2016年

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2016年6月15日

報道関係各位

MSD株式会社

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の抗PD-1抗体
KEYTRUDA®(ペムブロリズマブ)
進行性悪性黒色腫におけるTalimogene Laherparepvec、
ダブラフェニブおよびトラメチニブ、または低用量イピリムマブとの併用療法の
最新データを2016年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で発表


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、2016年6月5日(米国東部時間)、抗PD-1抗体KEYTRUDA®(一般名:ペムブロリズマブ)について、進行性悪性黒色腫患者を対象としてTalimogene Laherparepvec、ダブラフェニブおよびトラメチニブ、または低用量イピリムマブとの併用療法を検討した3つの試験(MASTERKEY-265、KEYNOTE-022およびKEYNOTE-029)の結果を発表しました。

KEYTRUDA®は、米国と欧州において進行性悪性黒色腫の適応で承認されており、米国では非小細胞肺がんに対しても承認を取得しております。現在、世界では30種類を超えるがん種に対する開発と270以上の臨床試験が進行中です。

国内では2015年12月22日に、切除不能または転移性の悪性黒色腫を効能・効果として、さらに2016年2月29日には、切除不能な進行または再発の非小細胞肺がんを効能・効果として抗PD-1抗体「ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)」の承認申請を行いました。

また、現在、膀胱がん、肺がん、乳がん、胃がん、頭頸部がん、多発性骨髄腫、食道がん、大腸がん、ホジキンリンパ腫、進行性固形がん、卵巣がんを対象とした臨床試験が進行中です。2015年10月27日には、治癒切除不能な進行・再発の胃がんに対する効能・効果について、厚生労働省から『先駆け審査指定制度』施行後初めての対象品目の一つに指定されています。

※この資料は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が2016年6月5日(米国東部時間)に発表したニュースリリースの日本語訳であり、内容や解釈については英語が優先されます。適応症と安全性重要情報も米国のものであり、日本国内の情報ではありません。

英語版(米国本社サイト)

以 上


MSDについて
MSDは125年にわたりグローバルヘルスケアリーダーとして、すこやかな世界の実現を目指し努力してまいりました。MSDはMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が各国(米国とカナダ以外)で事業を行う際に使用している名称です。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDの詳細については、www.msd.co.jpや当社 FacebookYouTubeをご参照ください。


<お問い合わせ先>
MSD株式会社 広報部門         
〒102-8667 東京都千代田区九段北1-13-12 北の丸スクエア   
TEL:03-6272-1001  FAX :03-6238-9136

 

 

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の抗PD-1抗体
KEYTRUDA®(ペムブロリズマブ)
進行性悪性黒色腫におけるTalimogene Laherparepvec、
ダブラフェニブおよびトラメチニブ、または低用量イピリムマブとの併用療法の
最新データを2016年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で発表


2016年6月5日:ニュージャージー州ケニルワース -- Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は、抗PD-1抗体KEYTRUDA®(一般名:ペムブロリズマブ)について、進行性悪性黒色腫患者を対象としてTalimogene Laherparepve、ダブラフェニブおよびトラメチニブ、または低用量イピリムマブとの併用療法を検討した3つの試験(MASTERKEY-265、KEYNOTE-022およびKEYNOTE-029)の結果を発表しました。これらのデータは、シカゴで開催中の第52回米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会で報告されました(アブストラクト#9568、#3014および#9506)。

当社研究開発本部 がん領域後期開発部門長のDr. Roger Danseyは、「現在、良好な忍容性を維持しながら治療成績を向上させることを目標に、KEYTRUDA®と様々な併用薬との組み合わせを探索しています。今回の有望なデータは、KEYTRUDA®を用いた併用療法が進行性悪性黒色腫に対する重要な治療となる可能性を示しています。私たちは引き続き、進行性悪性黒色腫においてリーダーシップを発揮していきます」と述べています。

これらの3つの試験は、様々な併用療法においてKEYTRUDA®を使用したときに生じうる特定の課題を検討するようデザインされています。それぞれの試験において、併用療法の安全性プロファイルが管理可能であることが示されました。

Melanoma Institute AustraliaおよびUniversity of Sydneyのメラノーマメディカルオンコロジーおよびトランスレーショナルリサーチの教授であるDr. Georgina Longは「KEYTRUDA®などの抗PD-1抗体は進行性悪性黒色腫の治療において単独療法としての有用性が既に示されていますが、がん免疫治療薬や分子標的治療薬など他の有効な治療薬との併用療法の可能性を探ることは重要です。医師は患者さんのタイプに合わせた治療を行うことに注目しています。私たちは今年のASCOで発表された有望なデータを通して、進行性悪性黒色腫における単独療法の役割への理解を深め、単独療法がそれほど有効でない患者さんのために併用療法の戦略を立てることを目標としています」と述べています。

KEYTRUDA®臨床開発プログラムでは現在、世界において30種類を超えるがん種に対する開発と270以上の臨床試験が進行中です。これには、KEYTRUDA®と他のがん免疫治療薬、標準治療薬、分子標的治療薬など他のがん治療薬との併用療法を検討する100を超える臨床試験も含まれます。


MASTERYKEY-265試験の結果:KEYTRUDA®とTalimogene Laherparepvecとの併用療法(アブストラクト#9568)
MASTERKEY-265試験は、治療歴のない切除不能な進行性悪性黒色腫患者を対象としてKEYTRUDA®とTalimogene Laherparepvecとの併用療法の安全性、有効性および忍容性を評価する進行中の第1b相試験です。この試験は当社とアムジェン社との共同で実施されています。Talimogene Laherparepvecは腫瘍溶解性単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)を用いたがん免疫治療薬で、皮膚およびリンパ節の悪性黒色腫の治療に使用されています。

評価可能な21例の最新データによると、KEYTRUDA®(200 mgを2週間ごと)とTalimogene Laherparepvec(106 PFU/mLを最大4 mL、続いて108 PFU/mLを2週間ごと)の併用療法による奏効率(ORR)は、免疫療法のための治療効果判定基準(irRC)で57.1%(n=12/21)(95% CI:34~78.2)であり、このうち23.8%が完全奏効(n=5/21)で、33.3%が部分奏効(n=7/21)でした。

KEYTRUDA®とTalimogene Laherparepvecとの併用療法の安全性プロファイルは、これまでに進行性悪性黒色腫患者に対してKEYTRUDA®またはTalimogene Laherparepvecを単独投与した試験で報告された安全性プロファイルと一致していました。治療との関連性が否定できないグレード3または4の有害事象が7例(33%)に認められました。その内訳は、貧血、無菌性髄膜炎、自己免疫性肝炎、全身性皮疹、頭痛、高血糖、低血糖、低リン酸血症、アラニン・アミノトランスフェラーゼ増加、γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加、筋痙縮、斑状皮疹、発疹および間質性肺疾患でした。KEYTRUDA®の中止に至った治療との関連性が否定できない有害事象が2例(10%)に認められました。Talimogene Laherparepvecの中止に至った治療との関連性が否定できない有害事象は認められませんでした。用量制限毒性の報告もありませんでした。

以上のデータは6月4日にDr. Longより発表されました。


KEYNOTE-022試験の結果:KEYTRUDA®とダブラフェニブおよびトラメチニブとの併用療法(アブストラクト#3014)
KEYNOTE-022試験は、進行性悪性黒色腫患者を対象としてKEYTRUDA®とダブラフェニブおよびトラメチニブとの併用療法の安全性および有効性を評価する進行中の第1/2相試験です。ダブラフェニブ(BRAF阻害剤)およびトラメチニブ(MEK阻害剤)はある種の進行性悪性黒色腫の治療に用いられる併用療法レジメンです。

第1相の15例において得られた初期のデータによると、KEYTRUDA®(2 mg/kgを3週間ごと)とダブラフェニブ(150 mgを1日2回)およびトラメチニブ(2 mg/日)の併用療法により9例で部分奏効が得られ、うち5例で奏効が確定しました。また、評価可能病変を有する患者のうち、92.3%で腫瘍の縮小が認められました(n=12/13)。

10%以上の患者に認められたグレード3~4の有害事象はALT増加(n=3)、AST増加(n=3)、発熱(n=3)、GGT増加(n=2)および白血球数減少(n=2)でした。投与中止に至った治療との関連性が否定できない有害事象は4例(26.7%)に認められました。治療との関連性が否定できない死亡はみられませんでした。本試験の第2相部分は進行中であり、ダブラフェニブおよびトラメチニブと比較したKEYTRUDA®併用療法の安全性および有効性をさらに評価する予定です。

以上のデータは6月5日に午前8:00~11:30(中部夏時間)のポスターセッション(場所:Hall A)および午後4:45~6:00(中部夏時間)のポスターディスカッション(場所:Hall B1)でDr. Antoni Ribasより発表されました。


KEYNOTE-029試験の結果:KEYTRUDA®と低用量イピリムマブとの併用療法(アブストラクト#9506)
KEYNOTE-029試験は、進行性悪性黒色腫患者を対象としてKEYTRUDA®と低用量イピリムマブの併用療法の安全性、有効性および忍容性を評価する進行中の第1/2相試験です。イピリムマブは悪性黒色腫の治療に用いられるCTLA-4阻害剤です。

評価可能な進行性黒色腫患者153例から得られた結果によると、KEYTRUDA®(2mg/kgを3週間ごと)と低用量イピリムマブ(1mg/kgを3週間ごとまたは4回)の併用療法によるORRは、独立中央判定において57%(95% CI:49~65)で、このうち10%が完全奏効(n=15/153)、47%が部分奏効(n=72/153)でした。6カ月無増悪生存率(PFS)は70%、6カ月全生存率(OS)は93%でした。解析の時点で、PFS(95% CI:12.4カ月~NR)およびOS(95% CI:NR~NR)は中央値に達しておらず、奏効の98%が持続していました。追跡期間の中央値は10.0カ月(範囲0.8~14.1)でした。

治療との関連性が否定できないグレード3~4の有害事象が64例(42%)に認められました。免疫関連のグレード3~4の有害事象は38例(25%)に認められ、その内訳は大腸炎、肝炎、甲状腺機能亢進症、下垂体炎、infusion reaction(注入に伴う反応)、膵炎、間質性肺疾患、腎炎、皮膚反応および1型糖尿病でした。イピリムマブの投与中止に至った治療との関連性が否定できない有害事象は16例(10%)に認められ、イピリムマブの投与完了または中止後にKEYTRUDA®の投与中止に至った治療との関連性が否定できない有害事象は11例(7%)に認められました。イピリムマブおよびKEYTRUDA®の投与中止に至った治療との関連性が否定できない有害事象は16例(10%)に認められ、うち1例では大腸炎によりイピリムマブの投与を中止し、その後リパーゼ増加によりKEYTRUDA®の投与を中止しました。治療との関連性が否定できない死亡は認められませんでした。

以上のデータは、6月6日午後2:51(中部夏時間)にDr. Longより口頭発表されました(場所:Arie Crown Theater)。


KEYTRUDA®注射液100mgについて
KEYTRUDA®は、免疫系ががん細胞を見つけて攻撃するのを助けるヒト化モノクローナル抗体です。KEYTRUDA®はPD-1とそのリガンドであるPD-L1およびPD-L2との相互作用を阻害してTリンパ球を活性化し、がん細胞を攻撃します。

KEYTRUDA®は米国で、切除不能または転移性悪性黒色腫患者に対して適応症を取得しています。
また、FDAが承認した検査でPD-L1陽性と判定され、プラチナ製剤ベースの化学療法の施行中または施行後に進行した転移性非小細胞肺がん(NSCLC)患者に対しても適応症を取得しています。腫瘍にEGFRまたはALK遺伝子異常がみられる場合には、KEYTRUDA®の投与に先立ち、その異常に対してFDAが承認した治療を施行し、治療にもかかわらず進行した患者が対象となります。NSCLCの適応症は、腫瘍に対する奏効率と奏効期間の結果に基づき迅速承認されました。生存および疾患関連症状の改善は、まだ確認されていません。この適応症の承認の継続については、検証的試験における臨床的有用性の証明および結果を条件とします。

KEYTRUDA®は3週間ごとに1回2 mg/kgを30分以上かけて点滴静注する用法・用量で適応症を取得しています。


KEYTRUDA®の安全性情報
KEYTRUDA®を投与した患者1,567例中32例(2.0%)にグレード1(0.8%)、2(0.8%)または3(0.4%)の免疫関連の間質性肺疾患が発症しました(死亡例を含む)。間質性肺疾患の徴候と症状を観察し、間質性肺疾患が疑われる場合は放射線画像で検査します。グレード2以上の間質性肺疾患にはコルチコステロイドを投与します。グレード2ではKEYTRUDA®の投与を中断し、グレード3または4の間質性肺疾患を発症した場合、またはグレード2の間質性肺疾患が再発した場合には投与を完全に中止します。

対象患者1,567例中31例(2%)にグレード2(0.5%)、3(1.1%)または4(0.1%)の免疫関連の大腸炎が発症しました。大腸炎の徴候と症状を観察し、グレード2以上の大腸炎にはコルチコステロイドを投与します。グレード2または3ではKEYTRUDA®を休薬し、グレード4の大腸炎に対しては投与を完全に中止します。

対象患者1,567例中16例(1%)にグレード2(0.1%)、3(0.7%)または4(0.1%)の免疫関連の肝炎が発症しました。肝機能の変化を観察し、グレード2以上の肝炎にはコルチコステロイドを投与します。また、肝酵素上昇の程度に応じてKEYTRUDA®の投与を中断または中止します。

対象患者1,567例中13例(0.8%)にグレード2(0.3%)、3(0.3%)または4(0.1%)の下垂体炎が発症しました。下垂体炎の徴候と症状(下垂体機能低下および副腎機能不全を含む)を観察し、必要に応じてコルチコステロイドを投与し、ホルモン補充療法を行います。グレード2ではKEYTRUDA®を休薬し、グレード3または4の下垂体炎では休薬または中止します。

対象患者1,567例中51例(3.3%)にグレード2(0.6%)または3(0.1%)の甲状腺機能亢進症が発症しました。1,567例中127例(8.1%)にはグレード3(0.1%)の甲状腺機能低下症が発症しました。甲状腺機能障害は本剤による治療中いつでも起こり得ます。甲状腺機能の変化(治療開始時、治療中は定期的に、また臨床評価に基づき必要に応じて)と、甲状腺機能障害の臨床徴候と症状を観察します。甲状腺機能低下症に対してはホルモン補充療法を行い、甲状腺機能亢進症に対しては必要に応じてチオナミド薬およびβ遮断薬を投与します。グレード3またはグレード4の甲状腺機能亢進症ではKEYTRUDA®を休薬または中止します。

KEYTRUDA®を投与した患者2117例中3例(0.1%)に糖尿病性ケトアシドーシスを含む1型糖尿病が発症しました。高血糖または糖尿病の他の徴候と症状を観察します。1型糖尿病に対してはインスリンを投与し、重症高血糖の場合にはKEYTRUDA®を休薬し、血糖降下薬を投与します。

対象患者1,567例中7例(0.4%)にグレード2(0.2%)、3(0.2%)または4(0.1%)の免疫関連の腎炎が発症しました。腎機能の変化を観察し、グレード2以上の腎炎にはコルチコステロイドを投与します。グレード2ではKEYTRUDA®を休薬し、グレード3または4の腎炎では投与を完全に中止します。

その他の臨床的に重要な免疫関連の副作用が発生することがあります。免疫関連の副作用が疑われる場合には、原因を確認するか他の原因を否定するために十分な評価を行います。副作用の重症度に応じて、KEYTRUDA®を休薬してコルチコステロイドを投与します。副作用がグレード1以下まで改善された場合はコルチコステロイドの漸減を開始し、少なくとも1カ月間は漸減を継続します。データは限られていますが、臨床試験においてコルチコステロイドでは免疫関連の副作用をコントロールすることができなかった場合、他の免疫抑制剤の全身投与が考慮されます。副作用が引き続きグレード1以下であればKEYTRUDA®の投与を再開します。重度またはグレード3の免疫関連の副作用が再発した場合や、生命を脅かす免疫関連の副作用が発生した場合には、KEYTRUDA®の投与を完全に中止します。

対象患者1,567例中1%未満(1%を超える場合は記載)に臨床的に重大な免疫関連の副作用[関節炎(1.6%)、剥奪性皮膚炎、水疱性類天疱瘡、ブドウ膜炎、筋炎、ギランバレー症候群、重症筋無力症、血管炎、膵炎、溶血性貧血、脳実質に炎症性病巣がある患者の部分発作]が発生しました。

2,117例中3例(0.1%)に重度および生命を脅かすinfusion-related reaction(注入に伴う反応)が認められました。患者が示す硬直、悪寒、喘鳴音、そう痒症、潮紅、発疹、低血圧、低酸素血症および発熱などのinfusion-related reactionの兆候および症状を観察します。グレード3または4の反応が認められた場合には、KEYTRUDA®の投与を完全に中止します。

KEYNOTE-006試験では、555例中9%で副作用によりKEYTRUDA®の投与が中止されました。1例以上でKEYTRUDA®の投与中止に至った副作用は大腸炎(1.4%)、自己免疫性肝炎(0.7%)、アレルギー反応(0.4%)、多発ニューロパシー(0.4%)および心不全(0.4%)でした。患者の21%で副作用によりKEYTRUDA®の投与が中断され、最も高頻度(1%以上)にみられた副作用は下痢(2.5%)でした。イピリムマブ群と比較してKEYTRUDA®群で高頻度にみられた副作用は倦怠感(28% vs 28%)、下痢(KEYTRUDA®群26%)、皮疹(24% vs 23%)および悪心(KEYTRUDA®群21%)でした。イピリムマブ群の発現率は、KEYTRUDA®と同じか、またはKEYTRUDA®よりも低い副作用についてのみ記載しています。

KEYNOTE-002試験では、357例中12%で副作用によりKEYTRUDA®の投与が中止されました。高頻度(1%以上)にみられた副作用は全身健康状態低下(1%)、無力症(1%)、呼吸困難(1%)、間質性肺疾患(1%)および全身性浮腫(1%)でした。患者の14%で副作用によりKEYTRUDA®の投与が中断され、高頻度(1%以上)にみられた副作用は呼吸困難(1%)、下痢(1%)および斑状丘疹状皮疹(1%)でした。化学療法群と比較してKEYTRUDA®群で高頻度にみられた副作用は倦怠感(KEYTRUDA®群43%)、そう痒症(28% vs 8%)、皮疹(24% vs 8%)、便秘(22% vs 20%)、悪心(KEYTRUDA®群22%)、下痢(20% vs 20%)および食欲減退(KEYTRUDA®群20%)でした。イピリムマブ群の発現率は、発現率がKEYTRUDA®と同じか、またはKEYTRUDA®よりも低い副作用についてのみ記載しています。

KEYTRUDA®に関しては正式な薬物動態的相互作用の試験は行われていません。KEYTRUDA®が母乳中に排泄されるかどうかは不明です。多くの医薬品において母乳中への排泄が確認されているため、KEYTRUDA®の投与中および最後の投与から4カ月間および本製品投与中は授乳をしないよう女性に指示する必要があります。

小児患者におけるKEYTRUDA®の安全性と有効性は確認されていません。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.のがん領域における取り組み
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.では、画期的な科学を革新的ながん治療薬に変換して世界中のがん患者さんを助けることに取り組んでいます。オンコロジー事業にとって、がんと闘う人々を助けることは私たちの情熱であり、がん治療薬へアクセスしやすくすることは私たちの責任です。私たちは、がん患者さんに新たな希望を届けるため、免疫腫瘍治療における研究を推進し、研究から臨床に至るまでのすべての段階を迅速に進めることに取り組んでいます。

また、がん領域における取り組みの一環として、医薬品業界で一二を争う急成長を遂げている開発プログラムにより、がん免疫療法の可能性を模索しています。現在、広範な研究プログラムを進めており、270を超える臨床試験において30種類以上のがん種に対するKEYTRUDA®の検討を行っています。また、引き続き戦略的買収を通じて、がん免疫療法のポートフォリオを強化し、進行がんの治療を改善する可能性をもつ有望ながん免疫療法薬候補の開発を最優先に進めています。

当社のオンコロジー臨床試験について詳しくは、www.merck.com/clinicaltrialsをご覧ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、すこやかな世界の実現を目指して努力を続けるグローバルヘルスケアリーダーです。Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、米国およびカナダ以外の地域ではMSDの名称で知られています。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。詳細については、www.merck.com や当社 TwitterFacebookYouTube をご参照ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述
このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.に関するForm 10-Kの2015年度年次報告書およびSECのインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できる米国証券取引委員会(SEC)に対するこの他の書類で確認できます。

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