MSDスタイル

製品供給

 
 

患者さんの信頼に応えるため、私たちは高品質な医薬品とワクチンを確実に供給します。

MSDでは、医薬品やワクチンの高い品質を保証するため、薬事法などのあらゆる規制に加え、独自のグローバル品質基準を設定し、順守しています。高品質な製品を製造し、滞りなく供給していくことが、生産工場の役割です。

グローバル共通の生産5原則

MSDでは、グローバル共通の生産原則をかかげ、高い品質保証と生産性の向上に取り組んでいます。

  • 患者さんを第一に考えます
    常に患者さんを中心に考え、生産活動に取り組みます
  • 問題の見える化と対策の実施
    問題をさまざまな方法で見える化し、迅速に原因追究と問題解決に取り組みます
  • 生産工程の安定性と柔軟性の強化
    需要に対応するために、生産工程を改善し柔軟性を向上し続けます
  • サプライチェーンの最適化
    原料の調達から製品の出荷まで、常に最適な条件を研究し、実現します
  • 人財の育成
    社員は会社の財産であるという視点で、高い技術力と意識を持った社員の育成に努めます

バーチャル工場見学

日本の製造拠点であるMSD妻沼工場における医薬品(錠剤)の生産工程を紹介します。

同ビデオは、小学高学年を対象に実施している「サイエンス・スクール」でも紹介しています。

医薬品(錠剤)ができるまで

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  • (1) 原料の受入れ試験

  • (2) 秤量

  • (3)造粒・混合

  • (4) 打錠

  • (5) コーティング

  • (6) 検査

  • (7) 包装

  • (8) 出荷判定試験

(1)原料の受入れ試験

厳格に定められた基準で検査し、合格した原料だけを使用します。

(2)秤量

原料を正確に量ります。製造作業全般において、異物の混入を防ぐために適格な衛生管理基準を遵守しています。

(3)造粒・混合

原料を混ぜて練り合わせ、顆粒状に加工します。

(4)打錠

1錠あたり1~2トンの圧力をかけ、錠剤を成形します。

(5)コーティング

薬効が低下するのを防いだり、服用しやすくしたりするため、錠剤の表面を薄い膜で覆います。

(6)検査

複数のCCDカメラで錠剤を検査し、欠け、割れ、微細な異物が付着した錠剤を取り除きます。

(7)包装

検査に合格した錠剤は、専用のシートに入れられ、箱詰め・包装されます。

(8)製品の出荷判定試験

出荷判定試験に合格し、適確な製造管理、品質管理の下で製造されたことを確認された製品だけが出荷されます。

品質管理

MSDでは、GMP(Good Manufacturing Practice)に基づいたグローバル共通の製造・品質管理基準を厳格に遵守し、医薬品を製造・供給しています。製造場所が国内外に関わらず日本で販売される全てのMSD製品が、日本の規格に応じた品質であることを確認しています。試験工程では、二重、三重のチェック体制で試験の報告データに誤りがないかを確認します。また、試験の結果および管理プロセスが適正に運用されていることも確認し、患者さんに安心して使用いただけるよう品質管理に厳重に取り組んでいます。

担当者の声

厳重な品質管理を行い、安心・安全な製品を提供

品質管理部
篠田 洋
山元 久子

現場でのコミュニケーション力を活かした製造工程

固形製剤部 製剤課
室杉 枝里

機械を動かす人の力で改善に取り組む

固形製剤部 包装課
和田 久

安全管理

MSDでは、グローバル共通の安全環境基準であるEHS(Environment, Health and Safety)方針を定め、社員の健康と安全、環境保全に取り組んでいます。

EHS(Environment, Health and Safety)方針

私たちは、すべての社員が安全で衛生的な職場環境で働く権利を有すると考えています。事故を未然に防ぎ、環境保全に対する責任を十分に果たすことで、操業する権利を維持することができると考えます。すべての業務において、社員の健康、安全、および環境保全への尊重と配慮を行動で示します。

工場の作業室では、マスクやゴーグル、手袋の装着を義務付けています。粉状の薬剤に触れるような製造工程では、更に作業着の上からオーバーコートや靴カバーを着用することで、薬剤が身体に付着することを防いでいます。また、扉開閉時に製造室外へ薬剤が飛散しないよう、製造室と廊下の間には差圧を設け厳重に管理することで、人への暴露や交差汚染を防止しています。

安定供給

製品を安定して供給するために、市場の需要予測やこれまでの実績にもとづき生産計画を立案し、日々の生産活動を行っています。工場は24時間体制で稼働しており、日々、設備の点検・確認による保全活動を行うことで機器の故障などによる稼働停止を防止し、製品を確実に供給できる体制を整えています。

MSDでは、グローバル企業の利点を活かし、海外の複数の工場から原料を輸入・調達しています。原料の納入時期や生産環境など、条件や状況は刻々と変化していくため、日本市場への医薬品の供給が滞ることがないよう、変化に応じた柔軟な受注調整や生産計画の見直しを随時行っています。

原料の調達から、工場での生産、そしてお客さま、患者さんに製品を提供するまで、サプライチェーンを適切に管理することで安定供給を実現しています。

担当者の声

グローバルなサプライネットワークを活用し、日本市場への安定供給を実現

サプライチェーンマネージメント部
針谷 武宏

生産本部 妻沼工場 固形製剤部
小林 義憲

メッセージはこちら

厳しい日本基準の品質で製品を提供する

妻沼工場は、日本のお客さま、患者さんが求める高品質な医薬品やワクチンを、滞りなく供給することを使命としています。日本市場での品質基準は、大変高いものを要求されます。薬の成分や効能はもちろん外箱にいたるまで完璧な製品が要求されます。妻沼工場では、全従業員が日本で要求される品質を維持するため、日々改善を怠らず生産を行っています。

最先端の設備と高い技術・意識をもった社員との共創

妻沼工場は、最新の検査機器、高速の包装機器を配した、自動化が進んだ工場です。生産や品質検査を行う施設、検査・包装機器は、グローバル共通の品質基準を満たすように設計され、その性能が保証されています。また常に自社の厳しい監査をクリアしています。

そうした最先端の工場であっても、自動化された機械や設備を使いこなすのは、社員です。人が毎日機器をチェックし、安定稼動できるよう保全していく必要があります。最先端の工場設備と高い技術力・意識を持った社員とが共に力を出し合うことで、高品質な製品の安定供給を可能にしています。

さらなる向上を目指して

高品質な製品を製造できている工場であっても、そこに留まることはありません。さらに高品質を求め生産性を上げていくために、改善を続けていく必要があります。そのためには、社員ひとり一人が、質の高い仕事ができることはもちろん、何事にもチャレンジし成長できる環境が必要です。妻沼工場では、そのための職場づくりにも力を注いでいます

工場の改善・革新に取り組み続けることで、医薬品業界のみならず、あらゆる産業で世界のどの工場と比べても成長し続ける工場でありたいと思っています。

妻沼工場概要

所在地:埼玉県熊谷市

敷地面積:約17万㎡(東京ドーム4つ分)

従業員数:約300人

地域との調和・共生

  • さくら祭り
    毎年、地元住民の方を工場にご招待し、「さくら祭り」を開催しています。コンサートの実施や健康体操など、さまざまな企画で住民の方々と一緒に交流し、楽しんでいただいています。
  • サイエンス・スクール
    地元の小学校へ出向き、「いのちと健康」をテーマにした授業「サイエンス・スクール」を実施しています。「観察」「予想」「証明」の普遍的なプロセスがいかに実社会で役立てられているかなど、子どもたちに科学の楽しさを伝えています。
    サイエンス・スクールの詳細はこちら

 
 

事業を通じた社会への貢献

革新的な医薬品およびワクチンの開発と、高品質な製品の確実な供給を行うことで、社会へ貢献します。