2011年

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  2010年度通年の費用およびその他の情報
   その他の情報
   財務目標

2011年2月10日

報道関係各位

MSD株式会社

Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.

2010年度通年および第4四半期業績に関するお知らせ

この資料は、Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.が2011年2月3日付(米国東部時間)に発表した2011年度通年および第4四半期業績のプレスリリースを日本語に翻訳したもので、内容および解釈については英語が優先されます。

以 上

MSDについて
MSDは、すこやかな世界の実現を目指して努力を続ける、グローバルなヘルスケア企業です。医療用医薬品、ワクチン、生物学的療法および一般向けならびにアニマルヘルスケア製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。さらに、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて医薬品を必要とする人々への製品寄付や供給を行い、医薬品へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDの詳細については、 www.msd.co.jp をご参照ください。


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日本語版

Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.
2010 年度決算を報告

  • 2010年度第4四半期において特定項目を除いたnon-GAAPベースのEPSは二桁台の成長と発表。
  • 特定の項目を除く2010年度第4四半期のnon-GAAPベースのEPSは0.88ドル、GAAPベースでは(0.17)ドル、特定の項目を除く2010年度通年のnon-GAAPベースのEPSは3.42ドル、GAAPベースでは0.28ドルと発表。
  • JANUVIA®/JANUMET®、SINGULAIR®、ISENTRESS®、REMICADE®が世界的に堅調な成長を持続。
  • 2012年までに年間35億ドルの経費削減というシナジー目標に対し2010年度において20億ドル超を実現。2012年末に向けて順調に進行中。
  • 先に発表したnon-GAAPベースの長期EPS目標を修正し、特定の項目を除く2011年度通年のnon-GAAPベースのEPS目標を3.64ドルから3.76ドル、GAAPベースのEPS目標を2.05ドルから2.33ドルに。

Whitehouse Station, N.J., 2011年2月3日 -- 米国とカナダ以外の国々ではMSDとして知られるMerck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.は本日、2010年度第4四半期および2010年度通年の決算を発表しました。当社は、合併会計の調整、事業再構築費用および統合関連費用を除いたnon-GAAPベースでの2010年度第4四半期の1株当たり利益(EPS)を0.88ドルと発表しました。合併会計の調整にはvorapaxarの臨床試験プログラムの関連費用17億ドルが含まれています。2010年度第4四半期のGAAPベースのEPSは(0.17)ドルでした。また特定の項目を除く2010年度通年のnon-GAAPベースのEPSを3.42ドル、GAAPベースでのEPSは0.28ドルと発表しました。

2010年度第4四半期の全世界での売上総額は121億ドルでした。GAAPベースの2010年度第4四半期の純損失1は5億3,100万ドルでした。2010年度通年の全世界の売上は460億ドルで、GAAPベースの当期純利益は8億6,100万ドルでした。

GAAPに基づくEPSを特定項目を除きnon-GAAPベースに調整したEPSは次の表のとおりです。2009年度第4四半期および2009年度通年の以下の業績には、2009年11月4日の統合完了以降の旧シェリング・プラウ社の業績が含まれています。

GAAPに基づくEPSを特定項目を除きnon-GAAPベースに調整したEPS
GAAPに基づくEPSを特定項目を除きnon-GAAPベースに調整したEPS

1 Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.に帰属する純損失。

2 GAAPベースで算出したEPSとnon-GAAPベースで算出したEPSとの差額を表し、調整項目による影響額を加重平均株で除した額とは異なる場合があります。

3 Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.は、特定項目の性質や事業の業績および傾向に関する分析への影響を考慮し、特定の項目を除いたnon-GAAPベースの2010年度および2009年度の費用情報を上記の表および4ページと5ページの表で提供しています。経営陣は、この情報が会社業績に関する投資家の理解を深めるものと考えています。これはGAAPに基づき算出された情報に関する追加情報であって、その代わりとなるものではありません。これらの項目についての詳細は、本報告書に添付された表2aと表3b(脚注を含む)を参照してください。

4 2010年度第4四半期および2010年度通年の金額には、実行中の研究開発の減損損失としてそれぞれ22億ドルおよび24億ドルが含まれます。この費用には統合に伴い計上されたvorapaxarに関連する無形資産の評価減17億ドルが含まれます。2010年度および2009年度の残りの金額は、統合により認識された無形資産の償却および在庫に対する合併会計調整の償却に関する費用を表します。

5 調整項目の法人税見込額が含まれます。また2010年度通年の金額には在外企業の税率の改正による3億9,100万ドルの税効果(これにより統合に伴い計上された無形製品の繰延税金負債が圧縮されました)が含まれるほか、米国の医療制度改革法に関連する税金費用1億4,700万ドルが含まれます。

「当社は本日、堅調な売上実績、大幅な経費削減、二桁台の収益成長に支えられた充実した第4四半期の決算を発表した」とケネス・C・フレージャー社長兼最高経営責任者(CEO)は述べています。「この業績は、当社の統合が製品ポートフォリオの拡大、後期開発品の確保、そして世界各国での事業基盤の拡充において奏功したことを明らかに物語っている」

「今後も持続可能な利益につながる成長を見据えていく」ともフレージャー氏は述べています。「そのために、当社は持続的革新、基幹事業への統制のとれた資本投下、非効率な業務を継続的に削減していく。新会社として初年度を経験した世界各地の当社社員は現在、患者の方々や当社の顧客、株主に価値をもたらすべく、統合によって生まれた多くの新しい可能性に熱意をもって取り組んでいる」


事業ハイライト

  • Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.は現在世界中の主要市場で10を超える医薬品を上市中です。


  • 以下を含め、当社は引き続きパイプラインを進展させていきます。

  - C型肝炎ウイルス(HCV)に使用される試験中の経口プロアテーゼ阻害剤boceprevirは米国食品医薬品局(FDA)の優先審査が認められ、欧州連合においても早期審査対象となっています。
  - JANUMET®(sitagliptinおよびmetformin hydrochloride)について試験中の徐放性製剤の新薬申請をFDAが受理しました。
  - CETP阻害剤anacetrapibの第3相DEFINE試験では、冠動脈疾患(CHD)またはCHD相当のリスクを有する患者において、主要安全性評価項目に関してプラセボとの有意差は認められませんでした。また24週目において、anacetrapibはすでにスタチンで治療済みの患者のLDL-C(悪玉コレステロール)を40%低下、HDL-C(善玉コレステロール)を38%上昇させました。さらに24週目にガイドラインで推奨されるLDL-Cの目標値を達成しました。
  - ridaforolimusが第3相SUCCEED試験でトップレベルの結果を収め、転移性の軟組織または骨肉腫の患者に対する主要エンドポイントを達成しました。

  • また2010年度第4四半期には、VYTORIN®(ezetimibe/simvastatin)が慢性腎疾患患者における主要な心血管イベントの発生を有意に低下させることを示したSHARP試験の結果を発表しました。SHARP試験は、LDLコレステロール低下製剤が主要な心血管イベントおよびアテローム性動脈硬化イベントの発現を低下させることを示した慢性腎疾患患者における唯一かつ初のプロスペクティブな臨床試験です。


  • 当社はParexel International Corporationとの協働によるバイオ後続品の開発を引き続き支持します。


  • 当社は1型および2型糖尿病の治療に可能性を持つグルコース反応性インスリン製剤を開発する株式非公開企業のSmartCells, Inc.を買収しました。


  • 当社は優先債券20億ドルの公募を完了しました。この売却代金は一般費に使用する予定です。

2010年度第4四半期および2010年度通年の決算

下記補足のnon-GAAPベースの2009年度合算売上は、旧Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.と旧シェリング・プラウ社との2009年度第4四半期および2009年通年の業績を合わせたものを反映するため調整されています。詳しい内容は本報告書の9ページの注記をご覧下さい。

non-GAAPベースの2009年度合算売上

6ヒューマンヘルスには世界中の処方医薬品と米国とカナダ以外におけるコンシューマー・ヘルスケア製品の売上が含まれます。コンシューマー・ケアには米国とカナダのコンシューマー・ヘルスケア製品の売上が含まれます。
7その他の収益には主に提携による収益、雑収益、第3者からの受託製造による収益が含まれます。Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.が計上したAstraZeneca LP社からの2010年度第4四半期の収益は3億200万ドルで、2010年度通年では13億ドルでした。

2010年度第4四半期および2010年度通年の費用およびその他の情報

以下に示す2010年度第4四半期と2010年度通年の業績は、統合後の両社の業績を反映しています。2010年度のnon-GAAPベースの費用の増加は、主に旧シェリング・プラウ社との統合によるものです。

以下に記載する2010年度第4四半期のGAAPベースの費用総額は127億ドルでした。これには合併会計の調整、事業再構築費用、統合関連費用の39億ドルが含まれます。

以下に記載する2010年度通年のGAAPベースの費用総額は436億ドルでした。これには合併会計の調整、事業再構築費用、統合関連費用の114億ドルが含まれます。2009年度の比較情報は以下をご参照下さい。

第4四半期
通年

2010年度第4四半期の粗利益は63.3%で、2010年度通年では60.0%でした。これらは上述の合併会計の調整と事業再構築費用によるマイナスの影響をそれぞれ10.8%および15.2%反映しています。

2010年度第4四半期の関連会社からの持分収益は1億7,100万ドルで、2010年度通年では5億8,700万ドルでした。関連会社からの持分収益には主にAstraZeneca LP社、Johnson & Johnson Merck Consumer Pharmaceuticals Company、Sanofi Pasteur MSD合弁事業の収益が含まれますが、Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.とシェリング・プラウ社の合弁事業およびMerial Limited (Merial)社の収益は含まれません。

2010年度第4四半期のその他の費用(利益)は純額で3億900万ドルでした。これにはベネズエラの通貨切り下げによる為替差損1億2,000万ドルが含まれます。2010年度通年の費用(利益)は純額で13億ドルでした。これにはすでに公表した法定準備金9億5,000万ドル、ベネズエラの通貨切り下げによる為替差損2億ドル、および2010年度第2四半期に行った AstraZeneca LP社の資産選択権の行使により認識した利益4億4,300万ドルが反映されています。2009年度第4四半期のその他の費用(利益)は純額で78億ドルの利益でした。これは主にMerck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.とシェリング・プラウ社の合弁事業の支配権の取得に伴う利益75億ドルを反映しています。2009年度通年のその他の費用(利益)は純額で107億ドルの利益でした。これにはMerck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.とシェリング・プラウ社の合弁事業の支配権の取得に伴う利益75億ドル、およびMerck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.のMerial社に対する持分の売却益32億ドルが含まれます。

2010年度第4四半期のGAAPベースの実効税率28.7%は、合併会計の調整、事業再構築費用、統合関連費用による影響を反映しています。これらの項目を除いた2010年度第4四半期のnon-GAAPベースの実効税率は14.1%でした。GAAPベースとnon-GAAPベース両方の実効税率が2010年度第4四半期に施行された研究開発の税額控除を含む優遇税制延長法によるおよそ8,000万ドルの税効果を反映しています。


財務目標

Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.は2011年度通年の収益は、2010年度通年の収益460億ドルを基準とし一桁台前半から中盤の成長率を予想しています。

当社は2011年度通年において特定の項目を除くnon-GAAPベースのEPSを3.64ドルから3.76ドル、GAAPベースのEPSを2.05ドルから2.33ドルとすることを目標にします。2011年度のnon-GAAPベースのEPSには合併会計の調整、事業再構築費用、統合関連費用は含まれません。

2011年度のEPS目標およびその他の財務目標は、Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.がREMICADE®(infliximab)とSIMPONI®(golimumab)のすべての権利を関連市場で保持することを想定しています。さらに2011年度の財務目標は、アニマルヘルス事業が年度を通じ継続して純売上高と営業経費を計上することを想定しています。これらの財務目標は合弁事業の設立後に調整する予定です。

GAAPベースで算出した2011年度予想EPSの、特定項目を除くnon-GAAPベースのEPSへの調整は、以下の表のとおりです。

合弁事業を除くnon-GAAPベースの研究開発費は、2011年度通年でおよそ81億ドルから85億ドルと予想しています。この目標値には事業再構築費用と実行中の研究開発の減損損失は含まれません。

当社は2011年度の連結ベース、non-GAAPベースの税率はおよそ20%から22%と予想しています。

欧州でますます強まる金融引き締め政策、米国の度重なる医療制度改革の影響など業界を取り巻く重圧やvorapaxarの臨床プログラムの策定を勘案し、当社はすでに公表した2009年度から2013年度にかけてのnon-GAAPベースの年間平均成長率を一桁台後半とする目標を修正しました。

2011年度通年

8調整項目の法人税額の見込額を表します。

製品業績-ヒューマンヘルス

骨疾患、呼吸器系疾患、免疫系疾患および皮膚疾患
喘息治療とアレルギー性鼻炎の症状緩和に使用される1日1回経口投与剤SINGULAIR®(日本製品名:シングレア®、一般名:モンテルカストナトリウム)の2010年度第4四半期における全世界での売上は、前年同期比7%増の13億ドルでした。SINGULAIR®の2010年度通年における全世界での売上は、前年比7%増の50億ドルでした。

アレルギー性鼻炎の症状に使用されるスプレー式点鼻薬、鼻吸入コルチコステロイドNASONEX®(日本製品名:ナゾネックス ®、一般名:モメタゾンフランカルボン酸エステル)の2010年度第4四半期の全世界での売上は3億300万ドルで、2010年度通年では12億ドルでした。

REMICADE®(infliximab)の2010年度第4四半期の売上は7億1,000万ドルで、2010年度通年では27億ドルでした。REMICADE®は炎症性疾患の治療に使用されます。SIMPONI®(golimumab)の2010年度第4四半期の売上は4,200万ドル、2010年度通年では9,700万ドルでした。一部の炎症性疾患に対して月1回皮下投与するSIMPONI® は世界18カ国で発売されており、その他の世界市場での発売も予定されています。Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.の子会社は、中国、日本、インドネシア、台湾、香港を除く米国以外の国々でREMICADE®とSIMPONI®の独占販売権を持っています。この当社子会社のREMICADE®とSIMPONI®の販売に対する権利をめぐっては、すでに公表のとおり Centocor社と仲裁手続きで係争中です。

循環器系疾患
コレステロール低下製剤であるZETIA®(ezetimibe)(日本製品名:ゼチーア®、一般名:エゼミチブ)とVYTORIN®(ezetimibe/simvastatin)の2010年度第4四半期の全世界での売上はそれぞれ6億2,900万ドルおよび5億6,200万ドルでした。全世界における2010年度通年の売上はZETIA®が23億ドル、VYTORIN®が20億ドルでした。

糖尿病および肥満
2型糖尿病に対する治療薬であるDPP-4阻害薬JANUVIA®(日本製品名:ジャヌビア®、一般名:シタグリプチン)の2010年度第4四半期の全世界での売上は、前年同期比21%増の6億7,500万ドルでした。1錠で2型糖尿病の主要な3つの病態全てに対応するJANUMET®(sitagliptinおよびmetformin hydrochloride)の2010年度第4四半期における売上は2億8,800万ドルで、前年同期比42%増でした。2010年第4四半期のJANUVIA®/JANUMET®を合わせた売上は、前年同期比27%増の9億6,200万ドルでした。2010年度通年の全世界におけるJANUVIA®の売上は24億ドルで、JANUMET®は9億5,400万ドルでした。JANUVIA®とJANUMET®を合わせた2010年度通年の売上は、前年比29%増の33億ドルでした。

感染症
HIV-1感染症の治療に対し、他の抗レトロウイルス薬との併用で使われるHIVインテグラーゼ阻害薬ISENTRESS®(日本製品名:アイセントレス®、一般名:ラルテグラビル)の2010年度第4四半期の全世界での売上は3億1,300万ドルで、前年同期比34%増でした。2010年度通年の全世界での売上は11億ドルで、前年比45%増でした。
慢性C型肝炎に対する治療薬であるPEGINTRON®(日本製品名:ペグイントロン®、一般名:ペグインターフェロン・アルファ-2b)の2010年度第4四半期の全世界での売上は1億9,800万ドルで、2010年度通年では7億3,700万ドルでした。

多角的ブランド
Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.の多角的ブランドとは、独占販売権の期限が近づいている、または先進国市場においてすでに特許が切れているが、他の世界市場を中心として提供を続けているヒューマンヘルス製剤のことです。

降圧剤 COZAAR®(日本製品名:ニューロタン®、一般名:ロサルタンカリウム)/HYZAAR® 9(日本製品名:プレミネント®、一般名:ロサルタンカリウムおよびヒドロクロロチアジド)の全世界における2010年度第4四半期の売上は4億1,500万ドルで、前年同期比57%減でした。COZAAR®/HYZAAR® の2010年度通年の全世界における売上は21億ドルで、前年比で41%減でした。COZAAR®/HYZAAR®の独占販売権を米国およびヨーロッパの主要市場で喪失したことにより、両剤の売上が引き続き大幅に低下しています。

中枢神経系疾患および眼科系疾患
急性片頭痛に対する錠剤MAXALT®(rizatriptan benzoate)の全世界における2010年度第4四半期の売上は1億4,900万ドルで、前年同期比5%減でした。全世界における2010年度通年の売上は5億5,000万ドルで、前年比4%減でした。

手術中に使用される筋弛緩回復剤であるBRIDION ®(日本製品名:ブリディオン®、一般名:スガマデクス)の2010年度第4四半期の売上は4,000万ドルで、2010年度通年では1億300万ドルでした。BRIDION ®は現在、米国以外の世界30カ国以上で発売されています。

がん
ある種の脳腫瘍の治療に使用するTEMODAR®(temozolomide)(日本製品名:テモダール®、一般名:テモゾロミド)の2010年度第4四半期の売上は2億6,600万ドルで、2010年度通年では11億ドルでした。

化学療法で誘発される悪心、嘔吐の治療に使用されるEMEND®(aprepitant)の2010年度第4四半期の全世界における売上は、前年同期比23%増の1億1,000万ドルで、2010年度通年では前年比19%増の3億7,800万ドルでした。

卵巣がん、転移性乳がん、およびカポジ肉腫の治療用CAELYX®(ペグ化リポソーマルドキソルビシン塩酸塩) の2010年度第4四半期の売上は7,500万ドルで、2010年度通年では2億8,400万ドルでした。すでに公表しているとおり、CAELYX®の販売権は2010年12月31日にジョンソン&ジョンソン社に移管されました。

ワクチン10
子宮頸がん予防ワクチンGARDASIL®(4価ヒトパピローマウイルス(HPV)(6、11、16、18型)組換えワクチン)の2010年度第4四半期の売上は2億2,100万ドルで、前年同期比20%減でした。この減少の要因は主に2009年度第4四半期に行われたCDCの戦略的国家備蓄のための政府購入によるものです。GARDASIL®の2010年度通年の全世界における売上は9億8,800万ドルで、前年比12%減でした。


9 COZAAR®およびHYZAAR®はE.I. duPont de Nemours & Company (Wilmington, Del)の登録商標です。

10 ヨーロッパの主要市場の多くでは、ワクチンは当社の合弁事業であるSanofi Pasteur MSDを介して販売されており、合弁事業における当社の持分は提携会社からの持分利益に計上されています。

当社が計上した、VARIVAXTM(水痘ウイルス生ワクチン)、M-M-R® II(麻疹、ムンプス、風疹ウイルス混合生ワクチン)、PROQUAD®(麻疹、ムンプス、風疹、水痘ウイルス混合生ワクチン)を含む他のウイルスワクチンの2010年度第4四半期の全世界における売上は、前年同期比14%減の2億8,500万ドルでした。この減少の要因は主に2009年に行われたCDCの戦略的国家備蓄のための政府購入によるものです。他のウイルスワクチンの2010年度通年の売上は、前年比1%増の14億ドルでした。

帯状疱疹予防ワクチンZOSTAVAX®(帯状疱疹生ワクチン)の2010年度第4四半期の売上は1億700万ドルで、前年同期は7,600万ドルでした。2010年度通年の売上は2億4,300万ドルで、前年度は2億7,700万ドルでした。2010年度第4四半期の売上は大規模な入荷待ちの対応によるものでした。この入荷待ちへの対応は少なくとも2011年度第1四半期にわたり続くと見込まれており、供給能力がその後の売上に影響すると予想しています。

女性の健康および内分泌系疾患
避妊製品のNUVARING®(etonogestrel/ethinyl estradiol膣リング)の2010年度第4四半期の全世界における売上は1億4,500万ドルで、2010年度通年では5億5,900万ドルでした。

不妊治療薬のFOLLISTIM® AQ(follitropin beta injection)(日本製品名:フォリスチム®、一般名:フォリトロピンベータ)の2010年度第4四半期の売上は1億3,800万ドルで、2010年度通年では5億2,800万ドルでした。


製品業績 — アニマルヘルス

アニマルヘルスの2010年度第4四半期の売上は8億1,500万ドルで、2010年度通年では29億ドルでした。これは反芻動物および家畜用製品において堅調な業績が継続していることを反映しています。アニマルヘルスには、すべての主な家畜やコンパニオンアニマルに対する予防、治療、疾病管理のための医薬品ならびにワクチン製剤が含まれます。当社とsanofi-aventis社は提案されているアニマルヘルス合弁事業の設立に向けての準備を続けており、2011年度上半期にこの取引が完了する予定です。

製品業績 — コンシューマー・ケア

コンシューマー・ケアの2010年度第4四半期の売上は2億5,100万ドルで、2010年度通年では13億ドルでした。これはDR SCHOLL’s®やCOPPERTONE®をはじめとする数々の主要製品の継続的な高い業績が反映されています。コンシューマー・ケアには、フットケアと日焼け対策の消費者製品や多様な市販薬が含まれます。

その他の情報

従業員数
2010年12月31日現在、当社には約94,000人の従業員がいます。

注記
本報告の3ページ目および最後に添付されている一覧表に、当社の製品売上による収入を統合前と比較可能な形式でnon-GAAPベースの合算売上を掲載しています。Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.は、この表にある期間の初めに統合が完了したとみなした場合の、四半期全体および通年のMerck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.とシェリング・プラウ社の業績を反映するためにGAAPに基づく売上を調整したものを、non-GAAPベースの合算売上に関する補足資料としています。この補足情報は、本社の製品および会社業績に関する投資家の理解を深めるためのものです。GAAPに基づき算出された売上に関する追加情報であって、その代わりとなるものではありません。non-GAAPベースの合算売上に関する補足資料は本報告の一部である表3および表3aに掲載しており、本日8-Kに追加情報を記載しました。

コンファレンス・コール
Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.の第4四半期決算に関する投資家向けコンファレンス・コールのライブ・ウェブキャストが同社ウェブサイトで米国東部時間の本日(2月3日)午前8時から始まります。( www.merck.com/investors/events-and-presentations/home.html )。機関投資家およびアナリストは(706)758-9927または(877)381-5782まで、メディア関係者の方々は、(706)758-9928または(800)399-7917までお電話ください。このコンファレンス・コールは米国東部時間の本日(2月3日)午前11時から2月11日午後11時59分まで閲覧できます。再放送をお聞きになるには、(706)645-9291または(800)642-1687をダイヤルし、ID No.30176534を入力してください。

Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.について
現在、Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.は世界中が健康であるための努力を続けるグローバルヘルスリーダーです。Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.は米国およびカナダ以外の地域ではMSDの名称で知られています。処方せん医薬品、ワクチン、生物学的療法および一般向けならびにアニマルヘルスケア製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140か国以上の国で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。さらに、さまざまな方針、プログラムおよびパートナーシップを通じて医薬品を必要とする人々への医薬品の寄付や供給を行い、医薬品へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。詳細については、 http://www.merck.com/ をご参照ください。

Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.の将来に関する記述についての注記
このプレスリリースは、米国の1995年私的証券訴訟改革法(the Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の免責条項で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの記述は、Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.と旧シェリング・プラウ社の統合による利得に関する記述などが含まれ、将来の財務と営業結果、会社の連結計画、目標、期待と意図、並びに歴史的事実ではないその他の記述が含まれています。こうした記述は、Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.の経営陣の現時点での信条と期待に基づくもので、相当のリスクと不確実性が含まれています。実際の成果が、将来に関する記述で述べたものと異なる場合もあります。

とりわけ以下の要因については、将来に関する記述で述べたものと実際の成果が異なる可能性があります:Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.と旧シェリング・プラウ社の統合で期待した相乗効果が実現しない可能性、または期待した期間中に実現しない可能性について;医薬品業界の規制やヘルスヘア関連の立法が及ぼす影響について;ビジネスの統合が達成しないリスクについて;取引関係の維持を以前より困難にする統合の途絶について; Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.による将来の市況予測の正確性について;画期的製品に対するMerck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.の特許権やその他の保護の有効性への依存について;米国や国際的な規制・保健政策の新規制定や変更、並びに訴訟や規制措置の対象となる可能性について;

Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.は、新たな情報、新たな出来事、その他いかなる状況が加わった場合でも、将来に関する記述の更新を行う義務は負いません。将来に関する記述の記載と大きく異なる成果を招くおそれがあるこの他の要因については、Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A.に関するForm 10-Kの2009年度年次報告書およびSECのインターネットサイト(www.sec.gov)で入手できる米国証券取引委員会(SEC)に対するこの他の書類で確認できます。

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