2018年

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2018年9月7日

報道関係各位

MSD株式会社

 

この参考資料は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が2018年8月30日(米国東部時間)に発表したニュースリリースFDA Approves Merck’s DELSTRIGO™ (doravirine/lamivudine/tenofovir disoproxil fumarate), a Once-Daily Fixed-Dose Combination Tablet as a Complete Regimen and PIFELTRO™ (doravirine), an NNRTI, Both for the Treatment of HIV-1 in Appropriate Patients の日本語訳であり、内容や解釈については英語が優先されます。適応症と安全性重要情報も米国のもので、日本国内の情報ではありません。


参考資料

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.
HIV-1感染患者に対する治療薬として非核酸系逆転写酵素阻害薬(NNRTI)の1日1回投与の固定用量配合錠であるDELSTRIGO™ (ドラビリン/ラミブジン/テノホビルジソプロキシルフマル酸塩)およびPIFELTRO™(ドラビリン)がFDAの承認を取得


DELSTRIGOとPIFELTROの有効性と安全性を評価した主要な第3相試験であるDRIVE-AHEAD
およびDRIVE-FORWARDのデータに基づき承認


2018年8月30日 ニュージャージー州ケニルワース ― Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は、新規HIV-1治療薬の2剤が米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したことを発表しました。新たな非核酸系逆転写酵素阻害薬(Non-nucleoside reverse transcriptase inhibitor; NNRTI)の1日1回投与型、固定用量配合錠であるDELSTRIGO™(ドラビリン100 mg/ラミブジン(3TC)300 mg/テノホビルジソプロキシルフマル酸塩(TDF)300 mg)、および、他の抗HIV薬と併用投与するPIFELTRO™(ドラビリン100 mg)の2剤となります。

DELSTRIGOおよびPIFELTROは、それぞれ抗HIV薬による治療経験のない成人HIV-1感染患者に対して、食事の有無にかかわらず投与できる1日1回の経口薬です。DELSTRIGOは治療中止後のB型肝炎(HBV)の急性増悪に関する枠組み警告(boxed warning)が付与されています。また、DELSTRIGOおよびPIFELTROは、HIV-1感染症やAIDSを治癒するものではありません。

DELSTRIGOおよびPIFELTROは、強力なチトクロームP450(CYP)3A酵素誘導作用のある薬剤との併用投与は禁忌となります。同時に投与すると、ドラビリンの血漿中濃度が大幅に低下して、DELSTRIGOおよびPIFELTROの有効性が抑制される場合があります。DELSTRIGOは3TCに対する過敏症の既往歴のある患者には禁忌となります。詳しくは以下の「重要な安全性情報」をご覧ください。

当社研究開発本部 グローバル臨床開発部門 バイスプレジデントで感染症領域責任者のGeorge Hanna博士は、「当社は30年にわたりHIV感染症患者さんの治療に向けた取り組みを続けており、DELSTRIGOとPIFELTROをお届けできることを嬉しく思います。この2つの新しいHIV-1治療薬は、臨床医やHIV感染症患者さんに強力な臨床プロファイルを提供できると考えています。研究者とHIV感染患者さん、HIVコミュニティーの皆さんの協力によって本日の承認を得ることができ、感謝しています」と述べています。

HIV-1感染症に対する抗HIV-1治療においては、様々なタイミングで自己免疫疾患などの免疫再構築症候群の発症にいたる場合があり、さらなる評価、治療が必要となることがあります。TDFの使用により急性腎不全やファンコニ症候群などの腎機能障害が報告されています。DELSTRIGOは、腎毒性のある薬剤との同時投与や最近腎毒性のある薬剤を使用した場合には使用しないでください。TDFでは安定していた腎機能障害のリスクファクターを持つ患者において、高用量または複数の非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)を投与開始後に急性腎不全を起こすことが報告されています。


DELSTRIGO(ドラビリン100 mg/3TC 300 mg/TDF 300 mg)およびPIFELTRO(ドラビリン)承認の根拠となったデータ
1日1回投与の固定用量配合錠であるDELSTRIGOおよび新規NNRTIのPIFELTROのFDAによる承認は、抗HIV薬による治療歴のないHIV-1感染患者を対象に有効性および安全性を評価した無作為化多施設共同二重盲検実薬対照で行った主要な第3相試験DRIVE-AHEADおよびDRIVE-FORWARDのデータに基づくものです。


DRIVE-AHEAD試験
DRIVE-AHEAD試験では、抗HIV薬による治療歴のない728人の患者を対象に、DELSTRIGOまたはエファビレンツ/エムトリシタビン/テノホビルジソプロキシルフマル酸塩(EFV 600 mg/FTC 200 mg/TDF 300 mg)を1日1回投与する群に無作為に割り付けました。DELSTRIGOは投与開始後48週時までウイルス抑制が持続し、EFV/FTC/TDFに対する有効性の非劣性の効果が認められ、主要評価項目を達成しました。HIV-1 RNA量が50 コピー/mL未満のウイルスの抑制が認められたのは、DELSTRIGO群が84%、EFV/FTC/TDF群が81%、(群間差3.5%, [95%信頼区間] -2.0%, 9.0%)でした。ベースライン時のウイルス量の高い(HIV-1 RNA量が100,000 コピー/mL超)患者は全患者の21%で、このうちDELSTRIGO群の77%、EFV/FTC/TDF群の72%が48週時においてHIV-1 RNA量50 コピー/mL未満にウイルスを抑制しました。

DELSTRIGO群は、投与開始後48週時のLDLコレステロールおよびnon HDLコレステロールのベースラインからの変化量において、統計学的に有意な優れた脂質プロファイルを示しました(LDL-CはDELSTRIGO群では-2.1 mg/dL、EFV/FTC/TDF群では8.3 mg/dL、群間差-10.2mg/dL, [95%信頼区間]-13.8,-6.7,p<0.0001、non HDL-CはDELSTRIGO群では-4.1 mg/dL、EFV/FTC/TDF群では12.7 mg/dL、群間差-16.9 mg/dL, [95% 信頼区間] -20.8, -13.0, p<0.0001)。なお、これらの効果について臨床的なベネフィットは立証されていません。また神経精神系の有害事象は、事前に設定した浮動性めまい(それぞれ9%、37%、群間差-28.3%, [95% 信頼区間] -34.0, -22.5, p <0.001)、睡眠障害(12%、26%、群間差-13.5%, [95% CI:] -19.1, -7.9, p <0.001)、意識状態の変化(4%、8%、群間差-3.8%, [95% CI:] -7.6, -0.3, p=0.033)の全カテゴリーで、DELSTRIGO群でEFV/FTC/TDF群より統計学的に有意に低い割合でした。

有害事象により中止にいたった例はDELSTRIGO群でEFV/FTC/TDF群より低い割合でした(それぞれ3%、6%)。DELSTRIGO群で5%以上の患者に認められた全グレードの臨床上の副作用は、浮動性めまい(7%)、悪心(5%)、異常な夢(5%)でした。DELSTRIGO群では2%以上の患者に認められたグレード2以上(中等度または重度)の副作用はありませんでした。


DRIVE-FORWARD試験
DRIVE-FORWARD試験では、抗HIV薬による治療歴のない766人の患者を対象に、PIFELTRO(ドラビリン100 mg)を1日1回、またはダルナビル800 mg+レトナビル100 mg(DRV+r)を1日1回投与する群に無作為に割り付けました。いずれも治験責任医師の判断によりエムトリシタビン(FTC)/TDFまたはアバカビル(ABC)/3TCとともに投与しました。PIFELTROは投与開始後48週時において、DRV+rと比較して、それぞれFTC/TDFまたはABC/3TC との併用で有効性の非劣性が認められ、主要評価項目を達成しました。HIV-1 RNA量が50 コピー/mL未満のウイルス抑制が認められたのは、PIFELTRO群が84%、DRV+r群が80%、群間差3.9%, [95% 信頼区間] -1.6%, 9.4%。ベースライン時のウイルス量の高い(HIV-1 RNA量が100,000 コピー/mL超)患者は全患者の20%で、このうちPIFELTRO群の77%、DRV+r群の74%が投与開始後48週時においてHIV-1 RNA量50コピー/mL未満を達成しました。
PIFELTRO群は、投与開始後48週時のLDLコレステロールおよびnon HDLコレステロールのベースラインからの変化量において、統計学的に有意な優れた脂質プロファイルを示しました(LDL-C: PIFELTRO群-4.6 mg/dL、DRV+r群9.5 mg/dL、群間差-14.4 mg/dL, [95%信頼区間] -18.0, -10.8, p<0.0001、non HDL-C:PIFELTRO群-5.4 mg/dL、DRV+r群13.7 mg/dL、群間差-19.4 mg/dL, [95%信頼区間] -23.4, -15.4, p<0.0001)。なお、これらの効果について臨床的なベネフィットは立証されていません。有害事象による中止率は両群とも低くなりました(PIFELTRO群2%、DRV+r群3%)。PIFELTRO群で5%以上の患者に認められた全グレードの臨床上の副作用は、悪心(7%)、頭痛(6%)、疲労(6%)、下痢(5%)、腹痛(5%)でした。PIFELTRO群では2%以上の患者に認められたグレード2以上(中等度または重度)の副作用はありませんでした。


University of North Carolina Chapel Hill School of Medicineの感染症部門教授で、同大学AIDS Clinical Trials UnitのサイトリーダーであるDavid Wohl博士は、「HIVとの闘いにおける大きな一歩であり、臨床医と患者さんは協力して、他の薬剤使用状況など、患者さん個々の状態を考慮して最も相応しいと考えられる治療レジメンを選択することが可能となります。本日、DELSTRIGOとPIFELTROが承認されたことは、未治療成人HIV-1感染患者さんの治療の新たな2つの選択肢となります」と述べています。


DELSTRIGOおよびPIFELTROは様々な抗HIV薬以外の薬剤との併用投与が可能で、PIFELTROは様々な抗HIV薬との併用投与が可能となります。DELSTRIGOおよびPIFELTROはエンザルタミド、カルバマゼピン、オクスカルバゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、リファンピン、リファペンチン、ミトタン、またはセントジョーンズワートとの併用投与はできません。DELSTRIGOをリファブチンと併用投与する場合、DELSTRIGOを1日1錠服用し、その後ドラビリン(PIFELTRO)をDELSTRIGO服用の約12時間後に1錠服用します。PIFELTROをリファブチンと併用投与する場合、PIFELTROの用量を増量し、1日に1錠を2回、約12時間間隔で服用します。PIFELTROとエファビレンツ、エトラビリン、またはネビラピンとの併用投与は推奨されません。ドルテグラビル、リトナビル、TDF、3TC、エルバスビルおよびグラゾプレビル、レジパスビルおよびソホスブビル、ケトコナゾール、水酸化アルミニウム/水酸化マグネシウム/シメチコンを含有する制酸剤、パントプラゾール、アトルバスタチン、エチニルエストラジオールおよびレボノルゲストレルを含む経口避妊薬、メトホルミン、メタドン、およびミダゾラムは、ドラビリンとの併用投与による臨床的に意味のある血漿中濃度の変化は認められていません。DELSTRIGOでは、健康被験者を対象とする試験において、エンテカビル、メサドン、経口避妊薬、ソホスブビル、またはタクロリムスとTDFの間で臨床的に意味のある薬物相互作用は認められませんでした。DELSTRIGOをレジパスビル/ソホスブビルまたはソホスブビル/ベルパタスビルと同時投与する場合、TDFに関連する副作用を観察する必要があります。3TCの単回投与とソルビトールの併用によりソルビトールの用量依存的に3TCの曝露量が低下しました。可能な限りソルビトールを含む薬剤とDELSTRIGOなどの3TCを含む薬剤との使用は避けてください。


全体的なウイルス耐性プロファイル
DRIVE-AHEAD試験およびDRIVE-FORWARD試験のDELSTRIGO群およびPIFELTRO群(747例)では、耐性解析サブセットの28人の被験者(ウイルス学的失敗または早期治験中止時のHIV-1 RNA量が400コピー/mL超、耐性に関するデータのある患者)のうち11人にドラビリンに関連した耐性置換の発現が認められました。この11人のうち7人がドラビリンに対する遺伝子型および表現型の耐性を示し、ドラビリン感受性が少なくとも100分の1に低下しました。残りの4人の被験者の置換では、ドラビリン感受性の低下が2分の1未満でした。
DRIVE-AHEAD試験のEFV/FTC/TDF群(364例)では、耐性解析サブセットの20人の被験者のうち12人にエファビレンツ耐性関連の置換が認められました。DRIVE-FORWARD試験のDRV+r群(383例)では、耐性に関するデータのある9人の被験者のうち、DRV+r耐性関連の置換変異が認められた患者はいませんでした。
ドラビリンを含むNNRTI間で交差耐性が認められ、治験薬投与中に発現したドラビリン耐性関連の置換変異は、エファビレンツ、リルピビリン、ネビラピン、エトラビリンに対して交差耐性をもたらすことが考えられます。ドラビリン耐性HIV-1置換変異と3TC、FTCもしくはテノホビルの間、または3TCもしくはテノホビル耐性関連の置換変異とドラビリンの間で明らかな交差耐性は確認されていません。
AIDS Alabamaの最高経営責任者、Kathie Hiers氏は、「現在、HIV感染症患者さんは適切なアクセスと治療により、この慢性疾患をよりコントロールすることが可能になりました。新たな治療の選択肢の開発、そしてコミュニティ支援やHIV患者向けの啓発資料の提供により、アンメットニーズに対応していくメルクの揺るぎない取り組みに感謝します」と述べています。


DELSTRIGO(ドラビリン/3TC/TDF)およびPIFELTRO(ドラビリン)の提供時期、アクセス
DELSTRIGOおよびPIFELTROは、FDAの当初の予定日である2018年10月23日より前倒しで承認されました。PIFELTROおよびDELSTRIGOの卸業者においての在庫は1カ月以内に充当されると考えています。当社はMedicare Part D、Medicaid、AIDS Drug Assistanceといった政府助成制度をとおして患者さんに医薬品アクセスを提供できるように取り組んでいます。承認に伴い、DELSTRIGOおよびPIFELTROはMerck Patient Assistanceプログラムの対象となり、発売後、対象患者向けに提供可能となります。ドラビリンは欧州医薬品庁(EMA)でも承認申請を行っています。


DELSTRIGO(ドラビリン/3TC/TDF)の重要な安全性情報
警告:治療中止後のB型肝炎(HBV)の急性増悪
HIV-1感染患者は全員、抗HIV薬による治療開始前にHBVの抗体検査をしてください。HIV-1とHBVに重複感染し、DELSTRIGOにも配合されている3TCまたはTDFを含む薬剤を中止した患者において、HBVの重度の急性増悪が報告されています。DELSTRIGOを中止したHIV-1とHBVの重複感染患者は、DELSTRIGOの中止後、少なくとも数カ月は臨床および検査によるフォローアップで経過を観察してください。必要に応じて、抗HBV薬による治療を開始します。
DELSTRIGOは強力なチトクロームP450(CYP)3A酵素誘導作用のある薬剤(抗てんかん薬のカルバマゼピン、オクスカルバゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、アンドロゲン受容体阻害剤のエンザルタミド、抗抗酸菌薬のリファンピン、リファペンチン、細胞毒性薬剤のミトタン、ハーブ製品のセントジョーンズワート(セイヨウオトギリ))と同時投与するとドラビリンの血漿中濃度が大幅に低下して、DELSTRIGOの有効性が抑制される場合があり、同時投与は禁忌です。DELSTRIGOは3TCに対する過敏症の既往歴のある患者には禁忌です。
TDFの使用により急性腎不全やファンコニ症候群などの腎機能障害が報告されています。DELSTRIGOは、腎毒性のある薬剤との同時投与や最近腎毒性のある薬剤使用した場合には使用しないでください。TDFでは安定していた腎機能障害のリスクの高い患者において、高用量または複数の非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)を投与開始後に急性腎不全が報告されています。 DELSTRIGOの開始前または開始時および治療中は、全患者の血清クレアチニン、推定クレアチニンクリアランス、尿糖、尿蛋白を測定してください。慢性腎臓病患者は血清リンも測定してください。臨床的に意味のある腎機能の低下またはファンコニ症候群の所見が認められた患者は、DELSTRIGOを中止してください。推定クレアチニンクリアランスが50 mL/minを下回った場合、DELSTRIGOを中止してください。
HIV-1感染の成人患者を対象とした臨床試験では、TDFで骨密度(BMD)の低下と骨代謝のバイオマーカーの上昇がわずかに多く認められました。血清副甲状腺ホルモン値および1,25ビタミンB値も高くなりました。TDFの投与で近位尿細管障害に伴う骨軟化症が報告されています。
HIV-1感染症に対する抗HIV-1治療においては、様々なタイミングで自己免疫疾患などの免疫再構築症候群の発症にいたる場合があり、さらなる評価、治療が必要となることがあります。DELSTRIGOは完全なレジメンであり、HIV-1感染の治療において他の抗HIV薬との同時投与は推奨されません。
重要な薬剤相互作用の可能性があるため、治療前および治療中は添付文書全文を参照してください。
DELSTRIGOをリファブチンと同時投与する場合、DELSTRIGOを1日1錠服用し、その後ドラビリン(PIFELTRO)をDELSTRIGO服用の約12時間後に1錠服用します。DELSTRIGOで最も高頻度に認められた副作用(全重症度で5%以上)は、浮動性めまい(7%)、悪心(5%)、異常な夢(5%)でした。
妊娠中のDELSTRIGOの投与の妊娠への影響を観察する、妊娠中の医薬品使用に関するレジストリがあります。医療従事者は、Antiretroviral Pregnancy Registry(電話番号:1-800-258-4263)への患者登録をお願いします。HIV-1感染を有する母親は、HIV-1の母子感染の危険があることから、DELSTRIGOの投与を受けている場合は授乳しないよう指示してください。DELSTRIGOは固定用量の配合錠であり、配合を変更することはできないため、推定クレアチンクリアランスが50 mL/min未満の患者には推奨されません。


PIFELTRO(ドラビリン)の重要な安全性情報
PIFELTROは強力なチトクロームP450(CYP)3A酵素誘導作用のある薬剤(抗てんかん薬のカルバマゼピン、オクスカルバゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、アンドロゲン受容体阻害剤のエンザルタミド、抗抗酸菌薬のリファンピン、リファペンチン、細胞毒性薬剤のミトタン、ハーブ製品のセントジョーンズワート(セイヨウオトギリ))と併用投与するとドラビリンの血漿中濃度が大幅に低下し、PIFELTROの有効性が抑制される場合があり、併用投与は禁忌です。様々なタイミングで自己免疫疾患などの免疫再構築症候群の発症にいたる場合があり、さらなる評価、治療が必要となることがあります。PIFELTROをエファビレンツ、エトラビリン、またはネビラピンと併用投与することは推奨されません。PIFELTROをリファブチンと併用投与する場合、PIFELTROの用量を増量し、1日に1錠を2回(約12時間の間隔)服用します。
重要な薬剤相互作用の可能性があるため、治療前および治療中は添付文書全文を参照してください。PIFELTROの安全性はDRIVE-FORWARDおよびDRIVE-AHEADの2試験に基づいています。DRIVE-FORWARD試験で最も高頻度に認められた副作用(全重症度で5%以上)は、悪心(7%)、頭痛(6%)、疲労(6%)、下痢(5%)、腹痛(5%)でした。DRIVE-AHEAD試験で最も高頻度に認められた副作用(全重症度で5%以上)は、浮動性めまい(7%)、異常な夢(5%)、悪心(5%)でした。
妊娠中のPIFELTROの投与の妊娠への影響を観察する、妊娠中の医薬品使用に関するレジストリがあります。医療従事者は、Antiretroviral Pregnancy Registry(電話番号:1-800-258-4263)への患者登録をお願いします。HIV-1感染を有する母親は、HIV-1の母子感染の危険があることから、PIFELTROの投与を受けている場合は授乳しないよう指示してください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの製造に取り組んできました。Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、米国およびカナダ以外の地域ではMSDの名称で知られています。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。詳細については当社ウェブサイトやMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の TwitterFacebookYouTubeLinkedlnをご参照ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述
このニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.に関するForm 10-Kの2017年度年次報告書および米国証券取引委員会(SEC)のインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できるSECに対するその他の書類で確認できます。


DELSTRIGO(ドラビリン/3TC/TDF)の添付文書は以下をご覧ください。
https://www.merck.com/product/usa/pi_circulars/d/delstrigo/delstrigo_pi.pdf
DELSTRIGO(ドラビリン/3TC/TDF)の患者向け情報は以下をご覧ください。
https://www.merck.com/product/usa/pi_circulars/d/delstrigo/delstrigo_ppi.pdf
PIFELTRO(ドラビリン)の添付文書は以下をご覧ください。
https://www.merck.com/product/usa/pi_circulars/p/pifeltro/pifeltro_pi.pdf
PIFELTRO(ドラビリン)の患者向け情報は以下をご覧ください。
https://www.merck.com/product/usa/pi_circulars/p/pifeltro/pifeltro_ppi.pdf


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MSDについて
MSDは1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、生活を改善するために、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの製造に取り組んできました。MSDはMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が各国(米国とカナダ以外)で事業を行う際に使用している名称です。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)やFacebookYouTubeをご参照ください。