2018年

2018年

 

2018年5月11日

報道関係各位

MSD株式会社

 

この参考資料は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が2018年5月1日付(米国東部時間)に発表した2018年度第1四半期業績のプレスリリース Merck Announces First-Quarter 2018 Financial Results を日本語に翻訳したもので、内容および解釈については英語が優先されます。

以下の医薬品は日本国内で発売しております。カナ表記は括弧内をご参考ください。
BRIDION®(ブリディオン®)、CANCIDAS®(カンサイダス®)、GARDASIL®(ガーダシル®)、ISENTRESS®(アイセントレス®)、JANUVIA®(ジャヌビア®)、KEYTRUDA®(キイトルーダ®)、ZEPATIER®(エレルサ®、グラジナ®)、ZETIA®(ゼチーア®


参考資料

Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.
2018年度第1四半期決算発表


  • 2018年度第1四半期の全世界売上高は、為替のプラス影響3%を受け前年同期比6%増の100億ドル
  • エーザイ株式会社との提携の締結に関連する総負担費用14億ドルを受け、2018年度第1四半期のGAAPベースのEPSは0.27ドル、non-GAAPベースでは1.05ドル
  • 2018年度通期の収益を418億ドル~430億ドルに上方修正(為替のプラス影響約2%を含む)
  • 2018年度通期のGAAPベースのEPSレンジを2.45ドル~2.57ドルに下方修正、2018年度通期のnon-GAAPベースのEPSレンジを4.16ドル~4.28ドルに上方修正(為替のプラス影響約1%を含む)
  • 進行性非扁平上皮NSCLC患者に対する初回治療を検討した第3相試験KEYNOTE-189において、KEYTRUDA®とペメトレキセドおよびプラチナ製剤化学療法の併用療法は、化学療法のみの場合と比較して死亡リスクが半減したことを AACR (American Association of Cancer Research) の2018年年次総会およびニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)誌で発表
  • KEYNOTE-189試験のデータは、米国、欧州および日本の薬事申請当局で現在審査中

米国ニュージャージー州ケニルワース-- Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)は2018年5月1日、2018年度第1四半期の決算を発表しました。

会長兼最高経営責任者(CEO)ケネス・C・フレージャーは、「今年度は、KEYTRUDA®、GARDASIL®、BRIDION®およびアニマルヘルスのけん引により力強いスタートを切ることができました。アンメット・ニーズに応える革新的な医薬品やワクチンを世界中の患者さんに提供するとともに、成長領域に引き続き注力することで堅調な事業進展がもたらされています」と述べています。

決算サマリー

決算サマリー

2018年度第1四半期の全世界での売上高は100億ドルとなり、為替のプラス影響3%を含み、前年同期比で6%増となりました。

2018年度第1四半期のGAAP(GAAP:一般に公正妥当と認められる会計基準)ベースの希薄化後EPSは0.27ドルで、エーザイ株式会社(以下、エーザイ)との提携の締結に関連する総負担費用14億ドルを反映しています。non-GAAPベースのEPSは1.05ドルで、事業統合・売却関連費用、事業再構築費用、上記のエーザイとの提携の締結に関連する総負担費用および特定のその他の項目を除外しています。

オンコロジーパイプラインハイライト
当社は、抗PD-1抗体KEYTRUDA®(ペムブロリズマブ)、アストラゼネカ社との共同開発および製品化を進めるPARP阻害剤Lynparza™(オラパリブ)の開発プログラムをさらに進展させ、オンコロジー領域への集中的な取り組みを拡大しました。当社は最近、KEYTRUDA®のピボタル第3相試験データをAACR年次総会で発表しました。さらにエーザイと当社は、エーザイが創製した経口チロシンキナーゼ阻害剤Lenvima®(レンバチニブメシル酸塩)の世界的な共同開発および製品化を進める戦略的提携を締結しました。エーザイと当社はともにLenvima®の単独療法およびKEYTRUDA®との併用療法の開発および製品化を目指します。

  • 転移性非扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象に、KEYTRUDA®とペメトレキセドおよびシスプラチンまたはカルボプラチンを併用した初回治療を評価した第3相試験KEYNOTE-189において、KEYTRUDA®との併用療法は全生存期間(OS)を有意に改善し、化学療法のみの場合と比較して死亡リスクが半減したことを発表。事前に設定された探索的分析では、OSの有益性はPD-L1発現にかかわらず、評価が行われた3つのPD-L1カテゴリーで認められました。これらの結果はAACR年次総会のプレナリーセッションで発表され、NEJM誌にも同時に掲載。
  • KEYNOTE-189試験のデータに基づき、米国食品医薬品局(FDA)は転移性非扁平上皮NSCLC患者を対象に初回治療としてKEYTRUDA®とペメトレキセドおよびプラチナ製剤化学療法の併用療法をPDUFA (Prescription Drug User Fee Act)に基づき、2018年9月23日を期日に生物製剤追加承認申請(sBLA)の優先審査対象に指定。さらに当社は、欧州医薬品庁(EMA)によるバリデーションとして、当社のタイプIIバリエーションに関する中央審査プロセスの開始を発表。これにより、転移性非扁平上皮NSCLC患者を対象としたKEYTRUDA®とペメトレキセドおよびシスプラチンまたはカルボプラチンを併用した初回治療の承認を目指す。この申請では、第3相試験KEYNOTE-189から得られたOSおよび無増悪生存期間(PFS)のデータに基づく審査を受理。
  • 局所進行または転移性NSCLC(非扁平上皮および扁平上皮がん)に対する初回治療としてKEYTRUDA®の単独療法を評価する第3相試験KEYNOTE-042において、主要評価項目のOSを達成したことを発表。独立データモニタリング委員会による中間解析で、PD-L1発現の割合(TPS:腫瘍細胞のうちPD-L1陽性細胞の割合)が1%以上の患者において、KEYTRUDA®ではプラチナ製剤併用化学療法(カルボプラチン+パクリタキセルまたはカルボプラチン+ペメトレキセド)と比較してOSの有意な延長を示す。
  • FDAは、第3相試験KEYNOTE-040のデータに基づき、治療歴のある再発性または転移性の頭頸部扁平上皮がん患者を対象としたKEYTRUDA®の新規sBLAの審査を受理。FDAは、PDUFAによる期日を2018年12月28日に指定。
  • 当社とEORTC(European Organisation for Research and Treatment of Cancer)は、切除後の再発リスクが高いステージIIIの悪性黒色腫に対するKEYTRUDA®の術後補助療法を評価する第3相試験EORTC1325/KEYNOTE-054において、KEYTRUDA®は無再発生存期間を有意に延長し、全患者においてプラセボと比較して再発または死亡のリスクが43%低減したことを発表。この結果は、AACR年次総会のオープニングプレナリーセッションで発表され、NEJM誌にも同時に掲載。
  • Incyte Corporationと当社は、切除不能または転移性悪性黒色腫患者を対象とした、Incyte Corporationのepacadostatと当社のKEYTRUDA®の併用療法を検討するピボタル第3相試験ECHO-301/KEYNOTE-252のデータを外部独立データモニタリング委員会(eDMC)が評価した結果について発表。本試験はKEYTRUDA®単独療法と比較して、全患者においてPFSの延長という主要評価項目を達成せず、また、もう一つの主要評価項目OSについても今後、統計的有意性を達成する見込みはないと判断。これらの結果およびeDMCの勧告を受けて、本試験を中止する予定。ECHO-301/KEYNOTE-252試験での安全性プロファイルは、これまでに実施されたepacadostatとKEYTRUDA®の併用療法の試験で認められたものと一貫していた。
  • FDAは、化学療法中または化学療法後に疾患進行を認めた進行子宮頸がん患者を対象とした治療薬としてKEYTRUDA®の新規sBLAを受理および優先審査対象に指定。FDAは、PDUFAによる期日を2018年6月28日に指定。
  • 難治性または2種類以上の治療ラインの実施後に再発した原発性縦隔B細胞リンパ腫の成人および小児の患者に対する治療としてKEYTRUDA®のsBLAに関するFDAの審査は継続中。FDAは、PDUFAに基づく期日を2018年7月3日に延長(90日延長)。この延長に対して、当社は追加データおよび分析結果を提出。
  • EMAの欧州ヒト用医薬品委員会(CHMP)は、プラチナ製剤ベースの化学療法に奏効(完全奏効または部分奏効)しているプラチナ製剤感受性の再発高悪性度上皮卵巣がん、卵管がんまたは原発性腹膜がん患者の維持療法としてLynparza™の承認を推奨する肯定的見解を採択。
  • EMAは、術前、術後または転移性のいずれかの状態で化学療法による治療歴のある、BRCA変異に病的変異またはその疑いのある変異を有するヒト上皮成長因子受容体2(HER2)陰性の転移性乳がん患者を対象としたLynparza™の承認申請を審査。これは、欧州で初めての乳がんに対するPARP阻害剤の承認申請。2018年1月、FDAはBRCA変異を有するHER2陰性の転移性乳がんを対象にLynparza™の使用を承認し、Lynparza™は卵巣がん以外のがんにおいてPARP阻害剤として初めて承認を取得。
  • FDAは、アストラゼネカ社と共同開発中の神経線維腫症1型の治療に対するMEK1/2阻害薬セルメチニブを希少疾病医薬品に指定。
  • Viralytics Limited社と当社は、さまざまながんに対するオンコロジー免疫治療薬に特化するオーストラリアの株式公開企業であるViralytics社を当社が買収する最終合意を締結。この買収手続きが完了次第、当社は、Viralytics社により開発中のオンコロジー免疫治療薬Cavatak(CVA21)に関する全面的な権利を取得予定。

その他のパイプラインハイライト
当社は、ワクチン、HIVおよび感染症領域のパイプラインの開発も引き続き進展させています。

  • 現在開発中の、多価結合型肺炎球菌感染症予防ワクチンV114の第3相試験2件を開始することを発表。1件目の試験では、50歳以上の健康な成人を対象とし、V114接種1年後に多価肺炎球菌ワクチンを投与した際の安全性、忍容性および免疫原性を評価。2件目の試験では、成人HIV感染者を対象に、V114接種8週間後に多価肺炎球菌ワクチンを投与した際の安全性、忍容性および免疫原性を評価。第1相および第2相試験の結果は、International Society on Pneumococci and Pneumococcal Diseases(ISPPD)で発表。
  • 非核酸系逆転写酵素阻害薬として後期開発中の治験薬であるdoravirine、および核酸系逆転写酵素阻害薬の治験薬であるMK-8591など強固なHIVパイプラインから得られたデータを、Conference on Retroviruses and Opportunistic Infectionsで発表。doravirineについては現在、EMAが審査中。米国では、FDAがPDUFAに基づき、審査期限を2018年10月23日に指定。
  • イミペネム非感受性菌感染症において、コリスチン(コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム)とイミペネムの併用を対照とした、開発中のβ-ラクタマーゼ阻害剤レレバクタムとイミペネム・シラスタチンの配合剤を評価する第3相試験において、主要評価項目において良好な有効性が認められ、また副次評価項目である腎障害の発現も軽減されたことを発表。この結果に基づき、当社はFDAに承認申請を行う予定。

2018年度第1四半期の業績
以下の表は当社の医薬品の売上高上位製品およびアニマルヘルス製品の売上高総額を表しています。

医薬品の売上高上位製品およびアニマルヘルス製品の売上高総額

医薬品の業績
2018年度第1四半期の医薬品売上高は、為替のプラス影響5%を含み、9%増の89億ドルとなりました。この増加は主に、オンコロジー、急性期治療・病院および糖尿病領域の成長によるもので、ウイルス関連製品の売上高減少、および複数の製品における独占販売権の喪失が引き続き影響していることにより一部相殺されました。

オンコロジー領域の増加は、KEYTRUDA®の顕著な成長によるもので、世界的な適応症追加に伴う上市が続いていることを反映しています。KEYTRUDA®はNSCLC患者の初回治療として承認されている唯一の抗PD-1抗体であり、力強い進展をもたらしています。さらにオンコロジー領域の売上高は、Lynparza™に関連する提携収益3,300万ドルを反映しています。

急性期治療・病院領域の成長は、外科手術処置時の成人患者を対象にした筋弛緩薬ロクロニウム臭化物またはベクロニウム臭化物の回復剤であるBRIDION®注射液100mg/mL(スガマデクスナトリウム)の世界的に堅調な需要を反映しています。

糖尿病領域の成長は、成人の2型糖尿病の血糖降下薬であるJANUVIA®(シタグリプチン)とJANUMET®(シタグリプチン/メトホルミン)がけん引し、世界的な需要の増加による市場拡大を反映していますが、価格抑制により一部相殺されました。米国における売上高減少は、継続する価格抑制を反映していますが、売上数量の増加およびリベート引当金の有利な調整により一部相殺されました。

ワクチンの業績は、HPVによるがん、およびその他のHPV関連疾患を予防するGARDASIL®(組み換え沈降4価(6、11、16、18型)ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン)およびGARDASIL® 9(組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン)の売上高増加に主にけん引され、アジア太平洋地域における成長を反映しています。この売上高成長は主に、中国での上市および欧州での成長によるものですが、米国における売上高減少により一部相殺されました。米国におけるGARDASIL®/GARDASIL® 9の売上高減少は、2回接種レジメンへの継続的な移行による売上数量の減少によるものです。ワクチンの業績は、帯状疱疹の予防を目的としたワクチンであるZOSTAVAX®(帯状疱疹生ワクチン)の顕著な売上高減少によるマイナス影響を受けました。この売上高減少は主に、2017年10月に米国予防接種諮問委員会によって優先的な推奨を受けた競合製品の承認取得によるものです。当社は、今後のZOSTAVAX®の売上高は、この競合によりマイナス影響を受けるものと予想しています。

当四半期の医薬品売上高の増加は、ウイルス関連製品の売上高減少により一部相殺されました。この売上高減少は主に、ジェノタイプ1または4型のC型慢性肝炎治療薬ZEPATIER®(エルバスビル/グラゾプレビル)の顕著な売上高減少を反映しています。このZEPATIER®の売上高減少は、競合品の増加および患者数の減少によるもので、当社は、今後も売上高減少が続くと予想しています。

また当四半期の医薬品売上高の増加は、LDLコレステロール低下薬のZETIA®(エゼチミブ)が2016年後半に、VYTORIN®(エゼチミブ/シンバスタチン)が2017年4月に米国における独占販売権を喪失したこと、炎症性疾患の治療薬であるREMICADE®(infliximab)の欧州の販売地域におけるバイオシミラーとの競合、および抗真菌薬のCANCIDAS®(注射用カスポファンギン酢酸塩)が2017年に欧州における独占販売権を喪失したことによる影響が続き、一部相殺されました。

アニマルヘルス
アニマルヘルスの2018年度第1四半期の全世界での売上高は、為替のプラス影響6%を含み、前年同期比で13%増の11億ドルでした。この成長は、家畜類製品(主に反芻動物関連製品と養鶏関連製品)の売上高増加およびコンパニオンアニマル関連製品の売上高増加がけん引しました。

2018年度第1四半期において、アニマルヘルスは報告セグメントに含まれ、セグメント利益などのセグメント業績に関連する米国のGAAP要件に基づき追加の情報開示が義務付けられました。2018年度第1四半期におけるアニマルヘルスのセグメント利益は、2017年度第1四半期の4億1,700万ドルに比べ1%減の4億1,300万ドルでした3

2018年度第1四半期の費用、EPSおよび関連情報
以下の表は、費用に関する抜粋情報を表しています。

費用に関する抜粋情報1
費用に関する抜粋情報2

GAAPベースの費用、EPSおよび関連情報
GAAPベースでは、2018年度第1四半期の売上高総利益率は68.3%で、2017年度第1四半期では67.7%でした。2018年度第1四半期における売上高総利益率の増加は、主に事業統合・売却関連費用および事業再構築費用の純減(売上高総利益率に及ぼす影響が、2017年度第1四半期の9.7%ポイントに対し、2018年度第1四半期は7.4%ポイントに低下)にけん引されました。この売上高総利益率の増加は、製造差異の償却、2017年6月のサイバー攻撃による一部影響および為替のマイナス影響により一部相殺されました。

2018年度第1四半期の販売費および一般管理費は、前年同期比で1%増の25億ドルでした。この増加は、主に為替のマイナス影響および成長製品への優先的な投資を反映した管理費の増加によるものです。

2018年度第1四半期の研究開発費は32億ドルで、2017年度第1四半期では18億ドルでした。この増加は主に、エーザイとの提携の締結に関連する総負担費用14億ドル、為替のマイナス影響、臨床開発費および初期の医薬品開発への投資の増加によるものでライセンシング費の減少により一部相殺されました。

2018年度第1四半期のその他の費用(収益)純額は、2017年度第1四半期の7,100万ドルの収益に対し2億9,100万ドルの収益を計上しました。2018年度のその他の費用(収益)純額は、訴訟和解、および株式投資に関する新会計基準の適用により有価証券評価益を認識したことによる利益を反映しています。

2018年度第1四半期の実効税率は44.9%で、税制上の優遇のないエーザイとの提携の締結に関連する総負担費用14億ドルのマイナス影響を反映しています。

2018年度第1四半期のGAAPベースのEPSは0.27ドル、2017年度第1四半期では0.56ドルでした。

non-GAAPベースの費用、EPSおよび関連情報
non-GAAPベースでは、2018年度第1四半期の売上高総利益率は75.7%で、2017年度第1四半期では77.4%でした。2018年度第1四半期における売上高総利益率の減少は、主に製造差異の償却、2017年6月のサイバー攻撃による一部影響および為替のマイナス影響によるものです。

2018年度第1四半期のnon-GAAPベースの販売費および一般管理費は、前年同期比で2%増の25億ドルでした。このnon-GAAPベースの販売費および一般管理費の増加は、主に為替のマイナス影響および成長製品への優先的な投資を反映した管理費の増加によるものです。

2018年度第1四半期のnon-GAAPベースの研究開発費は、前年同期比で1%減の18億ドルでした。この減少は主に、ライセンシング費の減少によるもので、為替のマイナス影響、臨床開発費および初期の医薬品開発への投資の増加により一部相殺されました。

non-GAAPベースでの2018年度第1四半期のその他の費用(収益)純額は、2017年度第1四半期の5,900万ドルの収益に対し2億5,900万ドルの収益を計上しました。non-GAAPベースでの2018年度第1四半期のその他の費用(収益)純額は、訴訟和解、および株式投資に関する新会計基準の適用により有価証券評価益を認識したことによる利益を反映しています。

2018年度第1四半期のnon-GAAPベースのEPSは1.05ドル、2017年度第1四半期では0.88ドルでした。

当期純利益およびEPSのGAAPベースからnon-GAAPベースへの調整は以下の表のとおりです。

当期純利益およびEPSのGAAPベースからnon-GAAPベースへの調整

業績見通し
現在の為替水準を基準に為替のプラス影響約2%を含み、2018年度通期の収益を、418億ドルから430億ドルに上方修正しました。

2018年度通期のGAAPベースのEPSレンジを2.45ドル~2.57ドルに下方修正しました。このGAAPベースのEPSレンジの修正は、エーザイとの提携の締結に関連する負担費用の計上が反映されています。現在の為替水準を基準に為替のプラス影響約1%を含み、2018年度通期のnon-GAAPベースのEPSレンジを4.16ドル~4.28ドルに上方修正しました。このnon-GAAPベースのEPSレンジは、事業統合・売却関連費用、事業再構築計画関連費用、エーザイとの提携の締結に関連する負担費用および特定のその他の項目を除外しています。

以下の表は、当社の2018年の業績ガイダンスの要約を表しています。

2018年の業績ガイダンスの要約

2018年度のGAAPベースの予想EPSからnon-GAAPベースのEPSへの調整、およびnon-GAAPベースのEPSからの削除項目は以下の表のとおりです。

2018年度のGAAPベースの予想EPSからnon-GAAPベースのEPSへの調整、およびnon-GAAPベースのEPSからの削除項目

2018年度通期のGAAPベースの実効税率は、上記項目から約5.5%ポイントのマイナス影響を受け、24.5%から25.5%と予想しています。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.について
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、生活を改善するために、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの製造に取り組んできました。Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、米国およびカナダ以外の地域ではMSDの名称で知られています。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客さまと協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。詳細については当社ウェブサイトやMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.のTwitter、Facebook、Instagram、YouTubeおよびLinkedlnをご参照ください。


Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の将来に関する記述
Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(以下、当社)発行のこのニュースリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、当社の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。新薬パイプラインに対する承認取得またはその製品化による収益を保証するものではありません。予測が正確性に欠けていた場合またはリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合も生じます。

リスクと不確実性には、業界の一般的な状況および競争環境、金利および為替レートの変動などの一般的な経済要因、医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響、ヘルスケア費用抑制の世界的な傾向、競合他社による技術的進歩や新製品開発および特許取得、承認申請などの新薬開発特有の問題、当社による将来の市況予測の正確性、製造上の問題または遅延、国際経済および政府の信用リスクなどの金融不安、画期的製品に対する当社の特許権やその他の保護の有効性への依存、特許訴訟や規制措置の対象となる可能性等がありますが、これらに限定されるものではありません。

当社は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、当社に関するForm 10-Kの2017年度年次報告書およびSECのインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できる米国証券取引委員会(SEC)に対するこの他の書類で確認できます。


# # #


1 Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.に帰属する当期純利益。

2 Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.は、事業業績や傾向に関する分析への特定項目の性質による影響を考慮し、2018年度および2017年度の特定の項目の影響を除いたnon-GAAPベースの情報を提供しています。経営陣は、この情報が会社の決算結果および経営陣による業績評価方法に関する投資家の理解を深めるものと考えています。経営陣は、これらの指標を目標の設定や達成予測のため、またその他の基準で当社の業績を評価するために社内的に活用します。上級管理職の年間報酬の一部はnon-GAAPベースの収益およびnon-GAAPベースのEPSから支払われています。これはGAAPに基づき算出された情報に関する追加情報であって、その代わりとなるものではなく、また優先されるものでもありません。これらの項目についての詳細は、本報告書に添付された表2a(脚注を含む)を参照してください。

3 アニマルヘルスのセグメント利益は、セグメントに直接含まれるすべての材料費および製造費、販売費および一般管理費、研究開発費を差引いたセグメント売上高で構成されています。当社の内部管理報告では、セグメントに直接含まれない一般管理費およびこれらの活動における資金調達コストを配賦していません。これらの費用の監視および管理はそれぞれの部門が担当しています。これらの費用には、各部門が利用する固定資産に関連する減価償却費を含めるため、セグメント利益には含まれていません。

4 事業統合・売却に関する統合、取引およびその他の費用と共に、買収の結果認識された無形資産の償却費および棚卸資産に対するパーチェス法適用に伴う調整額の償却費、無形資産の減損損失、および、条件付対価の公正価値測定の見積り変更に関連する費用または収益が含まれます。

5 2018年1月1日に当社は、確定給付制度に関連する新たな会計基準を適用しました。この適用により、これまで製造、マーケティング、研究開発の一部として計上されていた退職給付費用(収益)はサービスコストを除きその他の費用(収益)に遡及的に再分類され、あらたに報告されます

6 GAAPベースで算出したEPSとnon-GAAPベースで算出したEPSとの差額を表し、調整項目による影響額を当期の加重平均株式数で除した額とは異なる場合があります。


MSDについて
MSDは1世紀以上にわたり、バイオ医薬品のグローバルリーダー企業として人々の生命を救い、生活を改善するために、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの製造に取り組んできました。MSDはMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が各国(米国とカナダ以外)で事業を行う際に使用している名称です。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは今も、がん、生活習慣病、新種の動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染病をはじめとして、世界中で人々の命やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)やFacebookYouTubeをご参照ください。