2018年

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2018年11月16日

報道関係各位

MSD株式会社

 

この参考資料は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が2018年11月9日(米国東部時間)に発表したニュースリリース FDA Approves KEYTRUDA® (pembrolizumab) for the Treatment of Patients with Hepatocellular Carcinoma (HCC) Who Have Been Previously Treated with Sorafenib の日本語訳であり、内容や解釈については英語が優先されます。適応症と安全性重要情報も米国のものであり、日本国内の情報ではありません。

KEYTRUDA®は、日本ではキイトルーダ®として、根治切除不能な悪性黒色腫、PD-L1陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫、がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌の効能・効果で承認を取得しております。


参考資料

KEYTRUDA®(ペムブロリズマブ)、ソラフェニブによる治療歴のある肝細胞がん患者の
治療薬としてFDAの承認を取得
KEYTRUDAの14件目の適応



2018年11月9日:ニュージャージー州ケニルワース―Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は本日、抗PD-1抗体KEYTRUDA®がソラフェニブによる治療歴のある肝細胞がん(HCC)患者に対する治療薬として米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したことを発表しました。この適応は腫瘍縮小効果と治療効果の持続に基づき、迅速承認されました。本適応の承認継続には、検証試験における臨床上の効果の確認が条件となります。

治験責任医師でMassachusetts General Hospitalの肝臓がん研究部門ディレクターおよびHarvard Medical Schoolの医学部教授Andrew X. Zhu博士は、「成人で最も多い肝臓がんのタイプである肝細胞がんは、近年、治療の進歩は見られるものの、進行・再発性肝細胞がんに対する治療の選択肢はまだ限られています。本日のKEYTRUDA®の承認は、ソラフェニブによる治療歴のある肝細胞がん患者さんの新たな治療の選択肢となる重要なものです」と述べています。

重篤な、または死亡にいたる可能性のあるKEYTRUDA®の免疫関連有害事象として、肺臓炎、大腸炎、肝炎、内分泌疾患、腎炎、重篤な皮膚障害、固形臓器移植の拒否反応、同種異系造血幹細胞移植(HSCT)の際の合併症があります。有害事象の重症度に応じてKEYTRUDA®の投与を中断または中止し、適宜コルチコステロイドを投与します。KEYTRUDA®は重篤な、または命にかかわるインフュージョンリアクションを引き起こす場合があります。また、その作用機序から、妊婦への投与は胎児に害をおよぼす場合があります。詳しくは下の「重要な安全性情報」をご覧ください。

当社研究開発本部臨床研究部門バイスプレジデントであるScot Ebbinghaus博士は、「進行性肝細胞がんの治療薬としてのKEYTRUDA®の承認取得は、当社のがん領域における肝細胞がんに対する薬剤としては、今年2件目のFDA承認取得となり、これまで治療が困難な状況にあったがんに対して、新たな治療選択肢を提供する当社の取り組みを示すものです。当社のポートフォリオ全体で肝細胞がんの研究をさらに進め、より多くの肝細胞がん患者さんに貢献できることを目指します」と述べています。


承認の根拠となったデータ
このたびの承認は、ソラフェニブによる治療中または治療後に疾患が進行した、またはソラフェニブ不耐容のHCC患者104名を対象としてKEYTRUDA®を評価する単一群非盲検多施設共同試験KEYNOTE-224の結果に基づくものです。本試験の対象患者は、測定可能な病変を有し、肝臓機能障害分類のChild-Pugh クラスAに該当すること、活動性、非活動性問わずB型肝炎ウイルス(HBV)に感染している患者およびC型肝炎ウイルス(HCV)に現在感染している、または過去に感染していた患者でした。活動性の高い自己免疫疾患患者、肝炎の病因が2つ以上ある患者、免疫抑制を必要とする患者、検査で腹水の所見が認められた患者はこの試験の対象外でした。

患者にはKEYTRUDA® 200 mgを3週間ごとに、容認できない毒性または疾患進行が認められるまで投与しました。疾患進行のない患者では最大24カ月まで治療を継続しました。腫瘍の状態は9週間ごとに評価しました。主な評価項目は盲検下独立判定機関(BICR)がRECIST v 1.1に基づいて判定した客観的奏効率(ORR)および奏効期間でした(対象病変数は最大10、臓器ごとに最大5に変更)。

治療を受けた患者104名のベースライン時の特徴は次のとおりです。年齢の中央値は68歳(67%が65歳以上)、男性83%、白人81%、アジア人14%、ECOG PS 0(61%)または1(39%)、Child-Pughクラス/スコアA5(72%)、A6(22%)、B7(5%)、B8(1%)、HBV血清学的陽性21%、HCV血清学的陽性25%。9名の患者(9%)がHBV、HCVともに血清学的陽性でした。患者の64%に肝外の疾患、17%に血管浸潤が認められ、9%にその両方が認められました。α-フェトプロテイン(AFP)値が400 ug/mL超の患者は38%でした。全患者がソラフェニブによる治療歴があり、不耐容が理由で治療を中止した患者は20%でした。

KEYNOTE-224試験におけるORRは17%(95% CI, 11-26)で、完全奏効率は1%、部分奏効率は16%でした。 奏効患者(18例)では、89%が6カ月以上、56%が12カ月以上奏効が持続しました。

KEYNOTE−224試験の対象患者104名のKEYTRUDA®の曝露期間の中央値は4.2カ月でした(範囲:1日〜1.5年)。HCC患者における副作用は悪性黒色腫または非小細胞肺がん患者における副作用と概ね同様でしたが、そのほか、腹水(8%、グレード3〜4)および免疫関連の肝炎(2.9%)の増加が認められました。発現率の高い検査値異常(グレード3〜4)はAST上昇(20%)、ALT上昇(9%)および高ビリルビン血症(10%)でした。


KEYTRUDA®について
KEYTRUDA®は、免疫系ががん細胞を見つけて攻撃するのを助ける抗PD-1抗体です。KEYTRUDA®はPD-1とそのリガンドであるPD-L1およびPD-L2との相互作用を阻害してTリンパ球を活性化し、がん細胞を攻撃するヒト化モノクローナル抗体です。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は業界最大のがん免疫療法臨床研究プログラムを行っており、現在850を超えるKEYTRUDA®の臨床試験を実施し、幅広い種類のがんや治療セッティングを検討しています。KEYTRUDA®の臨床プログラムでは、さまざまながんにおけるKEYTRUDA®の役割や、KEYTRUDA®による治療効果が得られる可能性を予測する因子について模索しており、さまざまなバイオマーカーの模索も行っています。


KEYTRUDA®用法・用量・安全性情報・Access Program・患者支援プログラムについて
用法・用量・安全性情報・Access Program・患者支援プログラムなど一部情報は米国のもので、日本の情報ではありません。詳しくは当社英文リリースをご参照ください。
https://www.mrknewsroom.com/news-release/research-and-development-news/fda-approves-mercks-keytruda-pembrolizumab-treatment-pati


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.のがん領域における取り組み
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.では、画期的な科学を革新的ながん治療薬に変換して世界中のがん患者さんを助けることに取り組んでいます。オンコロジー事業にとって、がんと闘う人々を助けることは私たちの情熱であり、がん治療薬へアクセスしやすくすることは私たちの責任です。

また、がん領域における取り組みの一環として、医薬品業界で一二を争う急成長を遂げている開発プログラムにより、30種類以上のがんに対するがん免疫療法の可能性を模索しています。また、引き続き戦略的買収を通じて、がん免疫療法のポートフォリオを強化し、進行がんの治療を改善する可能性をもつ有望ながん治療薬候補の開発を最優先に進めています。

当社のオンコロジー臨床試験について詳しくは、当社ウェブサイトをご覧ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの製造に取り組んできました。Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、米国およびカナダ以外の地域ではMSDの名称で知られています。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。詳細については当社ウェブサイトやMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の TwitterFacebookYouTubeLinkedlnをご参照ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述
このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.に関するForm 10-Kの2017年度年次報告書および米国証券取引委員会(SEC)のインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できるSECに対するその他の書類で確認できます。


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MSDについて
MSDは1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、人生を健やかにするために、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。MSDはMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が各国(米国とカナダ以外)で事業を行う際に使用している名称です。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)やFacebookTwitter YouTubeをご参照ください。