在宅自己注射に関するQ&A

在宅自己注射に関するQ&A

 

 

在宅自己注射に関するQ&A
フォリスチムペン® /フォリスチム®注カートリッジ

フォリスチムペン® /フォリスチム®注カートリッジの在宅自己注射に関して、
よくご質問いただく内容とその答えを紹介しています。

● フォリスチムペン®の使用に際しては、製品箱に同封されている取扱説明書をご確認ください。
● 症状、治療の内容、副作用などの質問がある場合は、かかりつけの医療機関にお尋ねください。
● 本サイトに掲載されている内容以外の、注射の操作方法の詳細や、操作方法以外の
お薬に関する質問は、かかりつけの医療機関、もしくは下記へお問い合わせください。
MSD株式会社 MSDカスタマーサポートセンター
フリーダイアル:0120-024-964
受付時間: 9:00~17:30(土日祝日・当社休日を除く)
● 本サイトの内容に関するお問い合わせ


フォリスチムペン®

フォリスチム®

【注射前の準備】

  • Q1. 薬液のチェック(空うち)をしようとしたが、針先に薬液が出てきません。どうしたらよいですか?

    A1. 薬液が針先から出てこない場合は、出てくるまで「薬液のチェック」の手順を繰り返してください。
    フォリスチムペン®取扱説明書をご参照の上(9ページ/8 注射針を通るカートリッジの薬液チェック【手順10】~【手順12】)、以下の点について、確認してください。

    ① カートリッジホルダーへの、ペン本体の取り付けが不十分である可能性があります。
     ⇒今取り付けられている針を取り外し、ペン本体をカートリッジホルダーへ強く締めこんでください。
    カートリッジホルダー側の三角印()が、紺色のペン本体側の黄色い位置マーク()の中央にくるようにしてください。新しい注射針をフォリスチムペン®に取り付け「薬液のチェック」の手順を繰り返してください。

    ② 注射針が正しく取り付けられていない、または注射針がどこかで詰まっている可能性があります。
     ⇒新しい注射針に交換して「薬液のチェック」の手順を繰り返してください。

    ③ フォリスチム®注カートリッジが空になっている可能性があります。
     ⇒カートリッジが空になっていることを確認してから、新しいカートリッジに交換してください。

  • Q2. 薬液のチェック(空うち)は毎回行わなければならないのですか?

    A2. はい、投与の度に必ず行ってください。正しい用量の注射を行うために必要です。
    未使用のカートリッジをフォリスチムペン®に取り付けた場合、および使用中のカートリッジを使う場合も、新しい注射針を取り付けるごとに、毎回確認してください。

  • Q3. 薬液のチェック(空うち)で薬液量が減ってしまいますが、注射するときに薬液が足りなくなることはないですか?

    A3. フォリスチム®注カートリッジには薬液のチェック(空うち)で使用する分も含めて、余裕をもたせた薬液量が充填されていますので、毎回薬液チェック(空うち)を行っても、液量が不足することはありません。

  • Q4. 薬液のチェック(空うち)の際、針先から液がたくさん出てしまいましたが、薬液が足りなくなることはありませんか?

    A4. 針先から漏れ出る液量は、1滴から数滴と外気温度の差で多少の違いはあります。
    数滴の範囲であれば問題ありませんが、あまりにも多く出ると感じられる場合は、薬液が不足する可能性がありますので、処方された医療機関に相談してください。

  • Q5. 一度使用した針を、再度使用することはできますか?

    A5. 再使用することはできません。注射を行う度に、新しい注射針を使用してください。

  • 【注射の方法】


  • Q6. 注射する時間が予定より大きくずれてしまいましたが、どうしたらよいですか?

    A6. 注射時間がずれたことを主治医に連絡し、指示を仰いでください。
    (注射は、指示された時間に行ってください。)

  • Q7. 注射部位は毎回変えた方がよいですか?

    A7. 注射部位の腫れや痛みなどの発現頻度を低下させるために、注射部位は毎回少しずつ変えて下さい。

    注射部位は、へその下や太ももが適しています。

    フォリスチム®







       注射針を刺したときに、強い痛みや血液の逆流を見た場合は、直ちに針を抜いてください。
    手順を再度確認の上、注射針を交換して、部位を変えて注射してください。

  • Q8. 注射の際、皮膚をつまむ必要がありますか?

    A8. 使用する注射針の長さによって対応が違います。
    ① 針先の長さが8mm以上の場合(つまんでください)
    「BDマイクロファインプラス29G-F」(針の長さ12.7mm)と、「BDマイクロファインプラス™(31G)」で針先の長さが8mmの場合は、消毒した部分の皮膚をつまみ90°になるように注射針を根元まで刺してください。
    投与(注入)時、強く皮膚をつまんだままでいると、投与後薬液が漏れることがありますので、投与終了前には少し緩めて下さい。

    フォリスチム®





       ② 針先の長さが5mmの場合 (つままずに注射してください)
    「BDマイクロファインプラス™(31G)」で針先の長さが5mmの注射針を使用する場合は、皮膚をつままずに注射してください。

    製品名
    針先の長さ
    保護シールの色
    BDマイクロファインプラス
    29G-F
    12.7mm
    桃色
    BDマイクロファインプラス™
    8mm
    青色
    5mm
    紫色
  • Q9. 注射の際、途中で針がはずれて薬液が外に漏れてしまいましたが、どうしたらよいですか?

    A9. 液漏れした薬液量が不明な為、再度注射すると過量投与になる恐れがあります。
    液漏れしたことを主治医に報告してください。

  • Q10. 注射の途中で注入ボタンを押しこむことができなくなり、ダイヤルの目盛りが”0”になりませんでしたが、どうしたらよいですか?

    A10. フォリスチム®注カートリッジが途中で空になったため、注入ボタンを完全に押し込むことができなくなったと考えられることから、最初にセットした薬液量の全量が注射されていません。
    以下の手順に従って、不足分の薬液量を注射してください。


    ① 注射量表示窓に示された数字が不足分の薬液量ですので、これを治療記録にメモしてください。
    ② 使用済みの注射針を外し正しく廃棄した後、”450”の表示を過ぎるまでダイヤルを回し、最後まで回しきったら注入ボタンを完全に押し込み、注射量表示窓の数字を”0”に戻してください。
    ③ 新しいカートリッジと新しい注射針をフォリスチムペン®に取り付けてください。
    ④ ダイヤルを回し、治療記録にメモしておいた不足分の注射量を設定してください。
    先程とは別の注射部位の準備を行い、不足分の薬液を注射してください。

    ※フォリスチムペン®取扱説明書をご参照ください(18ページ/14 カートリッジ内のフォリスチム®注射液の量が足りない場合)。
  • Q11. フォリスチム®注カートリッジの残量が、今日の注射量に足りない場合、どうしたらよいですか?

    A11. 以下の2つの方法のどちらかの対応をしてください。

    対応1:フォリスチム®注カートリッジを外して新しいカートリッジをフォリスチムペン®に取り付けて、通常の手順に従って、注射を行ってください。

    対応2:カートリッジは交換せずに注射量を設定し、フォリスチム®注カートリッジに残っている薬液を注射してください。注入ボタンは完全に押し込むことが出来ず、注射量表示窓に”0”が現れませんが、注射量表示窓に示された数字は不足分の薬液量を表しています。
    不足分の薬液量は必ず治療記録にメモしてください。使用済みの注射針を外し、正しく廃棄した後、“450”の表示を過ぎるまで用量表示つまみを回し、最後まで回しきったら注入ボタンを完全に押し込み、注射量表示窓の数字”0”に戻してください。
    新しいカートリッジと新しい注射針をフォリスチムペン®に取り付けください。
    ダイヤルを回し、治療記録にメモしておいた不足分の注射量を設定してください。
    先程とは別の注射部位の準備を行い、不足分の薬液を注射してください。


    ※フォリスチムペン®取扱説明書をご参照ください(18ページ/14 カートリッジ内のフォリスチム®注射液の量が足りない場合)。
  • 【注射後】


  • Q12. 薬液のチェック(空うち)を忘れて注射してしまいましたが、どうなりますか?

    A12. 薬液のチェックをせずに注射すると、セットした注射量よりも少ない量しか投与されない可能性があります。
    薬液のチェック(空うち)を忘れて注射してしまった事を記録して、主治医の先生に報告してください。

  • Q13. 指示された通りの量で注射し、記録しました。計算上はフォリスチム®注カートリッジ内の薬液がなくなるはずですが、まだ残っています。正しく注射ができていなかったのでしょうか?

    A13. フォリスチム®注カートリッジには薬液のチェック(空うち)で使用する分も含めて、余裕をもたせた薬液量が充填されています。
    フォリスチムペン®の操作を正しく行い、注射した後のペンの目盛りが”0”に戻っていることを確認していれば、薬液が残っていても問題ありません。

  • Q14. 注射の後、注射針を皮膚から抜いたときに、薬液がこぼれてしまいました(皮膚がぬれていた)が、どうしたらよいですか?

    A14. 注射量表示窓の数値が”0”になっていること、10秒間待って針を抜いていることが確認できていれば、正しい手順で注射されていますので、問題ありません。
    正しい手順で注射できなかった場合やこぼれた液量が多い場合などは、処方された医療機関に相談してください。


    (参考)注射時の注意点
    ○注射針を根元まで刺し、注入ボタンを押したら、必ず10秒待ってから注射針を抜いてください。

    ○投与(注入)時、強く皮膚をつまんだままでいると、投与後薬液が漏れることがありますので、投与終了前には少し緩めて下さい。
    (注1)10秒間待ってから抜いてください。
    (注2)針先の長さが5mmの 「BDマイクロファインプラス(31G)」を使用する場合は、皮膚をつままずに注射してください。


    ※フォリスチムペン®取扱説明書をご参照ください(12ページ/10 フォリスチムペン®とカートリッジを使用した注射方法【手順15】)

  • Q15. 注射針がペンからはずれませんが、どうしたらよいですか?

    A15. 以下の操作を行ってください。

    ① 針を回す方向が間違っている可能性があります。
    ⇒カートリッジホルダーを持ち、注射針を引っ張りながら反時計回りに回してください。

    フォリスチム®

    ② 針ケースが空回りしている可能性があります。
    ⇒針ケースを付けて、針ケースの根元とカートリッジホルダーの針取りつけ部をしっかりもって回してください。
    フォリスチム®フォリスチム®
  • 【保管・携帯】


  • Q16. 病院(または薬局)で処方されたフォリスチム®注カートリッジを家に持ち帰るまでの間、クーラーバッグ等で冷やしておく必要はありますか?

    A16. 移動中の保存温度が25℃以下の遮光であれば、クーラーバッグ等は必須ではありません。
    帰宅後速やかに冷蔵庫に保管ください(凍結は避ける)。
    夏季など25℃を超える場合は、クーラーバッグ等を準備いただく事をお勧めします。 冬季寒冷地などでは凍結を避けるために、クーラーバッグ等を準備いただく事をお勧めします。


    (参考)フォリスチム®注カートリッジの保管方法
    ○遮光
    ○凍結は避ける。凍結したものは使用しないでください。
    ○2~8℃の冷蔵庫内で保管。未使用であれば使用期限まで使用可能。
    ○25℃以下で保管。未使用でかつ使用期限内であれば3ヵ月間まで使用可能。
    ○使用開始済みのカートリッジは、2~25℃で保管。初回使用開始から最大28日間まで使用可能。
  • Q17. 未使用のフォリスチム®注カートリッジを、冷蔵庫に入れずに置いてしまいました。使えますか?

    A17. 未使用のフォリスチム®注カートリッジは、遮光かつ25℃以下(ただし凍結を避ける)で保管されていれば、使用期限内で3ヵ月間まで使用可能です。


    (参考)フォリスチム®注カートリッジの保管方法
    ○遮光
    ○凍結は避ける。凍結したものは使用しないでください。
    ○2~8℃の冷蔵庫内で保管。未使用であれば使用期限まで使用可能。
    ○25℃以下で保管。未使用でかつ使用期限内であれば3ヵ月間まで使用可能。
    ○使用開始済みのカートリッジは、2~25℃で保管。初回使用開始から最大28日間まで使用可能。
  • Q18. 使用を開始したフォリスチム®注カートリッジは、使い終わるまでどのように保管すればよいですか?

    A18. 使用を開始したフォリスチムペン®に取り付けられたフォリスチム®注カートリッジは、針を外してペンの保護キャップをかぶせて、そのまま遮光された冷蔵庫内(2~8℃、凍結は避ける)で保管してください。


    (注1)フォリスチムペン®に注射針を取り付けたままで保管しないでください。

    (注2)一度でも注射針でゴム製インレイ(ゴム栓)に穴をあけた使用中のフォリスチム®注カートリッジは、2~25℃で最大28日間しか使用できません。
  • Q19. 前回の治療周期で余ったフォリスチム®注カートリッジは、次の周期の治療で使えますか?

    A19. カートリッジの使用期限内でも、初回の使用開始から最大28日までしか使用できません。

    (注1)一度でも注射針でゴム製インレイ(ゴム栓)に穴をあけた使用中のフォリスチム®注カートリッジは、2~25℃で最大28日間しか使用できません。
    (注2)使用期限を越えたフォリスチム®注カートリッジの薬液は使用しないでください。
  • Q20. 旅行に行くのですが、フォリスチム®注カートリッジやフォリスチムペン®の機内持ち込みはどうしたら良いですか?

    A20. 事前にご利用の航空会社へ確認しておくことをお勧めします。また、海外へ渡航する場合、持ち込みが可能な薬剤かどうか渡航先の在日大使館などへ確認しておくとよいでしょう。