2019年

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2019年3月1日

報道関係各位

MSD株式会社

 

この参考資料は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が2019年2月19日(米国東部時間)に発表したニュースリリース FDA Approves Merck’s KEYTRUDA® (pembrolizumab) for the Adjuvant Treatment of Patients with Melanoma with Involvement of Lymph Node(s) Following Complete Resection の日本語訳であり、内容や解釈については英語が優先されます。適応症と安全性重要情報も米国のものであり、日本国内の情報ではありません。

KEYTRUDA®は、日本ではキイトルーダ®として、悪性黒色腫、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫、がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌、がん化学療法後に増悪した進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する固形癌(標準的な治療が困難な場合に限る)の効能・効果で承認を取得しております。


参考資料

KEYTRUDA®(ペムブロリズマブ)、完全切除後のリンパ節転移を伴う悪性黒色腫患者の
術後補助療法としてFDAの承認を取得

第3相試験EORTC1325/KEYNOTE-054でKEYTRUDA®が無再発生存期間(RFS)を
有意に延長することが認められたことに基づき米国で承認

KEYTRUDA®の術後補助療法の承認は米国で初、
皮膚がんの適応では4件目のFDA承認に



2019年2月19日 ニュージャージー州ケニルワース ― Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は本日、抗PD-1抗体KEYTRUDA®が、EORTC1325/KEYNOTE-054試験の結果に基づき、完全切除後のリンパ節転移を伴う悪性黒色腫患者に対する術後補助療法として米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したことを発表しました。EORTC(European Organisation for Research and Treatment of Cancer)と共同で実施したこのピボタル第3相試験では、切除後の再発リスクが高いステージIIIの悪性黒色腫患者において、KEYTRUDA®がプラセボと比較して無再発生存期間(RFS)を有意に延長し、疾患の再発または死亡のリスクを43パーセント低減しました(HR=0.57 [95% CI, 0.46, 0.70]; p<0.001)。KEYTRUDA®はステージIIIA(リンパ節転移1mm超)、IIIB、IIICの悪性黒色腫患者に対する術後補助療法として試験が実施された初の抗PD-1抗体です。

重篤な、または死亡にいたる可能性のあるKEYTRUDA®の免疫関連有害事象として、肺臓炎、大腸炎、肝炎、内分泌疾患、腎炎、重篤な皮膚反応、固形臓器移植の拒否反応、同種造血幹細胞移植(HSCT)の合併症があります。有害事象の重症度に応じてKEYTRUDA®の投与を中断または中止し、適宜コルチコステロイドを投与します。KEYTRUDA®は注入に伴う重篤な、または命にかかわる反応を引き起こす場合があります。作用機序により、妊婦への投与は胎児に害をおよぼす場合があります。詳しくは下の「重要な安全性情報」をご覧ください。

当社研究開発部門シニアバイスプレジデント、グローバル臨床開発責任者でチーフメディカルオフィサーのRoy Baynes博士は、「がんとの闘いにおける歩みは一歩ずつですが、本日、新たな一歩としてKEYTRUDA®をステージIIIの悪性黒色腫患者さんの術後補助療法として提供できるようになったことを嬉しく思います。悪性黒色腫の術後補助療法におけるこの重要な進歩は、当社のがん治療変革の取り組みを示すものです」と述べています。

研究代表者でGustave Roussy Cancer Institute のディレクタージェネラル、University of Paris-Saclayの腫瘍学教授のAlexander Eggermont博士は、「EORTCとMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.Aが共同で実施する試験で、手術後のがん再発リスクが有意に低減しました。この度の術後補助療法の承認は再発リスクの高い悪性黒色腫患者の治療における新たなマイルストーンとなります」と述べています。

カリフォルニア大学サンフランシスコ校Medical Centerの医学部血液学・腫瘍学臨床准教授Alain Algazi博士は、「私たち医師は常にがん再発の予防法を模索しています。KEYTRUDA®がステージIIIの悪性黒色腫患者の無再発生存期間をプラセボと比較して有意に延長したことにより、私たちは再発リスクの高い患者の新たな治療の選択肢を手にすることになります」と述べています。

Melanoma Research Allianceの最高科学責任者Marc Hurlbert博士は、「最近まで進行性悪性黒色腫患者の治療選択肢は限られていました。本日、KEYTRUDA®が術後補助療法として承認を取得したことで、悪性黒色腫の再発を予防する新たな選択肢が提供され、患者の希望となります」と述べています。


EORTC1325/KEYNOTE-054試験について
この承認は、完全切除後のステージIIIA(リンパ節転移1mm超)、IIIB、IIIC期の悪性黒色腫患者を対象とする 多施設共同無作為化二重盲検プラセボ対照第3相試験EORTC1325/KEYNOTE-054の結果に基づくものです。全体で1,019名の登録患者をKEYTRUDA®200 mg(514例)またはプラセボ(505例)を3週間ごとに疾患再発または容認できない毒性が認められるまで最長1年間投与する群に1:1の割合で無作為に割り付けました。割り付けはAmerican Joint Committee on Cancer(AJCC)第7版の病期分類(IIIA[リンパ節転移1mm超]、IIIB、IIIC [リンパ節転移1〜3カ所]、IIIC[リンパ節転移4カ所以上])および地域(北米、欧州諸国、オーストラリア、その他各国)により層別化しました。治療開始の13週間以内にリンパ節を切除し、適応があれば放射線治療を完了した患者が対象でした。有効性の主要評価項目は、治験責任医師が評価する全患者のRFSと腫瘍にPD-L1発現が認められる患者のRFSでした。RFSは、無作為割り付けから最初の再発(局所、領域、遠隔転移)または死亡のいずれか早い方までの時間と定義しました。患者はKEYTRUDA®の初回投与から最初の2年間は12週間ごと、その後3年目から5年目までは6カ月ごと、その後は年1回、画像検査を実施しました。

1,019名の患者のベースライン時の特徴は次のとおりです。年齢の中央値54歳(範囲:19〜88歳、25%が65歳以上)、男性62パーセント、ECOG PS 0(94%)および1(6%)、ステージIIIAが16パーセント、IIIBが46パーセント、IIIC(リンパ節転移1〜3カ所)が18パーセント、IIIC(リンパ節転移4カ所以上)が20パーセント、BRAF V600遺伝子変異陽性50パーセント、BRAF野生型44パーセント、PD-L1陽性悪性黒色腫(臨床研究用(IUO)診断薬によるTPS(tumor proportion score)が1%以上)84パーセント。

活動性の高い自己免疫疾患患者、免疫抑制を必要とする状態の患者、粘膜原発の悪性黒色腫または眼内黒色腫患者はこの試験の対象外でした。最も高頻度に認められた有害事象(被験者の20%以上)は下痢(28%)でした。


EORTCについて
European Organisation for Research and Treatment of Cancer (EORTC)は、がんの臨床研究を実施し、がん患者のためのよりよい治療とケアの新たな実施基準を定義します。EORTCのネットワークは、27カ国の930件以上の病院や施設におけるさまざまな専門分野の5,500名を超える協力者によって構成されています。トランスレーショナル研究や臨床研究をとおして、EORTCは治療戦略、医薬品評価制度、アウトカム研究、QoL(quality of life、生活の質)などに包括的に取り組んでいます。詳しくはwww.eortc.orgをご覧ください。


KEYTRUDA®について
KEYTRUDA®は、免疫系ががん細胞を見つけて攻撃するのを助ける抗PD-1抗体です。KEYTRUDA®はPD-1とそのリガンドであるPD-L1およびPD-L2との相互作用を阻害してTリンパ球を活性化し、がん細胞を攻撃するヒト化モノクローナル抗体です。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は業界最大のがん免疫療法臨床研究プログラムを行っており、現在900を超えるKEYTRUDA®の臨床試験を実施し、幅広い種類のがんや治療セッティングを検討しています。KEYTRUDA®の臨床プログラムでは、さまざまながんにおけるKEYTRUDA®の役割や、KEYTRUDA®による治療効果が得られる可能性を予測する因子について模索しており、さまざまなバイオマーカーの模索も行っています。


KEYTRUDA®用法・用量・安全性情報・Access Program・患者支援プログラムについて
用法・用量・安全性情報・Access Program・患者支援プログラムなど一部情報は米国のもので、日本の情報ではありません。詳しくは当社英文リリースをご参照ください。
https://www.mrknewsroom.com/news-release/prescription-medicine-news/fda-approves-mercks-keytruda-pembrolizumab-adjuvant-treatmen


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.のがん領域における取り組み
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.では、画期的な科学を革新的ながん治療薬に変換して世界中のがん患者さんを助けることに取り組んでいます。オンコロジー事業にとって、がんと闘う人々を助けることは私たちの情熱であり、がん治療薬へアクセスしやすくすることは私たちの責任です。また、がん領域における取り組みの一環として、医薬品業界で一二を争う急成長を遂げている開発プログラムにより、30種類以上のがんに対するがん免疫療法の可能性を模索しています。また、引き続き戦略的買収を通じて、がん免疫療法のポートフォリオを強化し、進行がんの治療を改善する可能性をもつ有望ながん治療薬候補の開発を最優先に進めています。当社のオンコロジー臨床試験について詳しくは、当社ウェブサイトをご覧ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの製造に取り組んできました。Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、米国およびカナダ以外の地域ではMSDの名称で知られています。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。詳細については当社ウェブサイトやMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の TwitterFacebookYouTubeLinkedlnをご参照ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述
このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.に関するForm 10-Kの2017年度年次報告書および米国証券取引委員会(SEC)のインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できるSECに対するその他の書類で確認できます。


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MSDについて
MSDは1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、人生を健やかにするために、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。MSDはMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が各国(米国とカナダ以外)で事業を行う際に使用している名称です。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)やFacebookTwitter YouTubeをご参照ください。