・オブ・ザ・イヤー」は、医療分野の課題に対する新たな解決法の発見や具現化、業務の飛躍的な進歩を可能にした革新的な研究成果や取り組みをたたえることを目的に、2014年に創設されました。

上田氏が完成させた新規の透明化試薬CUBICは、脂質の溶出とヘムの溶出を化学的にマイルドな条件で実現する世界初の透明化試薬で、光の吸収と散乱の問題を同時に解決することで、マウス成体全身の透明化や霊長類の全脳透明化を世界で初めて実現しました。全身や各種臓器の全細胞解析を可能とするCUBIC法は、細胞と個体の階層においてシステム科学的なアプローチを実現する新手法を提供し、医科学の各分野に対して今後の貢献が大いに期待されています。この上田氏の実績が評価され、このたびの受賞に至りました。

MSDは人々の生命を救い、生活を改善する革新的な製品とサービスを発見し、開発し、提供することをミッションに掲げています。共通の目的をもつ団体の皆様とともに、革新的なアプローチで医療や国民の健康増進に尽力された方を顕彰する本活動を通じて、さらなるイノベーションの発展を継続的に支援してまいります。

■受賞者情報
受賞者情報 受賞者:上田 泰己(東京大学大学院 医学系研究科 教授)

略歴:2000年東京大学医学部卒業、2004年同大学院 医学系研究科 博士課程修了。医学博士。独立行政法人理化学研究所 生命システム研究センター グループディレクター。
東北大学 加齢医学研究所 客員教授、京都大学 理学研究科 併任教授、国立遺伝学研究所 客員教授、東京大学大学院 医学系研究科 客員教授を歴任。現在、徳島大学 ゲノム機能研究センター 客員教授(兼任)、大阪大学 理学研究科 連携大学院 招聘教授、東京大学大学院 医学系研究科 機能生物学専攻システムズ薬理学教室 教授、東京大学大学院 情報理工学研究科 システム情報学専攻 教授(兼担)などを務める。


■授賞式概要
日時:2017年12月13日(水)午後6時45分~
場所:ザ・キャピトルホテル東急1階「鳳凰」
共催:一般社団法人日本病院会、公益社団法人地域医療振興協会、MSD 株式会社
後援:文部科学省、厚生労働省、経済産業省
公益社団法人日本医師会、日本医学会、公益社団法人全日本病院協会

■イノベーター・オブ・ザ・イヤーについて
医療分野における優れた研究成果、イノベーションを顕彰する目的でつくられたプログラムです。 一般社団法人日本病院会、公益社団法人地域医療振興協会およびMSD 株式会社により2014年に創設されました。

この賞は、トランスレーショナルリサーチ(医療につながる研究成果を臨床に実用化させる橋渡し研究)、臨床研究や基礎研究の分野などで実績を挙げている革新的な先端研究成果に焦点を当てています。医療問題の新しい解決法の発見、積年の課題に対する革新的な取り組みの具現化、さらに、具体的な医療現場での業務の飛躍的な進歩を可能にした取り組み等、日本の健康・医療政策の推進や健康寿命延伸の実現に多大な貢献が期待される業績を挙げた個人に贈られます。


■審査委員会(五十音順、敬称略)
猪口 邦子       参議院議員、上智大学名誉教授
岡野 栄之       慶應義塾大学医学部生理学教室教授
木下 玲子       立命館アジア太平洋大学客員教授
清水 潔          いわき法律事務所弁護士、元文部科学事務次官
永井 良三       自治医科大学学長
間野 博行       東京大学大学院医学系研究科細胞情報学分野教授、
                     国立がん研究センター研究所所長
水田 邦雄       全国土木建築国民健康保険組合理事長、元厚生労働事務次官
武藤 徹一郎    公益財団法人がん研究会有明病院名誉院長・メディカルディレクター


MSDについて
MSDは1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、生活を改善するために、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの製造に取り組んできました。MSDはMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が各国(米国とカナダ以外)で事業を行う際に使用している名称です。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト( www.msd.co.jp )やFacebookYouTube をご参照ください。