2011年

2011年

 

2011年12月6日

報道関係各位

MSD株式会社

設立1年のMSD、日本の10カ年戦略と開発パイプラインを発表
- コンプライアンス改善策も実行継続 -


MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ)は本日、日本における10カ年戦略と開発パイプラインを発表し、コンプライアンス改善に向けた取り組みに関する報告を行いました。

設立1年を迎えた日本での10カ年戦略
MSDは、「革新的な製品とサービスを通じて人々の生命を救い、生活を改善する」というミッションの遂行と、倫理と誠実さを基本とする事業活動の展開を最優先事項と定めています。

2010年10月に万有製薬とシェリング・プラウが経営統合しMSDが発足して1年が経過しましたが、この間、製品ポートフォリオの拡大や豊富なパイプラインの推進により、日本市場での存在感を高めてきました。2011年第3四半期の日本市場での業績は前年比32%の伸びを示しており、グローバル事業においても、日本は成長の牽引役となっています。

今年は、8月に4価HPVワクチン「ガーダシル®」、9月にMRSA感染症の治療薬「キュビシン®」および抗悪性腫瘍剤 「ゾリンザ®」の3つの新製品を発売しました。主要製品も高い伸びを示しており、特に糖尿病治療薬の「ジャヌビア®」は市場でトップクラスの製品に成長しています。

また、MSDは日本での長期戦略を策定。2020年までに「最も信頼されるヘルスケア企業」となることを目標に掲げ、「レピュテーション(顧客から最も信頼され、尊敬される企業となる)」「成長(科学とビジネスのイノベーションによる成長を目指す)」「人財(優れた人財から選ばれる企業となる)」の3重点分野に注力していきます。この一環として、社会的責任を果たすための活動も強化。科学教育の分野では、小学5・6年生に科学の面白さを体験してもらう授業を提供する社員参加型のCSRプログラム「サイエンス・スクール」を実施。また、東日本大震災への復興支援として、義援金をはじめ、社員ボランティアの派遣やMSDマニュアル、AEDの無償提供を行っています。

日本の開発パイプライン
MSDでは現在、幅広い疾患領域をカバーする41件の臨床開発プログラムが進行中です。そのうち「MK-0822」(骨粗しょう症の治療を目標とする経口投与のカテプシンK阻害薬)、「MK-4305」(不眠症の治療を目標とするオレキシン受容体の拮抗薬)、「MK-7009」(C型肝炎の治療を目標とするプロテアーゼ阻害剤)、「V-503」(子宮頸がん予防を目標とする9価HPVワクチン)など8件が、後期開発段階(フェーズIII臨床試験)にあります。

現在審査中の新薬承認申請4件に加え、今後しばらくは毎四半期に約1件のペースで新薬承認申請を提出していきます。

コンプライアンス改善に向けた取り組み
MSDは業界規約の違反行為により、本年5月に医療用医薬品製造販売業公正取引協議会(公取協)から「厳重警告」を受け、本年6月には日本製薬工業協会(製薬協)から「厳重警告」と会員資格停止の処分を受けました。MSDはこれらの措置を厳粛に受け止め、抜本的なコンプライアンス体制の改善に向けて、これまでに社外コンプライアンスアドバイザーとして前製薬協理事長の市川和孝氏の登用、厳格な社内検証と責任の明確化、営業・マーケティング担当全社員に対するコンプライアンス研修の実施および新コンプライアンス部門統括の任命等の是正策を実施してきました。今後もコンプライアンスを経営上の最重要課題として位置づけ、社員全員の意識と行動の改革を通じて信頼回復を目指していきます。

MSDについて
MSDは、すこやかな世界の実現を目指して努力を続けるグローバルヘルスケアリーダーです。医療用医薬品、ワクチン、生物学的療法および一般向けならびにアニマルヘルスケア製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。さらに、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて医薬品を必要とする人々への製品寄付や供給を行い、医薬品へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDの詳細については、 www.msd.co.jp をご参照ください。


<お問い合わせ先>
MSD株式会社 広報部門
〒102-8667 東京都千代田区九段北1-13-12 北の丸スクエア
TEL :03-6272-1001  FAX :03-6238-9136