KEYTRUDA®(ペムブロリズマブ)、Inlyta®(アキシチニブ)との併用療法により、進行性腎細胞がん(RCC)の初回治療における死亡リスクが、スニチニブと比較してほぼ半減

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February 22, 2019 00:01 Asia/Tokyo

報道関係各位

MSD株式会社

この参考資料は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が2019年2月16日(米国東部時間)に発表したニュースリリース 

KEYTRUDA® (pembrolizumab) in Combination with Inlyta® (axitinib) Reduced Risk of Death by Nearly Half Compared to Sunitinib as First-Line Treatment for Advanced Renal Cell Carcinoma (RCC) 

の日本語訳であり、内容や解釈については英語が優先されます。適応症と安全性重要情報も米国のものであり、日本国内の情報ではありません。

KEYTRUDA®は、日本ではキイトルーダ®として、悪性黒色腫、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫、がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌、がん化学療法後に増悪した進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する固形癌(標準的な治療が困難な場合に限る)の効能・効果で承認を取得しております。


参考資料

KEYTRUDA®(ペムブロリズマブ)、Inlyta®(アキシチニブ)との併用療法により、
進行性腎細胞がん(RCC)の初回治療における死亡リスクが、スニチニブと比較してほぼ半減

2019 ASCO GU(米国臨床腫瘍学会泌尿器がんシンポジウム)および
ニューイングランドジャーナルオブメディシンで本日発表された第3相試験KEYNOTE-426のデータでは、進行または死亡のリスクが31パーセント低減したことも示される

IMDCリスク分類およびPD-L1発現の有無にかかわらず一貫して認められる

2019年2月16日:ニュージャージー州ケニルワース-Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は本日、進行性腎細胞がん(RCC)の初回治療において抗PD-1抗体KEYTRUDA®とチロシンキナーゼ阻害剤Inlyta®(アキシチニブ)の併用療法を評価する第3相試験KEYNOTE-426の詳細なデータを2019年米国臨床腫瘍学会泌尿器がんシンポジウム(ASCO GU、アブストラクト#543)で公表したことを発表しました。
このデータはニューイングランドジャーナルオブメディシンにも同時に掲載されました。これはスニチニブと比較して全生存期間(OS)、無増悪生存期間(PFS)、客観的奏効率(ORR)が有意に改善された初の併用療法となります。これらの結果はIMDC分類の低リスク、中リスク、高リスク群、およびPD-L1発現の有無にかかわらず一貫して認められました。

既に発表したとおり、進行性RCC患者の初回治療におけるKEYTRUDA®とアキシチニブの併用療法の生物製剤追加承認申請(sBLA)は、KEYNOTE-426試験のデータに基づきFDAの優先審査品目に指定され、処方薬ユーザー・フィー法(PDUFA)の審査完了予定日が2019年6月20日に指定されています。

KEYNOTE-426の治験責任医師でBarts Cancer Centreのディレクター、Barts Cancer InstituteのSolid Tumor Research責任者を務める泌尿器がん教授Thomas Powles博士は、「これまで、進行性RCC患者の5年生存率は10パーセント未満でした。この疾患の侵襲性と不良な長期的予後を考えると、KEYNOTE-426のKEYTRUDA®とアキシチニブの併用療法による新たな生存期間のデータにより、進行性腎細胞がん患者さんに新たな治療選択肢が示される可能性を秘めています」と述べています。

初回中間解析の結果では、KEYTRUDA®とアキシチニブの併用療法では、スニチニブと比較して死亡リスクが47パーセント低減し、OSが有意に改善しました(HR 0.53 [95% CI 0.38-0.74]; P<0.0001)。もう一つの主要評価項目であるPFSについては、KEYTRUDA®の併用療法により疾患の進行または死亡のリスクがスニチニブと比較して31パーセント低減しました(HR 0.69 [95% CI 0.57-0.84]; P=0.0001)。この試験におけるORRは、KEYTRUDA®とアキシチニブの併用療法群では59.3パーセント(95% CI 54.5-63.9)で、スニチニブ群では35.7パーセント(95% CI 31.1-40.4)でした(P<0.0001)。完全奏効率は、KEYTRUDA®の併用療法群およびスニチニブ群でそれぞれ5.8パーセント(25例)および1.9パーセント(8例)、部分奏効率はそれぞれ53.5パーセント(231例)および33.8パーセント(145例)でした。奏効期間の中央値は、KEYTRUDA®併用療法群では未到達(範囲:1.4+〜18.2+カ月)で、スニチニブ群では15.2カ月(範囲:1.1+〜15.4+カ月)でした。OS、PFS、ORRの結果は、IMDCリスク分類、およびPD-L1発現の有無にかかわらず一貫して認められました。本試験で認められた有害事象プロファイルは、KEYTRUDA®とアキシチニブでこれまでに得られているプロファイルに基づき予測されるとおりでした。KEYTRUDA®とアキシチニブの併用療法群では、グレード3および4の肝酵素上昇が、それぞれの単独療法でこれまでに認められていたものよりも高い頻度で認められました。

当社研究開発本部シニアバイスプレジデント、グローバル臨床開発責任者でチーフメディカルオフィサーのRoy Baynes博士は、「死亡リスクがほぼ半減することが示されたこの結果では、全生存期間の改善がすべてのリスク分類かつPD-L1発現の有無にかかわらず認められ、特定層の患者さんにベネフィットが限定されないという意味で特に重要です。これらの結果がFDAの優先審査の対象となったことを嬉しく思うとともに、世界中の規制当局からも肯定的見解が得られることを願っています。また、この重要な試験に参加してくださった治験責任医師や患者さんに感謝しています」と述べています。

ニューイングランドジャーナルオブメディシンのKEYNOTE-426に関する論文の筆頭著者でCleveland Clinic Cancer Centerの腫瘍内科医、Cleveland Clinic Lerner College of Medicine of Case Western Reserve Universityの医学部教授であるBrian Rini博士は、「このたびのデータは、ペムブロリズマブとアキシチニブの単剤での活性に基づくものであり、スニチニブと比較して全生存期間、無増悪生存期間、客観的奏効率が改善された初の腎がんに対するレジメンとなります。さらに重要な点は、この侵襲性の高い腎がんの患者さんに、新たな初回治療の選択肢を示す可能性をもたらしていることです」と述べています。Cleveland Clinicから報告されているとおり、Rini博士は当社からコンサルティングおよび研究に対する資金提供を受けています。

当社はこのデータを世界中の規制当局に提出しています。当社はRCCの広範な臨床開発プログラムを実施しており、KEYNOTE-564試験やKEYNOTE-581試験など、KEYTRUDA®の単独療法および他の治療薬との併用療法を評価する、承認申請に向けた複数の試験が進行中です。

KEYNOTE-426試験の治験デザインおよびその他のデータ

KEYNOTE-426試験は、進行性または転移性RCCの初回治療におけるKEYTRUDA®とアキシチニブの併用療法の安全性と有効性をスニチニブの単独療法と比較評価する無作為化2群間比較第3相試験(ClinicalTrials.gov, NCT02853331)です。2つの主要評価項目はOSとPFSで、主な副次評価項目はORR、安全性、奏効期間、12カ月、18カ月、24カ月時のPFS、12カ月、18カ月、24カ月時のOSです。主要評価項目はさらに腫瘍のPD-L1発現[CPS(combined positive score)<1 (325例)、CPS≧1(497例)]に基づいて評価しました。この試験ではIMDC分類で低リスク、中リスク、高リスク(それぞれ269例、484例、108例)と評価された861名の患者を、KEYTRUDA® 200 mgを3週間毎に静脈投与しアキシチニブ5 mgを1日2回経口投与し最長24カ月まで継続する群(432例)と、スニチニブ50 mgを1日1回、4週間経口投与し、その後2週間休薬する群(429例)に無作為に割り付けました。

初回中間解析では、中央値で12.8カ月のフォローアップ期間を経て、全生存期間はKEYTRUDA®併用療法群でスニチニブ群と比べ有意に延長しました(HR 0.53 [95% CI 0.38-0.74]; P<0.0001)。12カ月の推定生存率は、KEYTRUDA®併用療法群で89.9パーセント(95% CI 86.4-92.4)、スニチニブ群では78.3パーセント(95% CI 73.8-82.1)でした。18カ月の推定生存率は、それぞれ82.3パーセント(95% CI 77.2-86.3)、72.1パーセント(95% CI 66.3-77.0)でした。生存期間の中央値はいずれの群も未到達でした。無増悪生存期間も、KEYTRUDA®併用療法群でスニチニブ群と比べ有意に延長しました(HR 0.69 [95% CI 0.57-0.84]; P=0.0001)。12カ月PFS率は、KEYTRUDA®併用療法群で59.6パーセント、スニチニブ群では46.2パーセントでした。18カ月PFS率は、KEYTRUDA®併用療法群で41.1パーセント、スニチニブ群では32.9パーセントでした。PFSの中央値は、KEYTRUDA®併用療法群で15.1カ月(95% CI 12.6-17.7)、スニチニブ群では11.1カ月(95% CI 8.7-12.5)でした。

患者サブグループに基づくOS評価項目の解析では、IMDCリスク分類(低リスク、中リスク、高リスク、それぞれHR 0.64 [95% CI 0.24-1.68]; HR 0.53 [95% CI 0.35-0.82]; HR 0.43 [95% CI 0.23-0.81])、およびPD-L1発現の有無{PD-L1 combined positive score [CPS] <1 (HR 0.59 [95% CI 0.34-1.03])、PD-L1 CPS≧1 (HR 0.54 [95% CI 0.35-0.84])}にかかわらず、一貫した結果となりました。またPFSも同様に、IMDCリスク分類(それぞれHR 0.81 [95% CI 0.53-1.24]; HR 0.70 [95% CI 0.54-0.91]; HR 0.58 [95% CI 0.35-0.94])、およびPD-L1発現の有無{CPS<1(HR 0.87 [95% CI 0.62-1.23])、PD-L1 CPS≧1(HR 0.62 [95% CI 0.47-0.80]}も一貫していました。サブグループ解析では多重性は調整されていません。

グレード3〜5の治療関連有害事象(TRAE)は、KEYTRUDA®併用療法群で治療を行った429名の62.9パーセント、スニチニブ群で治療を行った425名の58.1パーセントに認められました。いずれかの治療の中止にいたったTRAEは、KEYTRUDA®併用療法群では25.9パーセント、スニチニブ群では10.1パーセントに認められました。KEYTRUDA®とアキシチニブの両剤を中止した患者は8.2パーセントでした。最も高い頻度で認められたグレード3〜5のTRAE(患者の10%以上に発現)は、KEYTRUDA®併用療法群では高血圧(22.1%)およびアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)値の増加(13.3%)で、スニチニブ群では高血圧(19.3%)でした。

Infusion reaction、および、すべてのグレードの免疫関連有害事象は、KEYTRUDA®併用療法群では51.3パーセント、スニチニブ群では36.2パーセントの患者に認められました。最も頻度の高い免疫関連有害事象(患者の10%以上に発現)は、KEYTRUDA®併用療法群では甲状腺機能低下症(35.4%)および甲状腺機能亢進症(12.8%)で、スニチニブ群では甲状腺機能低下症(31.5%)でした。治療関連の死亡はKEYTRUDA®併用療法群では4例(重症筋無力症、心筋炎、壊死性筋膜炎、肺臓炎[それぞれ1例])で、スニチニブ群では7例(急性心筋梗塞、心停止、劇症肝炎、消化管出血、頭蓋内出血、悪性新生物進行、肺炎[それぞれ1例])でした。

腎細胞がん(RCC)について

腎細胞がん(RCC)は腎がんの大部分を占め、約9割がRCCです。RCCは男性で女性の2倍多く見られます。リスク因子には喫煙、肥満、職場における特定物質への曝露および高血圧があります。2018年には世界で約403,000人が腎がんと診断され、約175,000人が死亡しました。米国だけでも2019年に74,000人が新たに腎がんと診断され、約15,000 人が死亡すると推定されています。

KEYTRUDA®について

KEYTRUDA®は、免疫系ががん細胞を見つけて攻撃するのを助ける抗PD-1抗体です。KEYTRUDA®はPD-1とそのリガンドであるPD-L1およびPD-L2との相互作用を阻害してTリンパ球を活性化し、がん細胞を攻撃するヒト化モノクローナル抗体です。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は業界最大のがん免疫療法臨床研究プログラムを行っており、現在900を超えるKEYTRUDA®の臨床試験を実施し、幅広い種類のがんや治療セッティングを検討しています。KEYTRUDA®の臨床プログラムでは、さまざまながんにおけるKEYTRUDA®の役割や、KEYTRUDA®による治療効果が得られる可能性を予測する因子について模索しており、さまざまなバイオマーカーの模索も行っています。

KEYTRUDA®用法・用量・安全性について

用法・用量・安全性情報など一部情報は米国のもので、日本の情報ではありません。詳しくは当社英文リリースをご参照ください。

https://www.mrknewsroom.com/news-release/oncology/keytruda-pembrolizumab-combination-inlyta-axitinib-reduced-risk-death-nearly-h

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.のがん領域における取り組み

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.では、画期的な科学を革新的ながん治療薬に変換して世界中のがん患者さんを助けることに取り組んでいます。オンコロジー事業にとって、がんと闘う人々を助けることは私たちの情熱であり、がん治療薬へアクセスしやすくすることは私たちの責任です。また、がん領域における取り組みの一環として、医薬品業界で一二を争う急成長を遂げている開発プログラムにより、30種類以上のがんに対するがん免疫療法の可能性を模索しています。また、引き続き戦略的買収を通じて、がん免疫療法のポートフォリオを強化し、進行がんの治療を改善する可能性をもつ有望ながん治療薬候補の開発を最優先に進めています。当社のオンコロジー臨床試験について詳しくは、 当社ウェブサイトをご覧ください。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの製造に取り組んできました。Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、米国およびカナダ以外の地域ではMSDの名称で知られています。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。詳細については 当社ウェブサイト やMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の  Twitter 、  Facebook 、  YouTube Linkedln をご参照ください。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述

このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

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MSDについて

MSDは1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、人生を健やかにするために、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。MSDはMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が各国(米国とカナダ以外)で事業を行う際に使用している名称です。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト( www.msd.co.jp)や Facebook 、  Twitter  YouTube をご参照ください。

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