2012年

2012年

 


   日本語版    2012年度第1四半期の費用およびその他の情報
  事業ハイライト    主な事業展開
   医薬品の業績    財務目標
   アニマルヘルスの業績    その他の情報
   コンシューマー・ケアの業績
   その他の業績

2012年5月10日

報道関係各位

MSD株式会社

Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.
2012年第1四半期業績に関するお知らせ


この資料は、Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.が2012年4月27日付(米国東部時間)に発表した2012年第1四半期業績のプレスリリースを日本語に翻訳したもので、内容および解釈については英語が優先されます。

以 上

MSDについて
MSDは、すこやかな世界の実現を目指して努力を続けるグローバルヘルスケアリーダーです。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品、コンシューマー製品およびアニマルヘルス製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDの詳細については、 www.msd.co.jp をご参照ください。


<お問い合わせ先>
MSD株式会社 広報部門         
〒102-8667 東京都千代田区九段北1-13-12 北の丸スクエア   
TEL:03-6272-1001  FAX :03-6238-9136


日本語版

Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.
2012年度第1四半期決算を報告

  • 特定の項目を除く2012度第1四半期のnon-GAAPベースの1株当たり利益(EPS)は前年比で8%増加し0.99ドル、GAAPベースでは0.56ドルと発表。
  • 全世界での売上高は、医薬品部門の3%増(ジョンソン・エンド・ジョンソン社との仲裁による和解の影響を除き6%増)、アニマルヘルスの8%増、コンシューマー・ケアの7%増に牽引され、1%増加して117億ドルを達成。
  • 全主力事業の堅調な成長が、提携による収益と第3者からの受託製造によって収益の減少を相殺。
  • JANUVIA®、JANUMET®、GARDASIL®、ISENTRESS®の全世界での売上が二桁台の成長、VICTRELIS®も堅調な成長。
  • 特定の項目を除く2012年度通期のnon-GAAPベースのEPSの目標を引き続き3.75ドル~3.85ドル、2012年度通期のGAAPベースのEPSレンジを2.04ドル~2.30ドルとなる見通しを再確認。

Whitehouse Station, N.J., 2012年4月27日 --Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外の国々ではMSD)は本日、2012年度第1四半期の決算を発表しました。

2012年度第1四半期の決算

1  Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.は、特定項目の性質による事業の業績や傾向に関する分析への影響を考慮し、2012年度および2011年度の特定の項目の影響を除いたnon-GAAPベースの情報を提供しています。経営陣は、この情報が会社業績に関する投資家の理解を深めるものと考えています。これはGAAPに基づき算出された情報に関する追加情報であって、その代わりとなるものではありません。これらの項目についての詳細は、本報告書に添付された表2a(脚注を含む)を参照してください。

2  Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.に帰属する当期純利益。



2012年度第1四半期のnon-GAAPベースのEPS0.99ドルには、合併関連費用および事業再構築費用は含まれません。

当期純利益およびEPSのGAAPベースからnon-GAAPベースへの調整は以下の表のとおりです。

当期純利益およびEPSのGAAPベースからnon-GAAPベースへの調整

3  GAAPベースで算出したEPSとnon-GAAPベースで算出したEPSとの差額を表し、調整項目による影響額を加重平均株で除した額とは異なる場合があります。

4  無形資産の償却費およびM&Aの結果認識された棚卸資産に対する合併会計調整額の償却費ならびに無形資産の減損損失が含まれます。さらにM&A関連の統合費およびその他の費用が含まれます。

5  その他の費用(収益)純額に計上された特定の製造施設および関連資産の売却による利益を表します。



「当社の第1四半期決算は、事業戦略計画を実現し増収増益を達成できる当社の能力を引き続き明らかなものとする結果となった」とケネス・C・フレージャー社長兼最高経営責任者(CEO)は述べています。「当期の好業績は、医薬品、アニマルヘルス、コンシューマー・ケアの全事業での堅調な売上に牽引されたとともに、業務の一層の有効化、効率化に継続的に取り組んできた結果と言える」

さらに「JANUVIA®、GARDASIL®、ISENTRESS®をはじめとする当社の主力ブランドの売上の二桁成長を続伸させる一方でVICTRELIS®などの新製品も発売し、多角的事業による底堅い収益達成を持続させていく。SINGULAIR®の特許切れに備える上で、基幹事業における現在の成長基調と後期パイプラインの充実は追い風となる」とも述べています。


事業ハイライト

2012年度第1四半期の全世界での売上は、為替によるマイナスの影響1%および後述のジョンソン・エンド・ジョンソン社との仲裁による和解合意のマイナスの影響2%を含み、前年同期比で1%増の117億ドルとなりました。

以下の表は当社の医薬品の売上上位製品およびアニマルヘルス製品とコンシューマー・ケア製品の売上総額を表しています。

医薬品の売上上位製品およびアニマルヘルス製品とコンシューマー・ケア製品の売上総額

医薬品の業績

2012年度第1四半期の医薬品売上は3%増加し101億ドルとなりました。仲裁による和解合意の結果ジョンソン・エンド・ジョンソン社に譲渡した地域におけるREMICADE®(infliximab)およびSIMPONI®(golimumab)の2011年度第1四半期売上を減額調整すると、当期の医薬品売上は6%増となります6。この収益の増加は、主にJANUVIA®(日本製品名:ジャヌビア®、一般名:シタグリプチン)、VICTRELIS®(boceprevir)、JANUMET® (sitagliptin/metformin hydrochloride)、GARDASIL®(日本製品名:ガーダシル®、4価ヒトパピローマウイルス(HPV)(6、11、16、18型)組換えワクチン)、ZOSTAVAX® (Zoster Vaccine Live)および ISENTRESS®(日本製品名:アイセントレス®、一般名:ラルテグラビル)の堅調な売上によるものです。


6

当期の医薬品売上

新興諸国の医薬品売上は第1四半期の売上の約17%を占めました。中国の第1四半期の売上高は為替のプラス影響5%を含み19%増加し、引き続き新興諸国の成長を牽引しています。

糖尿病治療薬であるJANUVIA®(日本製品名:ジャヌビア®、一般名:シタグリプチン)とJANUMET®(sitagliptin/metformin hydrochloride)の2製剤の2012年度第1四半期における全世界の売上は、米国、欧州、日本および新興諸国での売上に牽引され26%増の13億ドルとなりました。

喘息の長期管理とアレルギー性鼻炎の症状緩和に使用される1日1回経口投与剤SINGULAIR®(日本製品名:シングレア®、一般名:モンテルカストナトリウム)の2012年度第1四半期における全世界での売上は、前年同期比1%増の13億ドルでした。SINGULAIR®の米国における特許が2012年8月に期限切れとなることから、同剤のその後の売上は大幅に落ち込むと予想しています。

炎症性疾患の治療に使用されるREMICADE®およびSIMPONI®の2012年度第1四半期の全世界での売上は26%減でした。独占販売権を有している欧州、ロシア、トルコにおけるこれら2製剤の2012年度第1四半期の合算売上は10%増加しました。当社は、2011年7月に、カナダ、中央・南アメリカ、中東、アフリカ、アジア太平洋地域におけるこれら2製剤の独占販売権を、ジョンソン・エンド・ジョンソン社に譲渡しました。

他の抗レトロウイルス薬との併用で使用されるHIVインテグラーゼ阻害薬ISENTRESS®(日本製品名:アイセントレス®、一般名:ラルテグラビル)の第1四半期の売上は、米国での売上成長に牽引され15%増となりました。

4種類の型のヒトパピローマウイルスにより発症する特定疾患の予防に有効とされるワクチンGARDASIL®の当四半期の売上は、9歳から26歳までの男性のワクチン接種の増加と日本での発売に牽引され33%増の2億8,400万ドルとなりました。

当社のC型肝炎ウイルスNS3/4A経口プロテアーゼ阻害剤VICTRELIS®(boceprevir)の当四半期の売上は1億1,100万ドルでした。このうち6,700万ドルが米国での売上、4,400万ドルがその他の地域での売上でした。当社は最近、メキシコとブラジルで本製剤の発売を開始しました。

帯状疱疹の予防に使用されるワクチンZOSTAVAX®の当四半期の売上は、供給問題に直面していた前年同期の2,400万ドルから7,600万ドルに増加しました。本製剤の供給体制が飛躍的に改善されたことを受け、帯状疱疹のリスクを消費者に伝える一貫として、当社は今年4月に米国内でのテレビキャンペーンを開始しました。

当社の降圧剤COZAAR®(日本製品名:ニューロタン®、一般名:ロサルタンカリウム)とHYZAAR®(日本製品名:プレミネント®、一般名:ロサルタンカリウム/ヒドロクロロチアジド)の全世界における2012年度第1四半期の売上は、2010年に米国およびヨーロッパの主要市場での独占販売権の喪失後、予想どおり引き続き低下しています。


アニマルヘルスの業績

アニマルヘルスの2012年度第1四半期の売上は、為替によるマイナスの影響2%を含み8億2,100万ドルで、前年同期比で8%増となりました。アニマルヘルスは当四半期において世界各地で堅調な業績となりました。この売上成長は、家畜の牛およびコンパニオンアニマル関連製品の売上増によるものです。アニマルヘルスには、すべての主な家畜やコンパニオンアニマルに対する予防、治療、疾病管理のための医薬品ならびにワクチン製剤が含まれます。


コンシューマー・ケアの業績

コンシューマー・ケアの2012年度第1四半期の全世界での売上は前年同期比7%増の5億5,400万ドルでした。この売上増は、主にCOPPERTONE®およびDR.SCHOLL's®のフットケア製品によるものでした。


その他の業績

主に提携による収益、雑収入、第3者からの受託製造による収益で構成されるその他の収益は、43%減の2億7,400万ドルでした。この減少は、主に当社が計上したAstraZeneca LP社からの収益が42%減少し1億8,600万ドルになったことと、2011年に行った特定の製造施設の売却により第3者からの受託製造による収益が減少したことによるものです。


2012年度第1四半期の費用およびその他の情報

以下に記載する2012年度第1四半期のGAAPベースの費用総額は92億ドルでした。これには合併関連費用および事業再構築費用の16億ドルが含まれます。

2012年度第1四半期のGAAPベースの費用総額

2012年度第1四半期の売上総利益率は65.6%で、2011年度第1四半期では64.9%でした。これらは上述の合併関連費用および事業再構築費用によるマイナスの影響をそれぞれ10.5%および11.9%反映しています。

2012年度第1四半期のnon-GAAPベースの販売費および一般管理費は、前年同期の31億ドルから30億ドルに圧縮されました。この圧縮は、主に継続的に行っている生産性改善措置によるものです。

2012年度第1四半期のnon-GAAPベースの研究開発費は18億ドルで、前年同期とほぼ同水準でした。

2012年度第1四半期の関連会社からの持分投資利益は1億1,000万ドルでした。これには主にAstraZeneca LP社およびSanofi Pasteur MSDの収益が含まれます。

2012年度第1四半期のその他の費用(収益)純額は、1億4,200万ドルの費用でした。2011年度第1半期は6億2,200万ドルの費用で、これにはジョンソン・エンド・ジョンソン社との仲裁手続きによる和解関連費用5億ドルが含まれます。


主な事業展開

当社における事業の進捗状況は以下のとおりです。

  • 米国食品医薬品局(FDA)から、JANUMET®XR(sitagliptin/metformin hydrochloride extended-release)錠剤の承認を取得しました。本製剤はシタグリプチンと徐放性メトホルミンを配合した1日1回投与の新しい2型糖尿病治療薬で、血糖値の管理が必要な患者に使用されます。
  • 2つの主な第3相試験の結果が良好だったことを受け、不眠症治療に使用される試験中のデュアルオレキシン受容体拮抗薬suvorexantの新薬申請を2012年中にFDAに行うことを決定しました。
  • 米国初の防腐剤無添加のプロスタグランジンアナログ点眼液ZIOPTAN®0.0015%(タフルプロスト点眼液)のFDA承認を取得しました。本剤は開放隅角緑内障および高眼圧症患者の眼圧上昇を抑える治療薬です。
  • ブラジルでの新薬とジェネリック医薬品の市販化を目的とするSupera Farma Laboratories S.A.との合弁事業計画を発表しました。
  • 複数のがん症状に使用されるEndocyte社の新しいがん治療薬候補vintafolideの開発と商品化に関する権利について4月にEndocyte社と契約を締結しました。

財務目標

当社は2012年度通期のnon-GAAPベースのEPSレンジを当期も引き続き3.75ドル~3.85ドル、2012年度通期のGAAPベースのEPSレンジを2.04ドル~2.30ドルと予想しています。2012年度通期のnon-GAAPベースのEPSレンジには合併関連費用および事業再構築計画関連費用は含まれません。

2012年度通期の収益は、為替が一定であるとし2011年度と同水準となると引き続き予想しています。現在の為替レートで換算すると、売上高は2%~3%マイナスの影響を受けると見られます。

2012年度通期のnon-GAAPベースの研究開発費は2011年度の水準とほぼ同等、2012年度通期のnon-GAAPベースの税率は23%~25%となると引き続き予想しています。

GAAPベースで算出した2012年度通期予想EPSの、特定項目を除くnon-GAAPベースでのEPSへの調整は以下の表のとおりです7


7  2012年度のnon-GAAPベースおよびGAAPベースの予想EPSは、AstraZeneca社のストックオプションを2012年半ばに行使することを想定したもので、これに伴う収益および関連会社からの持分投資利益への影響見込額を含んでいますが、潜在的行使による利益は反映していません。この潜在的行使による利益が生じた場合、その決算数値はGAAPベースでのみ表示します。

GAAPベースで算出した2012年度通期予想EPSの、特定項目を除くnon-GAAPベースでのEPSへの調整

その他の情報

従業員数
2012年3月31日現在、当社には約84,000人の従業員がいます。

コンファレンス・コール
Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.の第1四半期決算に関する投資家向けコンファレンス・コールのライブ・ウェブキャストが同社ウェブサイトで米国東部夏時間の本日(4月27日)午前8時から始まります。( www.merck.com/investors/events-and-presentations/home.html )。機関投資家およびアナリストは(706)758-9927または(877)381-5782からご参加いただけます。メディア関係者の方々は(706)758-9928または(800)399-7917からお聞きいただけます。このコンファレンス・コールは米国東部夏時間の本日(4月27日)午前11時からおよそ1週間ご利用いただけます。再放送をお聞きになるには、(404)537-3406または(855)859-2056をダイヤルし、ID No.56855442を入力してください。

Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.について
Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.は、すこやかな世界の実現を目指して努力を続けるグローバルヘルスケアリーダーです。Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.は米国およびカナダ以外の地域ではMSDの名称で知られています。医療用医薬品、ワクチン、生物学的療法および一般向けならびにアニマルヘルスケア製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。さらに、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて医薬品を必要とする人々への製品寄付や供給を行い、医薬品へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。詳細については、 www.merck.com や当社Twitter、Facebook、You Tubeをご参照ください。

Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.の将来に関する記述
このプレスリリースには、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.と旧シェリング・プラウ社の統合による利得に関する記述などが含まれ、将来の財務と営業結果、会社の連結計画、目標、期待と意図、ならびに歴史的事実ではないその他の記述が含まれています。こうした記述は、Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合もあります。
とりわけ以下の要因については、将来に関する記述で述べたものと実際の成果が異なる可能性があります:Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.と旧シェリング・プラウ社の統合で期待した相乗効果が実現しない可能性、または期待した期間中に実現しない可能性について;医薬品業界の規制やヘルスケア関連の米国法および国際法が及ぼす影響について;Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性について;画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存について;ならびに訴訟や規制措置の対象となる可能性について。
Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.に関するForm 10-Kの2011年度年次報告書およびSECのインターネットサイト( www.sec.gov )で入手できる米国証券取引委員会(SEC)に対するこの他の書類で確認できます。


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