2011年

2011年

 

2011年7月1日

報道関係各位

MSD株式会社

MSD株式会社 MRSA感染症治療薬「キュビシン®」の製造販売承認を取得
院内感染症対策に新たな作用機序の抗生物質を提供


MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ 以下MSD)は、7月1日、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(Methicillin-resistant Staphylococcus aureus, 以下MRSA)感染症の治療薬「キュビシン®静注用350mg」(一般名:ダプトマイシン、以下「キュビシン®」)の製造販売承認を取得いたしました。

環状リポペプチド系抗生物質である「キュビシン®」は、グラム陽性細菌の細胞膜に結合し、細胞機能不全を引き起こして細菌を死滅させる新しい作用機序で、MRSAに有効性を示します。同剤は1日1回30分かけて静脈内に投与します。

MRSAは、メチシリンを始めとする多くの抗生物質に対して薬剤耐性を獲得した黄色ブドウ球菌で、主に接触感染で敗血症、感染性心内膜炎、皮膚軟部組織感染症などを引き起こします。病院内で検出される黄色ブドウ球菌のうち、MRSAの占める割合は全体の約半数を超え、院内感染の起炎菌の一つとして、大きな問題となっています

「キュビシン®」は海外では主にCUBICIN®の製品名で、2011年2月現在、世界71カ国で承認されています。米国ではCubist Pharmaceuticals, Inc.(以下Cubist社)が、その他の国ではCubist社が提携する他の製薬会社が販売しています。Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.の関連会社であるMerck and Company, IncorporatedとCubist社が締結したライセンス契約に基づき、日本では2007年3月にMSDが国内での開発・販売権を取得いたしました。

MSDは「キュビシン®」が、今後の日本におけるMRSA感染症治療の新たな選択肢の一つとなり、患者さんおよび医療従事者の皆さんに貢献できるよう努力して参ります。

※ 河野 茂「MRSA-基礎・臨床・対策-改訂版」2010年より

以上

MSDについて
MSDは、すこやかな世界の実現を目指して努力を続ける、グローバルなヘルスケア企業です。医療用医薬品、ワクチン、生物学的療法および一般向けならびにアニマルヘルスケア製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。さらに、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて医薬品を必要とする人々への製品寄付や供給を行い、医薬品へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDの詳細については、www.msd.co.jpをご参照ください。


<お問い合わせ先>
MSD株式会社 広報部門
〒102-8667 東京都千代田区九段北1-13-12 北の丸スクエア
TEL :03-6272-1001  FAX :03-6238-9136

参考資料

MRSA感染症治療薬「キュビシン®」