うつ病の回復期

うつ病の回復期


うつ病の回復期はどのように過ごしたらいいですか?

やりたいと感じることを少しずつ無理のない範囲でしてみましょう。

抗うつ薬などでの治療によって症状が和らいでくると、気力も回復し、物事への関心や興味も少しずつ湧いてくるようになります。また、体調も徐々に回復し、自然にやりたいと感じることが出てきます。このような時期になれば、回復の程度に合わせて1日の予定を立て、その予定にそって生活してみましょう。

ただし、このような回復期には調子のよい時と悪い時の差が大きく、体調もまだ万全の状態ではありません。調子がよい日についやり過ぎてしまうと、その疲れがうつ症状を悪化させる原因となってしまいます。どの程度のことをしたらどの程度疲れるかを予想しながら、無理のない予定を立てるようにしましょう。

また、予定は段階的に少しずつ増やすことが大切です。この時期は、心身の状態が病気になる前の5割程度まで戻ったら5 割以内のエネルギーでできることを、6割程度まで戻ったら6割以内のエネルギーでできることを・・・というように、できる範囲を同じペースで段階的に少しずつ増やしていくのがいいでしょう。

回復期の過ごし方6ヶ条

  • やりたいと感じることを、少しずつ無理のない範囲で行う。

    「 やらねば」という義務感・あせりから動くのではありません。

  • 調子のよし悪しに一喜一憂しない。

    回復期には調子の波の変動が大きいものです。よくなったり、悪くなったりしながら、だんだん治っていきます。

  • 調子がよい日にやり過ぎない/悪い日に絶望的にならない。

  • 活動の内容や範囲は、同じペースで段階的に増やしていく。

  • 決して無理をしない。

  • 無理のない予定を立てて、毎日を過ごす※。

    ※その時点で無理なくできること(例えば、テレビを見る、新聞を読む、音楽を聴く、散歩をする、など)を1日の中で時間 を割り振って実行してみましょう。どの程度のことをしたらどの程度疲れるかということを予想しながら“無理のない予定 を立てる”という作業も、回復後の再発予防のための大切な練習になります。

うつ病の回復期