2018年

2018年

2018年2月28日

報道関係各位

MSD株式会社

注射用広域抗菌薬
「タゾバクタムナトリウム/セフトロザン硫酸塩」を承認申請


MSD株式会社(本社:東京都千代田区 社長:ヤニー・ウェストハイゼン、以下「MSD」)は、このたび、タゾバクタムナトリウム・セフトロザン硫酸塩配合剤の製造販売承認申請を行いましたのでお知らせいたします。

本製剤は、新規セフェム薬であるセフトロザン硫酸塩1.0gにβラクタマーゼ阻害剤であるタゾバクタムナトリウム0.5gを配合した注射用抗菌薬であり、レンサ球菌属、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、緑膿菌、バクテロイデス属に対する広域抗菌薬として、腹腔内感染症、尿路感染症への適応症取得を目指しています。

腹腔内感染症は、手術や事故などの侵襲、あるいは他の感染部位からの波及によっておこる腹腔内の感染で、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、肝膿瘍などがあります。腎盂腎炎や膀胱炎などの尿路感染症は、尿流に影響を及ぼす基礎疾患のない単純性と、前立腺肥大や尿路結石などの基礎疾患のある、あるいはカテーテルに起因する複雑性に分類されます。これらの疾患は時に敗血症を併発し重症化することがあります。

腹腔内感染症および複雑性尿路感染症においては、ESBL*産生菌や緑膿菌といった難治性あるいは耐性菌による感染症が問題となっています。本製剤は、それらを含む幅広いグラム陰性菌に対し、優れた感受性を有しており、経験的治療および標的治療**の新たな選択肢の一つとして期待されます。

MSDは今後も感染症予防と治療に貢献し、これまで以上に医療ニーズに応えていきたいと考えています。



* Extended Spectrum beta(β) Lactamase(基質特異性拡張型βラクタマーゼ)産生菌は薬剤耐性菌の一種

**
経験的治療:原因菌が同定される前に、感染部位より想定される菌を広くカバーする比較的広域な抗菌薬を使用する治療
標的治療:原因菌が同定された場合に、菌の感受性や感染部位への移行性などを考慮して最適な抗菌薬を使用する治療

以 上

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MSDについて
MSDは1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、生活を改善するために、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの製造に取り組んできました。MSDはMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が各国(米国とカナダ以外)で事業を行う際に使用している名称です。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)や FacebookYouTubeをご参照ください。