2016年

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2016年2月12日

報道関係各位

MSD株式会社

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.
成人向けのジェノタイプ1、4型
C型肝炎ウイルス慢性感染治療薬として
ZEPATIERTM (elbasvir/grazoprevir)の承認をFDAの優先審査により取得


代償性肝硬変、あらゆる重症度の腎臓病、HIV-1/HCV 重複感染のある患者など
さまざまなC型慢性肝炎患者において高いウイルス学的著効(SVR12)を示す


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、2016年1月28日(米国東部時間)、ZEPATIERTM(elbasvir/grazoprevir)が、米国食品医薬品局(FDA)による優先審査の結果、C型肝炎ウイルス(HCV)ジェノタイプ(GT)1、4型慢性感染を有する成人患者を対象とするリバビリン(RBV)併用、または非併用の治療薬として承認されたことを発表しました。

elbasvir/grazoprevir (MK-8742/ MK-5172)は、日本ではC型慢性肝炎患者を対象とした第3相臨床試験が進行中です。

※この資料は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が2016年1月28日(米国東部時間)に発表した ニュースリリースの日本語訳であり、内容や解釈については英語が優先されます

英語版(米国本社サイト)

以 上


MSDについて
MSDは、すこやかな世界の実現を目指して努力を続けるグローバルヘルスケアリーダーです。MSDはMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が各国(米国とカナダ以外)で事業を行う際に使用している名称です。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDの詳細については、www.msd.co.jp や当社 FacebookYouTube をご参照ください。


<お問い合わせ先>
MSD株式会社 広報部門         
〒102-8667 東京都千代田区九段北1-13-12 北の丸スクエア   
TEL:03-6272-1001  FAX :03-6238-9136

 

 

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.
成人向けのジェノタイプ1、4型
C型肝炎ウイルス慢性感染治療薬として
ZEPATIERTM (elbasvir/grazoprevir)の承認をFDAの優先審査により取得


代償性肝硬変、あらゆる重症度の腎臓病、HIV-1/HCV 重複感染のある患者など、
さまざまなC型慢性肝炎患者において高いウイルス学的著効(SVR12)を示す


2016年1月28日:米国ニュージャージー州ケニルワース―Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は本日、ZEPATIERTM(elbasvir/grazoprevir)が、米国食品医薬品局(FDA)による優先審査の結果、C型肝炎ウイルス(HCV)ジェノタイプ(GT)1、4型慢性感染を有する成人患者を対象とするリバビリン(RBV)併用、または非併用の治療薬として承認されたことを発表しました。ZEPATIERTMはNS5A阻害剤のelbasvir(50mg)とNS3/4Aプロテアーゼ阻害剤のgrazoprevir(100 mg)を組み合わせた1日1回投与の経口薬です。ZEPATIERTMは、HCV GT1慢性感染と末期の腎臓病があり血液透析を受けている患者およびHCV GT4慢性感染患者に対する画期的治療薬(Breakthrough Therapy)としてFDAから認定を受けました。画期的治療薬の認定は、深刻または命にかかわるような疾患に対する治験薬で、既存の治療薬より大幅な改善が見込める場合に認定されるものです。ZEPATIERTMは複数の臨床試験において、GT1感染患者においては94~97パーセント、GT4感染患者においては97~100パーセントという高いウイルス学的著効を示しました。ウイルス学的著効とは、投与終了12週間後のHCV RNAが定量下限未満(SVR12)と定義され、患者のHCV感染が治癒したことを示すものです。

ZEPATIERTMは中等度から重度の肝障害(Child-Pugh分類BまたはC)のある患者には投与できません。また有機アニオン輸送ポリペプチド1B1/3(OATP1B1/3)阻害剤(atazanavir、darunavir、lopinavir、saquinavir、tipranavir、cyclosporineなど)、強力なシトクロームP450 3A(CYP3A)誘導剤(carbamazepine、phenytoin、rifampin、セントジョーンズワートなど)、efavirenzとの併用はできません。ZEPATIERTMをRBVと併用する場合、禁忌、警告、注意事項、有害事象、RBVの投与について注意が必要な場合があるため、医療従事者は添付文書のRBVに関する項目を参照してください。

当社研究開発本部統括責任者のRoger Perlmutterは、「C型肝炎ウイルスの慢性感染の世界的な流行に対応するため、継続的なイノベーションが必要とされています。当社の臨床プログラムは、CKDステージ4、5の患者などの難治患者を含む幅広いC型肝炎患者を対象として実施しました。ZEPATIERTMが承認を取得したことは、C型肝炎患者の治療を改善していく当社の確固とした取り組みの表れであり、この新たな治療薬を米国の患者および医師に提供してまいります。」と述べています。

ZEPATIERTMは、HCVジェノタイプ、治療歴により、またGT1a感染患者についてはベースライン時の特定のNS5A多型の有無により、12週間または16週間の治療期間で承認されています。ZEPATIERTMを投与可能な患者の大多数で1日1回の12週間投与レジメンが推奨されます。

ZEPATIERTMの有効性を評価するために、HCV GT1またはGT4の慢性感染を有する1,373名の患者を対象とする6つの臨床試験を実施しました。これらの試験では、ZEPATIERTMの投与終了12週間後のウイルス学的著効(SVR12)を評価しました。ZEPATIERTMの臨床開発試験には、未治療患者、過去にペグインターフェロンアルファ(PegIFN)およびRBVによる治療で効果の得られなかった患者、代償性肝硬変やHIV-1重複感染などの顕著な併存症や合併症のある患者など、様々な層のHCV GT1およびGT4感染患者が登録されました。重度の腎臓病があり血液透析を受けているGT1感染患者およびPegIFN、RBVとHCV NS3/4Aプロテアーゼ阻害剤(boceprevir、シメプレビル、テラプレビル)による併用療法で効果の得られなかった患者も試験の対象に含まれました。

次の表は、ZEPATIERTMの有効性評価の臨床データをまとめたものです。各試験の主要評価項目はSVR12です。治療群やベースライン特性など試験デザインについて詳しくは、以下の「試験デザインの要約」をご参照ください。


ZEPATIERTM(elbasvir/grazoprevir)の有効性を裏付ける臨床試験:
表1

ZEPATIERTM(elbasvir/grazoprevir)の安全性情報

基準値上限(ULN)の5倍を超えるアラニンアミノ基転移酵素(ALT)値の上昇が、治療開始から通常8週目以降に1%の被験者に認められました。この遅い段階でのALT値の上昇は概して無症状で、ほとんどは治療継続中または終了後に回復しました。医療従事者は、治療前、8週目および臨床上必要に応じて肝機能検査を実施する必要があります。16週間の治療を受ける患者については、12週目にも肝機能検査を実施する必要があります。

患者は、倦怠感、脱力感、食欲不振、悪心、嘔吐、黄疸、排泄物の変色が見られた場合には、速やかに医療従事者に相談してください。医療従事者は、ALT値が継続してULNの10倍を超える値を示す場合は、ZEPATIERTMの投与中止を検討してください。ALT値の上昇とともに、肝臓の炎症を示す兆候や症状、抱合型ビリルビンやアルカリフォスファターゼ、プロトロンビン時間国際標準化比の上昇が認められる場合は、ZEPATIERTMの投与を中止してください。


ZEPATIERTM(elbasvir/grazoprevir)の推奨投与レジメンおよび期間

肝硬変、HIV-1重複感染、腎臓病を有するまたは有していないHCV GT1またはGT4慢性感染患者の治療薬としてZEPATIERTMを1日1回投与する場合の投与レジメンおよび期間は、以下のとおりです。

表1

GT1a感染のある患者では、いくつかのC型肝炎ウイルスに、治療に対する耐性をもたらす変異が含まれる場合があります。これは耐性関連多型または耐性関連変異(RAV)と呼ばれています。GT1a感染は、米国におけるHCV症例の46パーセントを占めています。一人でも多くの患者がSVR12を達成できるよう、ZEPATIERTMによる治療開始前に、GT1a感染患者に対するNS5A耐性関連多型(配列28、30、31、93)の検査を実施し、最適な投与レジメンおよび期間を決定することが推奨されます。ZEPATIERTMの臨床試験では、米国の治験に参加したGT1a感染患者の12パーセント(309人中37人)がベースライン時においてNS5A耐性関連多型を有していました。上の表にあるとおり、ベースライン時にNS5A多型の認められるGT1a感染患者に対しては、ZEPATIERTMとRBVを併用した16週間レジメンが推奨されます。

ニューヨークのマウントサイナイ医科大学ベス・イスラエル病院の医学部長Dr. Ira Jacobsonは「この承認によって、米国の多くのC型慢性肝炎患者を治療できる、さらなる選択肢が患者や医師に提供されます。ZEPATIERTMは、代償性肝硬変を有する、または有していない、または慢性腎臓病を有する未治療患者および治療歴のある患者を含むジェノタイプ1、4感染患者に高い治療効果を示す、1日1回1錠投与の直接作用型抗ウイルス薬です」と述べています。

ZEPATIERTMは7営業日以内に卸売業者向けに出荷が開始される見込みです。

米シアトルのHepatitis Education Project(肝炎啓発プロジェクト)のエグゼクティブディレクター、Michael Ninburg氏は「C型慢性肝炎は、肝機能の低下、肝不全、肝臓がんなど、深刻で長期的な健康上の影響をもたらしうる重篤な疾患です。C型慢性肝炎は今日では多くの患者にとって治療可能な疾患となってきており、疾患の影響を緩和する複数の治療薬があることは素晴らしいことです。」と述べています。


ZEPATIERTM(elbasvir/grazoprevir)の安全性情報(続き)

ZEPATIERTMを他の医薬品と併用することで、ZEPATIERTMや併用剤の曝露量の増大により臨床的に重大な有害事象につながる場合があります。ZEPATIERTMは、強力なCYP3A阻害剤(ケトコナゾールまたはコビシスタットを含むelvitegravir/cobicistat/emtricitabine/tenofovirのレジメン[ジソプロキシルフマル酸塩またはアラフェナミド])との併用は推奨されません。医療従事者はZEPATIERTMをアトルバスタチンおよびロスバスタチンと併用する際、アトルバスタチンは20mg/日、ロスバスタチンは10mg/日を超えないようにしてください。また、ZEPATIERTMをフルバスタチン、lovastatinまたはシンバスタチンと併用する際は、スタチンの用量を必要最低限にとどめ、スタチン関連の有害事象を注意深く観察してください。ZEPATIERTMをタクロリムスと同時投与する場合は、タクロリムスの全血中濃度、腎機能の変化、タクロリムス関連の有害事象を高い頻度でモニターすることが推奨されます。

ZEPATIERTMを他の医薬品と併用することで、elbasvirおよびgrazoprevirの血漿中濃度が著しく低下する場合があり、ZEPATIERTMの治療効果の低下や耐性の発現につながる場合があります。ZEPATIERTMを中等度のCYP3A誘導剤(nafcillin、ボセンタン、エトラビリン、モダフィニル)と併用することは推奨されません。

ZEPATIERTMを12週間投与した被験者において最も高い頻度(プラセボ群比較試験で5%以上高い頻度)で報告されたあらゆる程度の有害事象は、倦怠感、頭痛、悪心でした。ZEPATIERTMとRBVを16週間併用した被験者において最も高い頻度(5%以上)で報告された中等度から重度の有害事象は、貧血と頭痛でした。


ZEPATIERTM(elbasvir/grazoprevir)のアクセス拡大を実現する価格設定

ここ3年間におけるHCV慢性感染の治療の革新に新たにZEPATIERTMが加わり、米国ではこれまでになく、HCVの負担を大幅に軽減することが可能となりました。科学界では、HCV感染をコントロールすることが可能となると考えられており、2030年までの実現に向けて取り組みが続けられています。一方で医学上の大きなニーズが残されており、現在、治療を受けているHCV慢性感染患者は5人に1人以下で、毎年何千人もの人が新たに感染しています。

画期的治療薬として2件の認定(末期の腎臓病があり血液透析を受けているGT1患者およびGT4患者)を受けたZEPATIERTMは、その後FDAの優先審査ののち承認され、HCV GT1またはGT4の慢性感染を有する幅広い成人患者に効果的な選択肢を提供します。公開されている報告では、最も一般的に使われている直接作用型の抗ウイルスレジメンのネット価格は、リスト価格より大幅に低くなっています。しかし、HCV慢性感染患者の大多数が、コスト上の制約などから治療を受けていません。当社はこのような要因を考慮し、12週間のレジメンのリスト価格を54,600ドルに設定しました。これは他の広く利用されている12週間のHCV直接作用型抗ウイルス治療レジメンのネット価格帯に相当するものと考えられます。当社はこの価格設定および包括的なアクセス戦略により、民間および公的機関を広くカバーし、患者の治療アクセスを拡大、促進し、米国におけるHCV慢性感染の負担を軽減するという当社の共通の目標の達成に向けて取り組みます。

当社医薬品事業部門 米国市場統括のRobert McMahonは「当社の数十年にわたるC型慢性肝炎をはじめとする感染症分野における取り組みは、科学的革新に対する取り組みであるとともに、アクセス向上に対する取り組みでもあります。保険者や医師との連携の機会を活用し、一人でも多くの対象患者が迅速に治療を受けられるようにします。」と述べています。


医薬品の費用の支払いが困難な患者向けの経済援助プログラム

当社が設定するZEPATIERTMのリスト価格は、患者の自己負担分の軽減にもつながると考えています。相対的費用には他の様々な変動的要素が影響するため、自己負担の軽減のみが必ずしも治療する症状のアウトカムにおけるコスト上のメリットを反映するわけではありません。直接的な自己負担額は各患者の加入する保険により異なります。

民間保険に加入している患者が、保険会社の設定する自己負担額の支払いが困難な場合は、自己負担分について大幅な援助を受け、負担額を1回の処方につき5ドルまで軽減することが可能です。最大限の援助を受け取るためには制約があり、各種条件が適用されます。詳しくはwww.merckaccessprogram-ZEPATIERTM.comをご覧ください。ZEPATIERTMのウェブサイトは、FDAの承認後24時間以内にアクセス可能となる予定です。

また当社は、ZEPATIERTMを利用する経済的余裕のない患者に対し、当社が50年にわたって提供する患者支援プログラムを通して支援を提供します。このプログラムは、対象患者に当社の医薬品を無償提供するものです。ZEPATIERTMの無償提供は主に、保険に加入しておらず、当社の援助なしでは医薬品を利用できない患者を対象とするものです。また、ZEPATIERTMをカバーする保険に加入していても医薬品を利用する経済的余裕のない患者は、一定の経済上、医療上、保険上の基準を満たせば、例外的に申請が可能な場合があります。本プログラムについて詳しくは、www.merckhelps.comをご覧いただくか、当社の患者支援プログラム(1-800-405-5810)までお電話ください。


試験デザインの要約
GT1 HCVの治験
C-EDGE TNは、肝硬変を有するまたは有していない未治療のGT1またはGT4感染患者を対象とする二重盲検無作為化プラセボ対照比較試験です。患者は、ZEPATIERTMを12週間投与する群(即時治療群、N=306)と、プラセボを12週間投与後ZEPATIERTMを非盲検で12週間投与する群(遅延治療群、N=102)に3:1の割合で割り付けました。即時治療群に割り付けられたGT1感染患者では、年齢中央値は55歳(20~78歳)で、56%が男性、61%が白人、20%が黒人またはアフリカ系アメリカ人、8%がヒスパニックまたはラテン系で、BMI値の平均は26 kg/m2、72%がベースライン時のHCV RNA値が800,000 IU/mL超で、24%が肝硬変を有しており、67%の患者のIL28Bが非CCアレル(CTまたはTT)で、55%がGT1a、45%がGT1bのHCV慢性感染を有していました。

C-EDGE COINFECTION(CO-INFXN)は、HIV-1/HCV重感染があり肝硬変を有するまたは有していない未治療のGT1またはGT4感染患者を対象とする非盲検の単一群試験です。患者にはZEPATIERTMを12週間投与しました(N=217)。GT1感染患者では、年齢中央値は50歳(21~71歳)で、85%が男性、75%が白人、19%が黒人またはアフリカ系アメリカ人、6%がヒスパニックまたはラテン系で、BMI値の平均は25 kg/m2、59%がベースライン時のHCV RNA値が800,000 IU/mL超で、16%が肝硬変を有しており、65%の患者のIL28Bが非CCアレル(CTまたはTT)で、76%がGT1a、23%がGT1b、1%がGT1その他のHCV慢性感染を有していました。

C-SURFERは、血液透析を受けている患者、未治療患者、過去にIFNまたはPegIFN ± RBVによる治療で効果の認められなかった患者を含む、ステージ4(eGFR 15-29 mL/min/1.73 m2)またはステージ5(eGFR <15 mL/min/1.73 m2)の慢性腎臓病(CKD)があり、肝硬変を有するまたは有していないGT1感染患者を対象とする二重盲検無作為化プラセボ対照比較試験です。患者は、elbasvir 50mg1日1回 + grazoprevir 100 mg1日1回を12週間投与する群(N=111、即時治療群)と、プラセボを12週間投与後、elbasvir + grazoprevirを非盲検で12週間投与する群(N=113、遅延治療群)に1:1の割合で割り付けました。また、11名の患者にelbasvir + grazoprevirを非盲検で12週間投与しました(集中的薬物動態[PK]群)。即時治療群および集中的PK群に割り付けられた患者では、年齢中央値は58歳(31~76歳)で、75%が男性、50%が白人、45%が黒人またはアフリカ系アメリカ人、11%がヒスパニックまたはラテン系で、57%がベースライン時のHCV RNA値が800,000 IU/mL超で、6%が肝硬変を有しており、72%の患者のIL28Bが非CCアレル(CTまたはTT)でした。

C-EDGE TEは、過去にPegIFN + RBVによる治療で効果の認められなかった、肝硬変およびHCV/HIV-1重感染を有するまたは有していないGT1またはGT4感染患者を対象とする非盲検無作為化比較試験です。患者は、ZEPATIERTMを12週間投与する群(N=105)、ZEPATIERTM + RBVを12週間投与する群(N=104)、ZEPATIERTMを16週間投与する群(N=101)、ZEPATIERTM + RBVを16週間投与する群(N=104)に1:1:1:1の割合で割り付けました。GT1感染患者では、年齢中央値は57歳(19~77歳)で、64%が男性、67%が白人、18%が黒人またはアフリカ系アメリカ人、9%がヒスパニックまたはラテン系で、BMI値の平均は28 kg/m2、78%がベースライン時のHCV RNA値が800,000 IU/mL超で、34%が肝硬変を有しており、79%の患者のIL28Bが非CCアレル(CTまたはTT)で、60%がGT1a、39%がGT1b、1%がGT1その他のHCV慢性感染を有していました。

C-SALVAGEは、過去にboceprevir、シメプレビルまたはテラプレビルとPegIFN + RBVによる治療で効果の認められなかった、肝硬変を有するまたは有していないGT1感染患者を対象とする非盲検の単一群試験です。患者には、elbasvir 50mgを1日1回 + grazoprevir 100mgを1日1回 + RBVを12週間投与しました(N=79)。患者の年齢中央値は55歳(23~75歳)で、58%が男性、97%が白人、3%が黒人またはアフリカ系アメリカ人、15%がヒスパニックまたはラテン系で、BMI値の平均は28 kg/m2、63%がベースライン時のHCV RNA値が800,000 IU/mL超で、43%が肝硬変を有しており、97%の患者のIL28Bが非CCアレル(CTまたはTT)で、46%にベースライン時のNS3耐性関連置換が認められました。

GT4 HCVの治験

HCV GT4の慢性感染患者に対するZEPATIERTMの有効性はC-EDGE TN、C-EDGE CO-INFXN、C-EDGE TE、C-SCAPEで示されました。C-SCAPEは、肝硬変を有していない未治療のGT4感染患者を対象とする非盲検無作為化試験です。患者は、elbasvir 50mgを1日1回 + grazoprevir 100 mgを1日1回、12週間投与する群(N=10)と、elbasvir 50mgを1日1回 + grazoprevir 100mgを1日1回 + RBVを12週間投与する群(N=10)に1:1の割合で割り付けました。GT4感染患者を対象とするこの複合研究においては、64%の患者が未治療で、66%が男性、87%が白人、10%が黒人またはアフリカ系アメリカ人で、22%が肝硬変を有しており、30%がHIV-1/HCV重複感染を有していました。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、すこやかな世界の実現を目指して努力を続けるグローバルヘルスケアリーダーです。Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、米国およびカナダ以外の地域ではMSDの名称で知られています。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。詳細については、www.merck.com や当社 TwitterFacebookYouTube をご参照ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述
このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.に関するForm 10-Kの2014年度年次報告書およびSECのインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できる米国証券取引委員会(SEC)に対するこの他の書類で確認できます。

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