2019年

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2019年4月19日

報道関係各位

MSD株式会社

 

この参考資料は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が2019年4月11日(米国東部時間)に発表したニュースリリース FDA Approves Expanded Monotherapy Label for Merck’s KEYTRUDA® (pembrolizumab) の日本語訳であり、内容や解釈については英語が優先されます。適応症と安全性重要情報も米国のものであり、日本国内の情報ではありません。

KEYTRUDA®は、日本ではキイトルーダ®として、悪性黒色腫、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫、がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌、がん化学療法後に増悪した進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する固形癌(標準的な治療が困難な場合に限る)の効能・効果で承認を取得しております。


参考資料

FDA、KEYTRUDA®(ペムブロリズマブ)の単独療法の適応拡大を承認
KEYTRUDA®、外科的切除または化学放射線療法による根治的治療の対象とならない
ステージIII、または転移性NSCLCについて、PD-L1陽性(TPS≧1%)で
EGFR遺伝子変異またはALK融合遺伝子を伴わない患者の初回治療として承認を取得



2019年4月11日 ニュージャージー州ケニルワース ― Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は本日、抗PD-1抗体KEYTRUDA®が、外科的切除または化学放射線療法による根治的治療の対象とならないステージIII、または転移性非小細胞肺がん(NSCLC)について、FDAが承認する検査でPD-L1陽性(TPS≧1%)と判定されEGFR遺伝子変異またはALK融合遺伝子を伴わない患者の初回治療における単独療法の適応拡大で、米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したことを発表しました。この承認は、事前に設定された解析計画に従い、全生存期間(OS)を逐次的に評価した第3相試験KEYNOTE-042の結果に基づくものです。この試験で、KEYTRUDA®の単独療法は、PD-L1を50%以上の腫瘍に発現する(TPS≧50%)患者、TPS≧20%の患者、全患者(TPS≧1%)のいずれにおいても、化学療法のみと比較して統計学的に有意なOSの延長が認められました。

当社オンコロジークリニカルリサーチ バイスプレジデントであるJonathan Cheng博士は「このたびの初回治療の適応拡大により、併用療法が必ずしも適切でない患者さんなど、より多くの非小細胞肺がん患者さんにとってKEYTRUDA®の単独療法が新たな治療選択肢となります」と述べています。

重篤な、または死亡にいたる可能性のあるKEYTRUDA®の免疫関連有害事象として、肺臓炎、大腸炎、肝炎、内分泌疾患、腎炎、重篤な皮膚反応、固形臓器移植の拒否反応、同種造血幹細胞移植(HSCT)の合併症があります。有害事象の重症度に応じてKEYTRUDA®の投与を休薬または中止し、適宜コルチコステロイドを投与します。KEYTRUDA®は重篤な、または命にかかわるinfusion reactionを引き起こす場合があります。作用機序により、妊婦への投与は胎児に害をおよぼす場合があります。

マイアミ大学Sylvester Comprehensive Cancer CenterのグローバルオンコロジーアソシエイトディレクターであるGilberto Lopes博士は、「KEYNOTE-042試験では、1%以上の腫瘍細胞にPD-L1の発現が認められるステージIIIまたは転移性の非小細胞肺がん患者において、全組織型でKEYTRUDA®の単独療法による生存期間の延長が認められました。肺がんは米国においてがんによる死因の第1位となっており、その治療が急速に進展する中、がんの診療に携わる者にとって患者さんの治療選択肢が増えることには大きな意味があります」と述べています。

KEYTRUDA®は転移性NSCLCの初回治療の併用療法または単独療法で承認された初の抗PD-1抗体です。


KEYNOTE-042試験について
このたびの承認は、外科的切除または化学放射線療法による根治的治療の対象とならないステージIII、または全身治療歴のない転移性NSCLC患者について、PD-L1陽性(TPS≧1%)患者を対象とする、無作為化多施設共同非盲検実薬対照試験KEYNOTE-042の結果に基づくものです。EGFR遺伝子変異またはALK融合遺伝子を有する患者、治療の2年以内に自己免疫疾患の全身治療を受けた患者、免疫抑制を必要とする状態の患者、治験による治療開始の26週間以内に30 Gy以上の胸部放射線療法を受けた患者は対象外でした。

この試験では、登録患者1,274例を、KEYTRUDA®200 mgを3週間毎に静脈内投与する群(637例)と、治験責任医師が選択する以下のいずれかの化学療法レジメンを投与する群(637例)とに、1:1の割合で無作為に割り付けました。

  • ペメトレキセド500 mg/m2を3週間毎およびカルボプラチンAUC 5〜6 mg/mL/分を3週間毎に最大6サイクル投与し、その後治療選択肢として非扁平上皮がん患者に対してはペメトレキセド500 mg/m2を3週間毎に投与
  • パクリタキセル200 mg/m2を3週間毎およびカルボプラチンAUC 5〜6 mg/mL/分を3週間毎に最大6サイクル投与し、その後治療選択肢として非扁平上皮がん患者に対してはペメトレキセド500 mg/m2を3週間毎に投与

KEYTRUDA®による治療は、RECIST v1.1に基づき疾患進行または容認できない毒性が認められるまで、最長24カ月継続しました(標的病変は合計で最大10病変かつ臓器ごとに最大5病変までとする)。有効性の主な評価項目はTPS≧50%のNSCLC患者のサブグループ、TPS≧20%のNSCLC患者のサブグループ、および患者全体(TPS≧1%のNSCLC患者)におけるOSでした。その他の有効性の評価項目は、TPS≧50%のNSCLC患者のサブグループ、TPS≧20%のNSCLC患者のサブグループ、および患者全体(TPS≧1%のNSCLC患者)における、盲検下独立判定機関(BICR)がRECIST v 1.1に基づいて判定した無増悪生存期間(PFS)および全奏効率(ORR)でした(標的病変は合計で最大10病変かつ臓器ごとに最大5病変までとする)。


KEYNOTE-042試験の有効性のデータ

  TPS≧1% TPS≧50%
評価項目 KEYTRUDA®200 mgを3週間毎637例 化学療法637例 KEYTRUDA®200 mgを3週間毎299例 化学療法300例
OS
イベント数(%) 371 (58%) 438 (69%) 157 (53%) 199 (66%)
中央値、月(95% CI) 16.7 (13.9-19.7) 12.1 (11.3-13.3) 20.0 (15.4-24.9) 12.2 (10.4-14.2)
ハザード比(HR)*(95% CI) 0.81 (0.71-0.93) 0.69 (0.56-0.85)
p値 0.0036 0.0006
PFS
イベント数(%) 507 (80%) 506 (79%) 221 (74%) 233 (78%)
中央値、月(95% CI) 5.4 (4.3-6.2) 6.5 (6.3-7.0) 7.1 (5.9-9.0) 6.4 (6.1-6.9)
HR*, (95% CI) 1.07 (0.94-1.21) 0.81 (0.67-0.99)
p値 - NS§
客観的奏効率
ORR (95% CI) 27% (24-31) 27% (23-30) 39% (33.9-45.3) 32% (26.8-37.6)
完全奏効率 0.5% 0.5% 0.7% 0.3%
部分奏効率 27% 26% 39% 32%
奏効期間
奏効期間12カ月以上の割合 47% 16% 42% 17%
奏効期間18カ月以上の割合 26% 6% 25% 5%

* 層別Cox比例ハザードモデルに基づく
 層別ログランク検定に基づく。p値限界値0.0291との比較
 副次評価項目は逐次検定の結果、統計学的有意性は未評価
§ p値限界値0.0291と比較して有意でない
 観察された奏効期間に基づく

TPS≧20%のNSCLC患者のサブグループにおける有効性の評価項目の結果はTPS≧1%の患者とTPS≧50%の患者における結果の中間的な結果でした。TPS 1〜49%のNSCLC患者を対象とする事前に設定された探索的サブグループ解析では、OSの中央値はKEYTRUDA®群が13.4カ月(95% CI, 10.7-18.2)、化学療法群が12.1カ月(95% CI, 11.0-14.0)で、HRは0.92(95% CI, 0.77-1.11)でした。

KEYNOTE-042試験では、PD-L1陽性の治療歴のない外科的切除または化学放射線療法による根治的治療の対象とならないステージIII、または転移性NSCLC患者についてKEYTRUDA®の安全性を評価しました。636例の患者のうち19%が有害事象によりKEYTRUDA®を中止しました。KEYTRUDA®群で高頻度で認められ、完全な中止にいたった有害事象は、肺臓炎(3.0%)、原因不明の死亡(1.6%)、肺炎(1.4%)でした。33%の患者が副作用によりKEYTRUDA®を休薬しました。KEYTRUDA®の投与の休薬にいたった有害事象または最も頻度の高かった(2%以上)検査値異常は、肺臓炎(3.1%)、肺炎(3.0%)、甲状腺機能低下症(2.2%)、ALTの上昇(2.0%)でした。高頻度(2%以上)で認められた重篤な有害事象は、肺炎(7%)、肺臓炎(3.9%)、肺塞栓症(2.4%)、胸水(2.2%)でした。KEYTRUDA®で高頻度に認められた有害事象(20%以上)は倦怠感(25%)でした。


KEYTRUDA®について
KEYTRUDA®は、免疫系ががん細胞を見つけて攻撃するのを助ける抗PD-1抗体です。KEYTRUDA®はPD-1とそのリガンドであるPD-L1およびPD-L2との相互作用を阻害してTリンパ球を活性化し、がん細胞を攻撃するヒト化モノクローナル抗体です。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は業界最大のがん免疫療法臨床研究プログラムを行っており、現在950を超えるKEYTRUDA®の臨床試験を実施し、幅広い種類のがんや治療セッティングを検討しています。KEYTRUDA®の臨床プログラムでは、さまざまながんにおけるKEYTRUDA®の役割や、KEYTRUDA®による治療効果が得られる可能性を予測する因子について模索しており、さまざまなバイオマーカーの模索も行っています。


KEYTRUDA®用法・用量・安全性情報・Access Program・患者支援プログラムについて
用法・用量・安全性情報・Access Program・患者支援プログラムなど一部情報は米国のもので、日本の情報ではありません。詳しくは当社英文リリースをご参照ください。
https://www.mrknewsroom.com/news-release/prescription-medicine-news/fda-approves-expanded-monotherapy-label-mercks-keytruda-pemb


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.のがん領域における取り組み
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.では、画期的な科学を革新的ながん治療薬に変換して世界中のがん患者さんを助けることに取り組んでいます。オンコロジー事業にとって、がんと闘う人々を助けることは私たちの情熱であり、がん治療薬へアクセスしやすくすることは私たちの責任です。また、がん領域における取り組みの一環として、医薬品業界で一二を争う急成長を遂げている開発プログラムにより、30種類以上のがんに対するがん免疫療法の可能性を模索しています。また、引き続き戦略的買収を通じて、がん免疫療法のポートフォリオを強化し、進行がんの治療を改善する可能性をもつ有望ながん治療薬候補の開発を最優先に進めています。当社のオンコロジー臨床試験について詳しくは、当社ウェブサイトをご覧ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの製造に取り組んできました。Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、米国およびカナダ以外の地域ではMSDの名称で知られています。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。詳細については当社ウェブサイトやMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の TwitterFacebookYouTubeLinkedlnをご参照ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述
このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

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MSDについて
MSDは1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、人生を健やかにするために、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。MSDはMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が各国(米国とカナダ以外)で事業を行う際に使用している名称です。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)やFacebookTwitter YouTubeをご参照ください。