2010年

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  調査概要

2010年10月8日

報道関係各位

MSD株式会社

10月8日「骨と関節の日」に、
骨粗鬆症患者さん207名への実態調査結果を発表
  • 「診断される前に、骨粗鬆症かもしれないと疑わなかった」人が7 割を超える理由は、「骨粗鬆症は自分には関係ないと思っていたから」が約8割
  • 骨粗鬆症になって今後一番不安に思うのは、「骨折して寝たきりになる可能性」

MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ)は、60歳以上の女性骨粗鬆症患者さん207名を対象とした骨粗鬆症の実態調査を実施し、「骨と関節の日」である本日、その結果を発表いたしました。


■骨粗鬆症は「自分には関係ない」と思っていた人が大多数
「骨粗鬆症と診断される以前に、自分は骨粗鬆症かもしれないと疑ったことはあったか」と聞いたところ、「疑ったことは無かった」人が72%に上りました。その理由としては、80%の人が「骨粗鬆症は自分には関係無いと思っていたから」と回答しました。さらに、なぜ自分には関係無いと思っていたのかを聞いたところ、「自覚症状がなかったから」(71%)、「自分の骨は丈夫だと思っていたから」(65%)というのが主な回答でした。

現代では、60歳代女性の約3人に1人、70歳代女性の約2人に1人が骨粗鬆症であると言われ、推定患者数は 1,100万人に上ると言われています。特に女性は閉経すると女性ホルモンが減少するため、骨密度が減り、骨粗鬆症になりやすくなります。ただ、骨粗鬆症は「沈黙の疾患」といわれるほど初期段階では自覚症状が無く、骨折するまで症状が現れないケースも多く見られます。今回の調査でも、自覚症状がないために多くの患者さんが骨粗鬆症を自分と無関係の疾患だと思っていた状況が明らかになりました。


■「一度も検査を受けたことは無かった」人が半数
――実際に骨折をするまで骨粗鬆症が放置されるケースも

「骨粗鬆症と診断される以前に、骨密度検査を受けていたか」を聞いたところ、「一度も受けたことはなかった」人が約半数の48%に上りました。骨粗鬆症と判明したきっかけは、「かかりつけ医に検査を勧められて」(30%)、「会社・市や区などの骨密度検診を受けて」(23%)に次いで、「骨折して医療機関を受診して」(15%)が挙げられ、「自ら医療機関を受診して」と回答した人は10%に留まりました。

骨粗鬆症の検査にはX線を使って骨密度を測る方法や、超音波で測る方法などがあり、どの検査も痛みがなく、簡単に行えます。しかし、多くの患者さんは、診断される前は積極的に検査を受けておらず、症状が進行し、実際に骨折をするまで、骨粗鬆症が放置されているケースも少なくないことが判明しました。また、自由回答として潜在患者さんに向けて心がけて欲しいことを聞いたところ、「非常に簡単な検査なので受けてみて欲しい」というコメントが多く寄せられました。


■寝返りなど些細な日常動作で骨折してしまうことも――
一番怖いのは、「寝たきりになる可能性」

骨粗鬆症が原因と思われる骨折をしたことがある人は32%に上りました。骨折した部位は、「太もも・足」(36%)、「手首・腕」(29%)、「背骨」(18%)の順で、骨折した原因は「転倒して」(73%)が圧倒的に多いことが判明しました。中には、「寝返りして」、「重いものを持って」、「硬くなった鏡餅を切ろうとして」、「足を踏ん張って」など、日常の些細な動作でも、骨折してしまうケースがあることがわかりました。骨折をすると当然日常生活にさまざまな影響が出ますが、骨折の状態によっては、寝たきりや要介護の状態になってしまうこともあります。

実際、骨粗鬆症になって、今後不安に思うことを聞いたところでは、「骨折して寝たきりになってしまうこと」(59%)が一番多く、次いで「身体に痛みが生じること」(53%)、「介助が必要になるなど家族に迷惑がかかること」(48%)という回答が挙がりました。


■歌手の由紀さおりさんを起用した、「骨げんき!寝たきり防止キャンペーン」を展開中
MSD株式会社では、骨粗鬆症についてより多くの方々に知っていただき、骨粗鬆症の早期発見と早期治療のために、「あなたの骨は何歳?」を今年のテーマに掲げ、「骨げんき!寝たきり防止キャンペーン」を実施しています。昨年に引き続き、歌手の由紀さおりさんを「美骨大使」としてキャンペーンキャラクターに起用し、全国の病院や診療所に啓発ポスターや骨の健康に関する小冊子を設置しながら、骨粗鬆症のリスクの高い60歳以上の女性の方々が骨の健康に関心を持ち、骨密度検査を受けるよう呼びかけています。また、MSD株式会社のウェブサイト( www.msd.co.jp )では、骨粗鬆症につての詳しい解説の掲載はもちろん、疾患について相談できる病院検索にもリンクしています。

なお、詳しい調査結果は添付資料をご覧ください。

以 上

MSDについて
MSDは、すこやかな世界の実現を目指して努力を続ける、グローバルなヘルスケア企業です。医療用医薬品、ワクチン、生物学的療法および一般向けならびにアニマルヘルスケア製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。さらに、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて医薬品を必要とする人々への製品寄付や供給を行い、医薬品へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDの詳細については、www.msd.co.jp をご参照ください。


<お問い合わせ先>
MSD株式会社 広報部門  (担当:嶋本、田村)
〒102-8667 東京都千代田区九段北1-13-12  北の丸スクエア
TEL:03-6272-1001 FAX:03-6238-9136


調査概要


  • 調査目的
    骨粗鬆症患者の実態を明らかにすること
  • 調査対象
    60歳以上 女性 骨粗鬆症患者 207名
    (うち60歳代124名、70歳代78名、80歳代5名)
  • 調査地域
    全国
  • 調査方法
    インターネット調査
    (調査会社マクロミルに登録されている年齢・性別・疾患パネルから、60歳以上女性の骨粗鬆症患者を抽出)
  • 調査実施日
    2010年9月6日~8日

主な調査結果


  • 骨粗鬆症と診断される以前に、自分が骨粗鬆症かもしれないと疑ったことは「無かった」人が72%
  • 骨粗鬆症を疑わなかった理由としては、「自分には関係ないと思っていたから」が約80%
  • 「自覚症状がなかったから」(71%)、「自分の骨は丈夫だと思っていたから」(65%)が、関係ないと思っていた主な理由
  • 骨粗鬆症と診断される以前に、骨密度検査を「一度も受けたことはなかった」人が48%に上る
  • 骨粗鬆症と判明したきっかけは、「かかりつけ医に検査を勧められて」(30%)、「会社、市や区などの骨密度検診を受けて」(23%)、次いで、「骨折して医療機関を受診して」(15%)
  • 骨粗鬆症が原因と思われる骨折の経験者は、全体の32%
  • 骨折した部位は、「太もも・足」(36%)、「手首・腕」(29%)、「背骨」(18%)の順
  • 骨折した原因は「転倒して」(73%)が圧倒的に多い
  • 骨粗鬆症になったことによる一番の不安は、「骨折して寝たきりになってしまうこと」(59%)

【60歳以上女性骨粗鬆症患者207名への調査結果】

骨粗鬆症と診断される以前に、骨粗鬆症かもしれないと疑わなかった人が72%


Q. 骨粗鬆症と診断される以前に、自分は骨粗鬆症かもしれないと疑ったことはあったか。

疑わなかった理由としては、「自分には関係ないと思っていたから」が約80%


Q. どうして骨粗鬆症と疑わなかったのか。

「自覚症状がなかったから」、「自分の骨は丈夫だと思っていたから」が、
関係ないと思っていた主な理由


Q. どうして自分には関係ないと思っていたのか。(複数回答可)

骨粗鬆症と診断される以前に、骨密度検査を「一度も受けたことはなかった」人が48%に上る


Q. 骨粗鬆症と診断される以前に、骨密度検査を受けていたか。

骨粗鬆症と判明のきっかけは、「かかりつけ医に検査を勧められて」、
「会社、市や区などの骨密度検診を受けて」、次いで、「骨折して医療機関を受診して」


Q. 骨粗鬆症と判明したきっかけは。

骨粗鬆症が原因と思われる骨折の経験者は、全体の32%


Q. 骨粗鬆症が原因と思われる骨折をしたことはあるか。

骨折した部位は、「太もも・足」(36%)、「手首・腕」(29%)、「背骨」(18%)の順


Q. どこを骨折したか。 (複数回答可)

骨折の原因は「転倒して」(73%)が圧倒的に多い


Q. 骨折した原因は。 (複数回答可)

骨粗鬆症になったことによる一番の不安は、「骨折して寝たきりになってしまうこと」


Q. 骨粗鬆症になって、今後不安に思うことは。 (複数回答可)