2011年

2011年

 

2011年1月21日

報道関係各位

MSD株式会社

花粉症患者さん1,030名への実態調査結果を発表
「花粉症の治療をしても生活満足度が普段より劣っている」との回答が約9割
「さらなる症状改善の為に複数の薬を利用したい」との回答が8割以上


MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ)は、2011年春の花粉症シーズンに先駆け、花粉症患者さん1,030名を対象に花粉症の治療満足度と、症状が及ぼす影響についての実態調査を実施しました。
 本調査では、花粉症の治療をしていても、69.0%の患者さんが症状が抑えきれていないと感じており、また、花粉飛散期の生活の満足度は花粉が飛んでいない時期より劣っていると答えた患者さんが90.2%でした。花粉症の症状により影響を受け、困ることとしては、集中力が落ちる(83.1%)、仕事、勉強、作業能力が落ちる(61.9%)が非常に高い割合を示しましたが、イライラする/落ち着きがなくなる(46.2%)、憂鬱になる(42.2%)といった、精神的な面への影響も半数に近い数字を示しました。
 昨年の5~10倍と多くの花粉が飛ぶと予想されている2011年の花粉大飛散を不安に感じている花粉症患者さんは97.4%に上り、大飛散にそなえ、症状がより改善するとされる「異なる作用の薬の組み合わせ」による治療を87.8%の花粉症患者さんが望んでおり、併用療法に対する意識が高いことがわかりました。
 これらの結果を受け、福井大学医学部 感覚運動医学講座 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 教授 藤枝重治先生は、2011年の花粉症治療について、次のように述べられました。
「花粉症の治療を行っているにも関わらず、生活の満足度が得られていない患者さんが多いことは残念です。その原因は患者さんの症状や重症度に合った治療が行われていないことにあるのかもしれません。花粉症の基本的な治療薬は、鼻水やくしゃみに有効な抗ヒスタミン薬、さらに鼻づまりに効果がある抗ロイコトリエン薬、3つの症状に効果のある鼻噴霧用ステロイド薬の3つに大別されます。症状と重症度に合わせて、花粉症治療薬を組み合わせて治療を行う併用療法が効果的ですが、特に今年のように、花粉が大量飛散すると予測されている場合、例年1剤では満足の行く効果を得られていなければ、最初から組み合わせによる治療を行うことが大切です。症状や重症度に合わせてのみ薬と点鼻薬で症状をしっかり抑えたり、のみ薬を組み合わせて幅広く症状を抑えたりと、上手に組み合わせて服用すると効果がありますので、効果を感じることのできる治療法について、是非医師に早めに相談し、適切な治療を受けられることをお勧めします。」

MSDについて
MSDは、すこやかな世界の実現を目指して努力を続ける、グローバルなヘルスケア企業です。医療用医薬品、ワクチン、生物学的療法および一般向けならびにアニマルヘルスケア製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。さらに、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて医薬品を必要とする人々への製品寄付や供給を行い、医薬品へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDの詳細については、www.msd.co.jpをご参照ください。

<お問い合わせ先>
MSD株式会社 広報部門         
〒102-8667 東京都千代田区九段北1-13-12 北の丸スクエア
TEL:03-6272-1001  FAX :03-6238-9136

以 上


調査概要


■調査目的     :花粉症患者さんの意識と実態を把握する

■調査対象     :処方薬を服用している10代~50代の男女 1,030名
(男女比1:1、10代~50代各20%)

■調査地域     :全国
(北海道・東北6%、関東51%、中部18%、近畿14%、中四国6%、九州・沖縄5%)

■調査方法     :インターネット調査
(調査会社マクロミルに登録されている年齢・性別・疾患パネルから各世代を抽出)

■調査実施時期  :2010年12月

主な調査結果


1: 花粉症で一番悩まされる鼻炎の症状は「鼻水」 (49.5%) 「鼻づまり」 (29.9%) 「くしゃみ」 (14.2%)の順に多い
2: 花粉症で困るのは「集中力が落ちる」 (83.1%) 「仕事、勉強、作業能力が落ちる」(67.2%)こと
3: 花粉症の治療をしているにもかかわらず、症状が抑えきれていない患者さんが69.0%
4: 治療をしているにもかかわらず、 「花粉シーズンは普段の生活よりも満足度が劣る」と考える患者さんが90.2%
5: 普段の生活と比べて、「もし花粉治療を行わなかった場合」は53.8%、「花粉シーズンで治療を行っている場合」でも25.6%、生活の質量ともに低下している。
6:  2011年の花粉大飛散を不安に感じる花粉症患者さんは97.4%
7: 大飛散に備え、症状の改善が望める「薬の組み合わせ」での治療開始を望む花粉症患者さんは87.8%


Q. 花粉シーズンに一番悩まされる鼻炎の症状は何ですか (単一回答)
Q. 一番悩まされる症状によって困っていることは何ですか (複数回答)
Q. 花粉の治療中にもかかわらず、抑えきれいていない症状はありますか。 (複数回答)
Q. 花粉シーズン以外と比較して、花粉シーズンで薬を使用している状態での生活の満足度はどの程度ですか。    (単一回答)
Q. 「もし、まったく花粉症の治療を行わなかった場合」「例年の治療をおこなっている場合」では、花粉シーズン中の  全般的な活動の質や量はどのくらい低下すると思いますか。 (単一回答)
Q. 2011年春の花粉時期には、例年より多くのスギ花粉が飛ぶと予測されています。    そう聞いて何か不安に思うことはありますか。 (複数回答)
Q. 花粉の飛散量が多いシーズンには花粉の症状が悪化しますが、症状にあわせて異なる作用の薬を組み合わ  せることで、症状がより改善されると考えられます。  花粉症治療を始める際に、異なる作用の薬を組み合わせて使用したいと思いますか。(単一回答)