CSR

「理科や数学って将来どんな役に立つ?」MSD社員自らが小学校で科学の楽しさを伝える授業

未来を担う子どもたちの、生命や科学への興味を持つきっかけを願いスタート

MSDは自社のサイエンス(科学)の強みをいかし、日本における科学教育・人財育成の一助になること、また社員による地域貢献活動を通じて地域社会との共生を目指すことを目的に、小学校5~6年生を対象に2011年より「サイエンス・スクール」というCSR活動に取り組んでいます。2017年10月までに、全国31都府県の70校、約4,300人の子どもたちに、授業を通じてサイエンスに興味を持つきっかけを提供しています。

“サイエンス・スクール・マスター”を務めるMSD社員

各学校でサイエンス・スクールの総指揮役となる「サイエンス・スクール・マスター」は、社員の中から公募制で選出され、2017年10月現在、13名が活躍しています。
マスターの役割は、実施校への説明・調整や、授業の運営統括、参加社員へのレクチャー・とりまとめなど多岐にわたり、CSRの推進役として中心的な役割を担っています。
マスター4年目 開発業務に従事する竹内忠彦は、自らが思うサイエンスの魅力を子どもたちに伝えたいと願い活動を始めました。

グローバル研究開発本部 JDマネジメントオフィス
竹内忠彦(マスター歴 4年)
子どものころに抱いた“いのちと健康”への興味がこの会社で働くことで見直され、その中でずっと感じていた“科学の魅力”を次の世代の子どもたちに伝えたい、子どもたちの成長に少しでも貢献したい。そんな想いでマスターを務めています。革新的な薬も、ほんのささいな科学への興味と誰にでもできることの繰り返しで、発見されてきています。初めは理科が好きな人!と聞いても手を挙げてくれなかった子どもたちが、授業の後で生き生きとして「楽しかった」といろいろ話してくれると、こちらまで元気になってきます。きっといつか素晴らしい発見をしてくれると信じてこれからも“科学の魅力”を伝えていきたいです。

授業内容は?

MSDの社員が各地の小学校へ出向き、「いのちと健康」をテーマにした授業を実施。歴代の科学者たちによる大発見のエピソードをクイズ形式で紹介し、「観察」「予想(仮説)」「証明」の基本的なプロセスが、薬や治療法の確立につながっていることを子どもたちに伝えています。

全国学力・学習状況調査によると「生徒が観察や実験をする授業」の実施回数が多いと、理科の意欲・関心の点数が高くなることがわかっており*1、病気の原因や治療法を発見した科学者たちのエピソードや軟こう作りの体験学習を通じて、「観察による問題発見」「結果の予想」「仮説の証明」がいかに実社会に役立っているかをアクティブ・ラーニング・スタイルで学んでもらいます。*1 株式会社リベルタス・コンサルティング「全国学力・学習状況調査の結果を用いた理科に対する意欲・関心等が中学校段階で低下する要因に関する調査研究 調査報告書」(平成26年3月)

子どもたちの声

これまでに受講した子どもたちの9割以上が、本プログラムの授業が将来「とても役立つ」「役立つ」と回答し、「ノーベル賞をとりたくなった」「将来(研究を)やりたくなった」などの声が上がっています。また、工夫を凝らした授業が評価され、教員に向けたアンケートにおいても9割以上が、『本プログラムが子どもたちの今後に役立つ』と回答しています。

サイエンス・スクール アンケート結果

サイエンス・スクールについて

サイエンス・スクールは、公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟とのパートナーシップのもと、国連やユネスコ、文部科学省が推進する「持続可能な社会の担い手を育む教育=持続発展教育ESD(Education for Sustainable Development)」の一環として、未来を担う子どもたちの教育に貢献していこうとするプログラムです。詳しくこちらをご覧ください。